テイツー[7610]の事業領域と市場

テイツーの事業体系


 

テイツーの事業は中古品の買取及び販売と新品の商品の販売で内容は以下の通り

中古品         新品
・本          ・ゲーム
・ゲーム        ・トレカ
・トレカ        ・ホビー
・ホビー

市場規模(業界地図2023年版参照)

・ゲーム市場    2021年 国内 2兆8752億円 世界 23兆4570億円
・本        2021年 国内 1兆6742億円 (電子出版含む)
・トレカ      2021年 国内 1782億円
・ホビー                   2021年 国内 8946億円 
※トレカ市場はホビーに分類されており8946億円の中にトレカが含まれる


商品別市場評価

・中古本市場
  中古本市場はあまり好調ではなく成長産業とは言えなくなったが、市場の縮小度は小さく、全体での流動性は堅調であると言える。
 コミックや漫画はセット売りやレンタルにより縮小度を減らしている。

・ゲーム市場
 規模は年々上昇しており国内では堅調に市場が拡大されており、世界ではアジアをはじめ北米地域やヨーロッパで市場が拡大されている。
要因としては、アプリゲーム市場の拡大やクラウドゲームが大きいが専用機やPCゲームの安定やeスポーツやゲーム配信による盛り上がりも寄与している。
 中古ゲームは拡大はしていないがレトロゲームが再度人気になり販売を拡大。最新ゲームはクラウドやダウンロードに移行しつつあるため中古小売りにとっては痛い。しかし中古ゲームソフト市場自体が先細るのはまだ先でありクラウドなどへの以降もまだまだ問題があり、ゲームの中古品はまだまだ存続していくと思われる。

・ホビー市場(フィギュアやグッズなど)
  プラモデルやフィギュアなどの部門はプレミアがついたり買取が強化され流動性が増しており中古市場は拡大されている。更に人気アニメやゲームタイトルなどのグッズくじが人気を博しておりホビー市場は堅調であると言える。

・トレカ市場
市場は急拡大し好調。中古市場も盛況で流動性も高くプレミアも付き投資やコレクションする人も増えており世界の市場も拡大しておりかなり堅調だと言える。

まとめ


中古全体の市場で利用人口は増えておりトレカやゲーム市場で大人が続々と参入して来ており一人当たりの利用する金額が着実に増えていて市場拡大はさらに続くと思われる。
 中古本市場はこれから出版業界の低迷とともに縮小を免れない可能性が高い。縮小スピードはゆっくりと進んでおり安定していると言えば安定はしている。しかしダウンロードやクラウド型の出版が増加することで紙媒体は減少し中古本という概念そのものがなくなってしまう可能性すらある。しかし日本の漫画文化はいまアメリカや中国をはじめとした世界中の人に人気のコンテンツになっている。確かにデジタルであればいつでもどこでも読めるが、コレクションや紙媒体の価値というものは計り知れないものがあり、効率的な価値以外の部分で漫画というものは残っていく可能性もあると言えるのではないか。
 というように中古品、特にサブカルチャーにおいて「古いもの=価値がない」というのはプレミアなどがついているものがあることで成り立たなくなっている。紙媒体の漫画や現実のトレーディングカードなどコレクション性があるものについては今後も物が製造され売られるのならば必ず市場は拡大されていくはずである。

余談

 
これは余談だが昨今流行りのNFTというものがあるが電子画像の証明書が紐づけされるというのはとても大きな技術進歩だが、絵画やアニメーションにNFTを繋げることが多いと思うのだがこの証明というものは政府機関で利用できないのだろうか。
政府のDXは急務であると私は思っているのだが、電子書類のNFT化を進めることによって各個人の証明書類などがクラウドで管理しても書類の主がわかり暗号キーでスマホなどに出すことができれば警察の身分証明や免許証の提示で虚偽申告や不携帯による人為的なミスが減り効率化が促進されるのではないかと考える。
皆さんの意見を聞かせてください


この記事は社会や経済を知る目的として作成されたものであり、何らかの取引を誘引するものではありません。事前に調べていますが正確性・完全性を保障するものではありません。この記事に起因して閲覧者様及び第三者に損害が発生したとしても執筆者、この記事に関する第三者は一切の責任を負わないものとします。



この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

サポートをしていただけると嬉しいです。いただいたサポートでおいしいものが食べた。。。いやサポートがあるとただ励みになります!!もらったサポートは参考資料の本などにも使いたいと思います。