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比較はアップルトゥアップルが基本

皆さんは、"アップルトゥアップル" という言葉をご存知ですか?

ソニーに在職していた当時、この言葉がよく使われていました。

ソニー用語だと思っていたのですが
調べてみると実は一般的用語であることが判明。

先日、商品企画プロジェクトのミーティングでご紹介したこともあり
今回は"アップルトゥアップル" についてお伝えします。


|比較するときは"アップルトゥアップル"で


商品企画プロジェクトのミーティング中
企画内容の現状との分析について
ディスカッションを実施していたときのこと。

いろいろな意見や見解で活発なディスカッションだったのですが
比較をする場面で、時折人によって前提条件が異なっていて
きちんとした比較になっていないと感じることがありました。

そういえばソニーで企画部門に所属していたときも
こんなことよくあったな~と。

そんなときは
「アップルトゥアップルで比較するとどうなるの?」
とよく皆で言っていたことを思い出しました。
(少し懐かしい気持ちもあり)

そこで、その場でググってみると
“アップルトゥアップル" という言葉が
ソニーの社内用語ではなく、一般的にも使われる言葉と判り
商品企画チームにも紹介しました。

|アップルトゥアップルとは


アップルトゥアップル(apple to apple)とは
同一条件ということです。

逆の言葉はアップルトゥオレンジ(apple to orange)
と言います。

こんな風に使います。

(グラフや表を見せる時)
「アップルトゥアップルで比較するとこのようなります」
「アップルトゥアップルだとどうなるの?」
「アップルトゥアップルになってる?」


まぁ日本語で
「同一条件で比較するとこのようになります」
「同一条件になってる?」
でもいいのですが、
横文字だと少し雰囲気が変わりますよね。

"アップルトゥアップル"
よければ使ってみてください。

|前提条件は同一かが基本


分析や比較のときは、同一条件であることが基本です。

議論やディスカッションの際には白熱してくるとどうしても
前提となる条件の確認がおろそかになりがちです。

分析や比較をする際は、
前提条件がどうなっているか?ーーー
アップルトゥアップルになっているか?

を意識することを大切にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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