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No.2 身を守る歩き方

日本人としてアフリカのマイナスなイメージといえば、危ない、貧しいが思い浮かびなかなかアフリカに足を踏み入れることができない人が多いと思います。実際、アフリカは日本と比べるとかなり犯罪率の高い国です。しかしジンバブエ、ブラワヨはかなり犯罪率がアフリカの中では低い地域です。だからといって油断して日本と同じことができるわけではありません。日本は本当に特別です。海外のほとんどの国に言えることですが、
夜は絶対に歩いてはいけません。
不用意にカメラ、財布、携帯などの狙われやすいものを出さない。
これらは守るべき当たり前のことだと思います。

ではこれからは私がジンバブエで半年過ごした上でさらに犯罪率に遭う可能性を下げるために行なっていることを紹介します。あくまでも私のやり方です。

犯罪率を下げる方法


1.帽子をかぶる。
2.髭を生やす。(男性)
3.サングラスをつける。
4.日焼けをする。
5.筋トレをする。
6.現地語を話す。
7.サッカーのユニフォームを着る。
8.歩道を歩かない。
9.綺麗な靴を履かない。

番号に優位性はありません。これらは全て私がやっていることです。他にも思いつけばまたアップデートします。
まず、帽子をかぶることで髪型がわかりません。日本人のようなサラサラなアフリカ人と違った髪質を見せてしまうと一瞬で違う国の人だとバレてしまうので帽子で隠すことが大事です。

髭に関しては男性のみになりますが、髭を生やすことで厳つくもなりますし、現地の人も生やしている人が多いので多少馴染むことができます。

サングラスはとても重要だと感じます。街を歩く上で危険を察知するためによく目で周囲を確認することが大事ですが、目でキョロキョロしていると怪しまれたり、危ない人と目が合う可能性があります。相手に私の目を見られないことで表情もわかりづらくなり、見た目としても強面になるのでかなり効果があると思います。

日焼けは現地人の黒い肌にできるだけ近づけることで、旅行客だと思われないので簡単に日焼けはできませんが、肌が焼けているほど現地の人と思われることができます。

筋トレをすることで体を大きく見せることができます。犯罪者は見た目が細く、か弱い人かゴリゴリの人なら弱そうな方を確実に選びます。少しでも強い見た目を作ることが大事です。

現地語を話すことは急な犯罪には役が立ちませんが、地域のコミュニティにおいて私は旅行客じゃない、ここに住んでいるんだということを示し、認められるので、日常生活の中での犯罪リスクを減らすことができます。例えば買い物に行った時現地語で話してみてください、彼らは驚きます。そして彼らは私が旅行客ではないと信じます。

サッカーのユニフォームはジンバブエではかなり役に立ちます。イギリスのプレミアリーグが大好きで、それぞれサポートするチームがあり熱狂しています。そして普段からユニフォームをきている人が多いです。私もそれに馴染んでいます。適当にユニフォームを着て現地の人たちと同じような服装をすることで目立ちません。

歩道を歩かないは現地の人に教えてもらいました。混雑していたり、色々なものを売っていたりする人がいるのでリスクが高いそうです。歩道を歩かずに車道の端っこを歩く方がスペースもありいざという時にすぐに逃げられるスペースがあります。

綺麗な靴を履くと冗談で欲しいという声をかけられることが多いです。真剣に狙ってくる人もいるかもしれません。しかしボロボロの靴を履いたらいいというわけではありません。それはいざという時走れません。普段から履き慣れている靴を履いておけばいいです。サンダルも危ないのでおすすめしません。

ということでこれらが私が感じている犯罪のリスクを減らす方法です。幸い今の所犯罪には遭っていませんし、現場も見たことがありませんが他の町では凶悪犯罪も起きていますし、夜には私の町でも強盗犯罪が頻繁に起きています。最低限のリスク管理はしつつ、それぞれの国、場所にあった方法で自分の身は自分で守ってください。


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