終末糖化産物を抑える食事とは?

皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!



今回は終末糖化産物の影響を抑える食事についてお話したいと思います。




植物を主食とする食事は、AGEs(advanced glyation end products)と呼ばれる有害な食餌性化合物の摂取を73%減少させる



新しいPhysicians Committeeの研究がMaturitas誌に植物性の食事は終末糖化最終生成物(AGEs)と呼ばれる有害な食餌性化合物の摂取量を73%減少させることを発表しました。
終末糖化産物が体内に大量に循環すると炎症と酸化ストレスを引き起こすことが分かっています。


AGEsは、ヒトの体内で糖、タンパク質、脂肪の代謝反応によって生成されるが、動物性食品をグリルなどの乾燥した条件下で高熱を加える調理は新たな終末糖化産物を大量に生成させる。そして、終末糖化産物は糖尿病や心血管疾患を含む慢性疾患の原因となることが分かっています。


PhysiciansCommit-teeが今年初めにMenopause誌に発表した研究のデータを分析したものである。この研究では
閉経後の女性で、毎日2回以上の中等度から重度のほてりを訴える閉経後女性を、低脂肪菜食にするか、通常の食生活を続けるかに割り付けられた。食事のAGEsスコアは、約5,000食分のAGEsを含むデータベースを用いて算出された。


この研究では菜食主義者グループの食事性AGEsの減少の約44%は肉の摂取量の減少によるものであり、24%は乳製品の摂取量の減少によるものであり、肉類摂取による食事性AGEsの80%は白身肉摂取によるものであった。そして、食事性AGEsの減少は、ほてりの頻度の有意な減少と関連していた。


また低脂肪菜食主義者では、重度のほてりが92%減少し、中等度から重度のほてりは88%減少した。

昨年発表されたPhysicians Committeeの研究でも、植物性の食事を摂ることで終末糖化産物の有意な減少に繋がることが分かっています。



終末糖化産物を抑えられることが様々な現代病の原因になっている慢性炎症を抑えることに繋がりますので、病気の予防に繋がります。


是非、日々の食事の参考にしていただければ幸いです。


本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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