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スポーツのおかげで30代で青春した2023年

2023年もあっという間に終わりました。

仕事で失敗や嫌なこともそこそこありました、
それでも、いい年だったと自信を持って言えます。

そう思える一番の理由は、30代にはなったものの、スポーツを通して本気で喜んだり、落ち込んだりすることができたからです。
これまでもスポーツをしていましたが、今年は工夫して取り組むことで、真剣に向き合うことができました。
この経験は、スポーツに限らず趣味に取り組む際のコツと得られるものを知ることができました。

自分が今年挑戦した2つのスポーツでの経験は誰かにとって役に立つ情報のはずと思い、noteに書こうと思います。


挑戦①〜新しいこと挑戦編〜

トライアスロンに挑戦!

今年は生まれて初めてトライアスロンというものに挑戦しました。
トライアスロンは水泳→自転車→ランニングを行う競技で、私はオリンピックディスタンスと呼ばれる、水泳1.5km自転車40kmランニング10kmのカテゴリに参加しました。
トライアスロンを選んだ理由は3つ、

①レアな体験ができる

②達成できるかわからないくらいの難易度

③自分の得意分野を発揮できる

①②はせっかく取り組むのなら、話のネタになるようなことをしたいと思ったからです。
③は普段自分の弱みばかり見る癖があって、強みで勝負するとどうなるかを実験してみたかったからです。
もともと持久走が得意・中学時代に水泳部だったこともあり、トライアスロンを選定しました。

トライアスロン用具もロードバイクも持っていませんでしたが、レンタル出来ることがわかったので、いけるっしょ!と思い大会2ヶ月前に申し込みをしました。

結果と気付き

結果は無事完走!
初心者の最初の目標といわれる3時間切りも達成でき、納得のいく結果でした。
トライアスロンという初めての挑戦の中で様々な気付きがありました。

①本番形式の練習の大切さ

さすがに大会までにはプロに教わりたいと思い、大会1週間前に練習会に参加しました。
練習会では各種目のフォームの指導や3種目のトレーニングを半日ほど行いました。
3種目を一気にやるトレーニングというのを大会1週間前までやってこなかったため、ここで初めて競技のハードさを体感。

結果は練習中に足が攣ってしまい、練習はやり切ることができず、残念な結果となりました。
ただ、ペース配分を間違えると足が攣って動けなくなる、という大きな収穫を得ることができ、修正すべき課題が明確になりました。
本番では足攣り防止を意識して、事前に攣り防止サプリメントの大量購入・ペース配分を意識することで、完走することができました。

仕事では事前確認の習慣を持たれている方は多いと思いますが、スポーツなど趣味の場面でも、事前の通し練習は必須だと学びました。

②自分の常識をアップデート

トライアスロン競技者は高収入の方が多いと言われています。
不純ですがお金持ちと知り合いになりたいなと思い、練習会の休憩中に参加者に話しかけてました。
話していると皆さん、やはりトレーニング量が桁違い。
通勤の10kmをランニングしたり、出社前にプールに行って泳いだり、バイクトレーニングしてからランニング通勤したりという感じでした。
自分も8kmのランニング通勤を週1日しており、充分と思っていたのですが、これには驚かされました。

この気づきは、自分のトレーニングをアップデートするきっかけとなりました。
新しいスポーツを始めることで新しい価値観の人と接し、自分の限界を広げることができるのだと感じました。

③自己理解が深まる

競技中は体力的に苦しくてメンタルはボロボロでした。
特にスイム中は
「おウチに帰りたい涙」
「結局自分は何やってもダメだ」
とか思ってました。
とか言いながらスイム終了時点では400人中100位だったりして、メンタルとコンディションが一致してないことを知りました。

学生時代の部活も同様のメンタルになったことは度々ありましたが、社会人になってこの心情と向き合うと、ただの思考の癖として捉えることができるようになっていました。
日頃からネガティブになってしまうと、プラス思考にならなくては、と思いがちだったのですが、心が折れてもとりあえず体を動かすで良いのだと気づく経験でした。

挑戦②〜ずっとやってるスポーツ編〜

なんで私が副キャプテンに?

2つ目の挑戦はラグビー
自分は小中高大、社会人とゆるーくラグビーをやっています。
強豪チームでの経験はなく、今所属しているチームも草野球ならぬ草ラグビーです。
春頃にヘッドコーチから副キャプテンへの就任を提案されました。
自分は長くラグビーをやっていますが、他メンバーに比べて知識も実力もなく、やり切れる自信はありませんでした。
ただ、あれよあれよと圧力をかけられてやや強引に副キャプテンをやることになりました。

とりあえず頑張った

副キャプテンになったからには頑張らねばと思い、自分のやれることを頑張ろうと思いました。
とは言え大それた事などできず、参加率が低い練習に毎回参加したことと、メンバーと今までよりもコミュニケーションを意識して取るようにして、1年間頑張りました。

結果と気付き

なんやかんやでリーグ優勝という成果を得ることができました!

9月から12月にかけてのリーグ戦では、学生時代くらいの喜怒哀楽があり、これまでよりも充実したシーズンを過ごすことができたなと思います。
ラグビーでもさまざまな発見があったのですが、トライアスロンと重複する部分もあるため、過去から続けているスポーツ、という観点での気付きを書こうと思います。

①役職を得る、というスパイス

今シーズンを充実して過ごすことが出来た理由は、やはり副キャプテンというスパイスにより、昨年に比べて真剣に取り組むことができたからです。
チームの勝利に繋がる大改革はできませんが、自分は練習の参加率が上がったし、試合中も積極的なプレーが増えました。
その結果か今年はチームMVPも頂くことが出来ました!

チームによると思いますが、社会人スポーツは部活に比べると参加する義務感というのがかなり薄いです。
そのため、甘えの気持ちがちょっとでも出ると練習や試合を休んでしまいがちです。
こうなってしまうと、練習や試合をしないので上達もしませんし、楽しさもソコソコです。
今年は副キャプテンになったことで、サボりずらくなったため、上達もして楽しむことが出来たのだと思います。

成果や楽しい思い出を作りたいなら、思い切って役職に就いて入り込んでみる、という手段があることを知りました。

②仕事をしている自分とのコラボ

今シーズンは、弱気な自分がチームメイトに意思を表明できるようになった、プレー面での大きな変化もありました。
これは①で向き合わないといけない立場になったから、ということもありますが、仕事で普段できていることをラグビーに取り入れてみる、という試みの結果でもあります。

ラグビーは、広いグランドを15人もの選手が力を合わせて敵陣へボールを運ぶスポーツです。
そのため、試合中に自分が得た情報やヒラメキを別のポジションの人に伝えることが重要です。
自分はそれが苦手で、いつも他の人に判断を任せていました。

ただ、普段の仕事では生産管理をしているため、各工程担当者とのコミュニケーションや種々調整をしています。
仕事で多少なりともやっているのであれば、ラグビーでもできるのではないか?、と思いやってみました。

やってみるとチームメイトはすんなりと話を聞いてくれましたし、自分も今までよりも考える習慣がつき、プレーの積極性が向上しました。

社会人での様々な経験とスポーツがコラボすることで、まだまだ自分はスポーツが上達するんだ、と驚く気付きでした。

まとめ

ここまで自分の経験を通して、社会人になってもスポーツを全力で頑張ることの良さについて書かせていただきました。

昔の自分は、社会人になったらスポーツは趣味程度で取り組んで、上手くなることも、緊張したり泣いたり、全力で喜ぶこともないと思っていました。
しかし、今年の自分はそんなことはなく、むしろいろんな経験をしてきたからこそ、学生時代よりも充実できました。

その時の手段の例として、以下があることに気付きました。
・今までやったことがないスポーツに挑戦
・チームの役職に就く

そして、取り組む際には、「自分の強みを活かす」ことがコツかなと思います。
仕事や家事の合間での練習はほとんど時間がとれません。
そんな中で成果を出しやすいのは、自分の強みを活かすことができる領域です。
自分もトライアスロンの練習はそこまでやれませんでしたが、満足のいく結果を得ることができたのは、持久力という自分の強みを活かすことができたからです。

最後に

自分は30代になって育児、仕事に日々奔走しています。
特に家族のことは優先順位1番とすることを意識していますが、自分のことも2番目と言わず1.5番目くらいにしたいと思っています。
2023年はスポーツという趣味を通して、自分の日々も充実することが出来たことが非常に嬉しかったです。

2024年も2023年に劣らないくらい充実した日々にしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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