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会社のルールは変えていこう!

新規事業開発や商品企画などプロジェクトを推進しているとき
皆さんは会社のルールやプロセスにどのように対応していますか?

今回は会社のルールやプロセスとどのように対処していくか
について考えてみたいと思います。


|会社のルール・プロセスは遵守すべき?


新規事業開発や商品企画をサポートしていると
時折こんな言葉を耳にします。

「会社のルールでそれはできません」
「会社のプロセスで進め方が決まっています」


会社組織において会社のルールが法律をベースにしている場合など、
必ず守らなければいけないルールは当然守る必要があります。

ですが、そういった事情がない場合で、かつ
ルールやプロセスが自分たちのプロジェクトにあわないときは
特別対応を許可してもらったり、新しいルールをつくるというのも手です。

特に新規事業開発や商品企画の推進においては
新しいことに取り組むという性質上
どうしてもこれまでの会社のルールやプロセスに
あわない状況が出てくる場合が多々あります。

|会社のルールやプロセスに合わないときは


私もサラリーマンの企画時代、プロジェクトを進めていたとき
会社のルールと合わない状況に遭遇したことがありました。

私が企画時代の最後に取り組んでいたのはソフトウェア系の企画推進。

当時、会社では基本的にハードウェアを開発するための
ルールやプロセスが設定されていました。

そんな状況下、
元々あるプロセスやルールではソフトウェア系にはあわない、
あるいはルールに沿って進めようとすると
2倍以上の労力や無駄が発生すると見込まれました。

そこでその状況をきちんと説明し、
まずはイレギュラーな対応として承認をとり
企画を進めました。

次の段階ではそれを前例にして
新しいルールへと制定
していきます。

|新しいルールをつくるコツ


新しいルールをつくるコツは以下の2つです。

① 特別な進め方をすることについて事前に承認をとっておくこと

② いきなり新しいルールをつくるのではなく、まずは特別対応で進め
それで問題ないことが分かったら新しいルールにしていく2段階作戦


ルールやプロセスを管理している部署では
なかなか冒険ができません。
何かあると自分たちの責任になってしまうからです。

一方で彼らも新しいことへチャレンジしていく気持ちはあるはずです。

したがって、丁寧な段取りを踏んで、
新しいルールやプロセスを制定したときは
それらの部署の成果になるようにします。

|まとめ


新規事業関連を進めていると
プロジェクト推進のルールやプロセスが
これまでの会社のルールやプロセスにあわなかったり
余計な時間がかかってしまうことがよくあります。

そのようなときは迷わずに
まずは特別対応で対処し、
その後はルール自体をつくってしまいましょう。

会社自体もそうやって前進していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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