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ダンマパダ物語 第9 悪の章 読了 (#116-128)

ダンマパダの因縁物語の第9 悪の章を 2023/08/31 に読了しました。ダンマパダの句でいうと第116句から第128句までに相当します。

それぞれの物語の長さはまちまちで、一日30分のペースで、すぐに読み終わるものもあれば何日もかかるものもありました。

まずはパーリ語で物語を読んだ後に、ダンマパダの句のパーリ語を分析するのですが、文脈もなくいきなり詩句を分析するよりは幾分かわかりやすいかもと思いました。なぜなら、詩句に使われている単語は物語の中でもでてくることが多いからです。

また、因縁物語の中では、特定の律、他のお経、ジャータカなど他の仏典の引用がされていることを知りました。少なくとも因縁物語が書かれている注釈書では引用が行われているようです。

ダンマパダの因縁物語については、これで1章分を読むことができましたので、一旦読むのを終了して、今度は、お釈迦様の伝記である仏伝を読んでみたいと思っています。

「仏教かく始まりき―パーリ仏典『大品』を読む 」宮元 啓一 (春秋社) という律蔵大品だいほんの現代語訳を見つけたので、この本をガイドにして律蔵に含まれる仏伝をパーリ語で読んでいきます。
(残念ながら、この本はもう中古本でしか売られていないようです。)

仏伝もダンマパダの因縁物語と同様に、抽象的な教説ではなく物語形式ではないかと予想しております。

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