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心理学検定の特徴と勉強の仕方(主観)

まとめに入る前に、この試験の特徴と勉強方法を書いておきます(2718文字)

心理学検定は2008年に始まりました。2020年はコロナで実施されませんでしたが、歴史としては10年以上になりますね。

この試験の位置付けは心理学国家資格の基礎であり、心理学部で勉強している大学生の知識の確認の為でもあります。

また、心理学に興味のある人が資格として力試しする位置付けでもあります。

受験資格もほぼありませんから、受験する目的もそれぞれでしょうね。

さて、心理学検定を受験するにあたり勉強する公式な資料といえば

・心理学検定基本キーワード(以下キーワード集)

・心理学検定公式問題集

・一問一答問題集A及びB領域の2冊

となります。上記がメインになるのですが、あくまでもキーワードを凝縮したものであり、テキストと呼べるにふさわしいかと言われれば謎ですwわかりにくい文章も普通にあります。

もちろん、キーワード集を抑えないと全く戦えない訳なので、ベースのインプットの役割を担うことになりますが、心理学初学者が初見で頭に入れることを想定していない作りになっています。

実際私が初見で読み始めた時は1章【原理・研究法・歴史】分野の最初の1ページで嫌になったくらいです(酷いw)

ですので、私のブログではそんな方でも初見で頭に入れやすいように、イメージしやすいようにまとめていきます。

キーワード集に記載されている内容にとどまらず、解いた問題集や、一問一答で問われる内容を加えてインプットだけじゃなく、そのままアウトプットもできるように工夫していこうかなと思っています。

さて、ここからは具体的な勉強方法です。

まずは上記のベースの資料(キーワード集、問題集、一問一答)はそろえておいてください。

勉強方法は人それぞれあるかと思いますが、私の方法をご紹介します。

この勉強方法は全ての資格に非常に有効です(ある程度時間がある人を想定しています)

・まず、一度テキスト(基本キーワード)を読みます。この時に太字や説明された部分には一切ラインを引きません。ここで無理に暗記せず、どちらかというと理解を優先してください。目次通りに最初から読む必要はありません。興味があるところからでも大丈夫!!

・章を読み終えたら、対応する問題集を一通り解きます。おそらくあまりできないでしょう。そこで嫌にならずにひと手間かけると後々効率が上がります。

・初見ですべての選択肢の正誤が判断できた問題は次から解く必要は無し。ただし、1つでも判断できない選択肢があれば再度日をおいて解きなおします。

・問題に出てきた選択肢の該当箇所をキーワード集で探して、初めてそこでラインを引きます。ラインマーカーで文章を直接引かずに下線で(私は赤線で引いていた)。

この作業、すごく時間がかかります。また問題集とキーワード集がうまくリンクしていないので、該当箇所をみつけることがなかなかできません。そして、一番困るのが問題集にでてくる選択肢の内容がキーワード集に記載されていない場合があるのですw

・キーワード集に記載されていない用語や説明は直接キーワード集に書き込みます。情報を集約し一元化することで。インプットは全て一冊で済むようになります。

・問題集のキーワード集へのライン引きが終わったら次は一問一答の内容で同じことを行います。

すると、同じキーワードでも切り口を変えて複数回問われていることがわかってきます。一回目は赤でラインを引いたら、2回目に出てきたら緑でラインをひくといった感じです。

以上の作業を行うと、手元にある資料すべての内容が漏れなく基本キーワードに一元化されて後はひたすら該当箇所のインプットとアウトプットの繰り返しの作業で済みます。

また、問題集や一問一答は一回目より二回目、二回目より三回目と回転するにつれて選択肢の正誤判断の精度が上がっていきます。

もう間違うことがない問題集や一問一答の項目はチェックし次からは解かず、なかなか覚えられない箇所の回転を増やしていきます。

最終的にすべての問題集の選択肢、一問一答がクリア出来たら試験を受けることができるベースができたことになります。

最後に黒太字にラインマーカーで線を引いてひたすら言葉自体を暗記していく段階に入ります。

私は人以外のキーワードを緑、人物を赤にして下敷きで消したときに分けて暗記できるようにしました。

実際の私のキーワード集と問題集、一問一答の画像を上げておきますので参考にしてください。

因みに、本番の試験ですがそれだけやっても初見の問題が普通に出てきますし、ヤマ感で答えるしかない問題も結構あるのでスタンスとしては勉強した内容が本番で出てきたときに絶対に落とさないようにするってことですね。

話も長くなってきたので

試験の特徴を簡単に説明しておきます。

・キーワード集や問題集の内容で一瞬で解ける超易な問題は1割~2割

・キーワード集や問題集の内容を使って考えたら解ける問題は2~3割

・初見の選択肢が含まれ、キーワード集の内容を使って消去法もしくは2択まで絞れる問題が2~3割

・キーワード集、問題集、一問一答に記載されていないすべて初見で運ゲーもしくはたまたま自分は知っていたレベルの問題2~3割

あくまで私の主観的な見解ですがw

どれだけ内容を完璧にしても満点は取れませんし、ど忘れや勘違い、マークミスなどで100%のパフォーマンスが出せない事を考えると余裕で合格って事には決してなりませんw

また、試験慣れや選択肢の癖による正答の傾向を知っているか等どちらかというとテクニックの部分でも差が出てきます。

そして、科目によって作問者が異なることによる難易度のズレが生じたりなど様々な要因も考えないといけません。

以上の事からまとめると

時間がある人は自分でどんどん内容の深堀をしていって、キーワード集に情報を足していく。

・問題の演習量が少ないので、キーワード集から自分で問題を考えてみる。

・時間が無い人は、絶対に抑えるべき部分を取りこぼさないことだけ考える。

※裏技=公認心理士試験のテキストを合わせてやると、かなり試験範囲をカバーできる事が解りました(試験終ってから気づいたw)やっとけよ俺!!

おすすめのテキストは後日追記でリンク貼っておきますw

あ、ちなみに、前提として10科目すべてを1回で受かろうとした私の勉強スタイルですのでw

領域を分けて受験する人は時間も負担も減ります。

これから1から心理学検定取ろうという人はぜひ参考にしてくださいね。

一緒に勉強しましょう!!

さて、ようやく次からまとめやっていきます。

今回はここまで!お付き合いありがとうございました。それでは。










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