見出し画像

性善説の前に知る事

アニメやドラマじゃないから、名職人とか言われる人間が作った刀でも切れ味は
「使うまで分からん」のは当然ですよね

そこで、
切れ味や耐久性を<試さないと>あかんって事で。
あなたならどうする?
で、考えられたのが「試し切り」

現在の対象物は「青竹」や「巻き藁」ですが、江戸時代は「人間」です

試し切り専門の「御様御用」という役職までありましたから

大名とか武士から刀の試験を依頼されると、牢屋式で用意されてる人体を使用したのですよ'ω')

しかも2体を重ねて両断。
様々な手法で切ってみて、切れ味を確認。
証明書を添えて返品する。
これ、人間の所業ですか?'_')

性善説の思想の方は、
こういう事実は無視したいでしょうね。


ですが、

世の中は冷静に事実を集めてください

試し切りに使用されている人体は、斬首刑になった罪人の死体です。
しかしもちろん、生きたまま行われる事もあったそうです。
今みたいに人権の意識が芽生えていないので、当然ですがね。
人間って改めて「ほんまに恐ろしい生き物」です

その時代の「空気」で
何にでもなれる生き物

徳川家康も豊臣に続いてキリスト教の迫害を奨励してました。
その弾圧の中、日本人の信徒が捕まります。
トマス喜右衛門です。

数々の拷問を受けても棄教する気がない様子。
その為に「死罪」を宣告。
この時にも「生きたまま、試し切り」の対象者にSELECTされました。

キリスト教の弾圧も自分らがいきなり勝手にやりだして、
それに反対するもんを試し切りとか言うて平気で殺人。

こういう歴史の反省から、
今日も我々は<権利>とか<人権>とか平気で言うて生きてられるんですよ。

1870年にもあります。
長崎鯛ノ浦郷。
キリシタン2家族、6名の人間が郷士の試し切りで殺害されています。

人間は<時代>とか言う空気さえあれば、
簡単に人殺しを合理化する生き物。
それが如実に分かるエピソードが「試し切り」です。

時代に蓋をして、いいことだけを伝える教科書ばかりですが…

それってほんまに子供の教育になるんか?
って話です。

どうせ、
興味をもつ子は知る事になる。
蓋閉じてもバレる。

こういう事実も知った上で、
自分の理論は形成すべきと考えます

人間は美しい!
みんないい人!
悪い人なんていない!

とかっていう理想論を子供に洗脳せずに

事実はちゃんと伝えましょうよ

人間は性善説でも性悪説とかじゃなくて、
事実を冷静に分析して、
見えてくる生き物です。

それも含めて人間なんです。
未知なる生き物やからこそ、考え続けないといけないのですよ

どのようなSYSTEMならば、
人間は殺し合うのか?

どのような設計ならば、
人間は愛しあうのか?

今、あちこちで殺し合いをしています。
最悪世界大戦の可能性はあります

今一度、人間は考える時です。

綺麗な言葉で子供達を洗脳したところで、
子供はもうスマホを手にして秒で事実に触れる事が可能な時代です

人間が勢ぞろいで嘘をついて洗脳してきた時代は終わっています。

大人であろうみなさんも、
自分が初等教育から受けている洗脳から目を覚まし

早く自分を生きてください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?