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39.スモールビジネス

おはようございます。

先日現社の代表とご飯に行ってきました。

現社の契約は新規に従業員を雇い入れるまでの間のつなぎとしてパートの私を入れるというもの。当初3月末までだった契約は、新規に雇い入れが難航したこともあり、とりあえず新規雇用決まるまで無期限延長に。

そのお話をいただいた後、意外とあっさり決まり、~4/22で終了することに。

ご飯会に関しては私の送迎会を兼ねたものとして行っていただきました。

ご飯会での話:独立ビジョン

ご飯会ではパートとしての勤務を選んだ理由の一つである、独立の話をガンガン出し、新規開業の足掛かりを見つけるということを意識していた為、今まで働いた感想と、私のビジョンを積極的にお話しました。

特に新規開業の案件をあきらめたばかりでしたので、少しでも足掛かりになれば…という気持ちもあったのですが。

ちなみに案件の流れなんかも一度記事にしていますので、読んでいただければ。

ビジネスビジョン

私が目指す薬局ビジョンはファンマーケティング事業。

今までの薬局は門前薬局がメイン。門前の病院が潤ってこそ薬局事業も潤うというもの。また、そういったコバンザメ事業なので、「医師>薬剤師」という関係性・立ち位置はあり、どうしても大きな転換を起こすのは難しい状態です。

薬剤師の存在意義は立場として「医師=薬剤師」になる必要があると思っています。

結局顔色ばかりを疑い、どうしても問題となる場合のみ疑義照会を行う方針は「袋詰め師」といわれて当たり前だと思うのですが、門前との関係性を壊しかねないようなことはできる限り回避しないと経営が傾いたときに責任が取れない。
結果勤務薬剤師の性として、思っている処方に対して疑わしい点のうち、一部のみの問い合わせとなってしまいます。

国の求める医薬分業なんかを本気で実行しようと思うなら、ある程度くさい飯になったとしても責任をとれる立ち位置にいることが絶対条件にあると思うのです。

結果、自分が経営者になることで、ここまでが医師・経営者のハードルだろうと考えていた部分を、医師のハードルだけに合わせればいいし、なお本当に患者様の為になるのであれば、処方せん1枚逃すことになっても問い合わせるという覚悟につながると思います。

結果ファンマーケティングにつながり、極端な拡張はないかもしれませんが細々とは患者様といい関係にある薬局を作れるかなと。

スモールビジネス

上記に通じる部分もありますが、人を雇えば雇うほど、「個」が出てきます。それはいい意味でも悪い意味でも。よく言われる「1+1=2」ではなく雇用は「1+1=2以上」となる。それはわかっていますが、どうしても事業が大きくなればなるほど従業員は必要となります。
増えれば増えるほど自分のビジョンが固まっていなければ特に、会社のカラーはずれていき、差別化できないと思うのです。
もともと「長い期間無理をしすぎない程度で本当の意味での地域貢献を目指す」が私の仕事のモットーなので。あまり大きな薬局のM&Aなんかは興味がないのです。

結果目指す案件は、当初は柱として門前薬局とするが、後々は門前に依存しない形でも運営できる状態をはじめから意識して仕事をするというもの。なおあまり大きな規模になればなるほど、社員を雇い入れる必要があり、もし門前の病院の処方せんがなくなってしまうとしても雇用を継続できる状態ができての雇用を考える。
一人経営者兼プレイヤーからのスタートで石橋をたたきたいというもの。
薬局に来る2パターンの人についても以前記載しましたが、結局病院から出された薬を薬局を通すことに意義を感じていない人なんかはどこで薬をもらっても一緒という考えになるため、立地ビジネスが崩壊した段階でキープが不可能になります。その反面薬剤師という職能を有用と判断してくれたような方であれば、特にあなたがいいというような方を増やせれば、多少の変革なんかにも対応できると思うのです。

社長の反応

アイデアの面白さには共感いただきましたが、私が32歳ということもあり、はじめからその規模でのビジネスを考えるのはもったいないのではということ。もっと大きく目指せばいいのにそれって実際やっていて満足できるのか?という返答。

私は規模が広がってもサイドビジネスの質を上げ、薬局規模を広げるつもりはないことを提示し、ようやく納得していましたが。

ご飯会での話:就労の感想

内部の方の反応の変化や、今までの変革などを教えていただきました。

また、時期がよければもっといてほしかった等お言葉もいただいたことには感謝ですね。

私個人としては雇用延長に喜んですぐの契約終了を告げられたことはショックですが、会社のことを考えた経営者のその判断・対応こそ「こう判断できるべき」と思っています。

まとめ

その他にもnoteにかけるような内容ではないお話も多数させていただくいい機会になりました。

短期間の労働にはなりましたが、逢瀬という機会としてはとても勉強になりました。

まだ3週間ありますが、残りも精いっぱい働きます。

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