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410. 雨戸の話

小さい頃から数えると引越しを何回かし、すなわちいくつかの家に住んだことがある。
しかし、今の家に住む前は雨戸やシャッターが無かった。

ご家庭により多少は違うと思うのだが、夜になったら雨戸やシャッターは閉めるご家庭が多いようである。

祖父母の家の縁側には雨戸があった。
祖母は夕方になったらせっせと雨戸を閉めていた。
そして朝になったらそれを開ける。
毎日それの繰り返しである。
また、台風が来るような時は昼間も閉じたままだった。

ところが前述の通り、雨戸やシャッターが無い家にばかり住んでいたので、その習慣がない。
雨戸がもたらすメリットが体験として乏しい。

いま住んでいる家にはシャッターがついているが、それはずっと閉じっぱなしである。
開けると部屋の中が明るくなるのは承知しているのだが、開閉が面倒すぎて閉めっぱなしにしている。

近所の家では、朝8:00ぐらいにガラガラガラっと律儀に開けている。
恐らくそれまで住んでいた家に雨戸かシャッターがあって、開閉する行為が習慣になっているのだろう。

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