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野生にかえろう。

野生の動物は素晴らしい身体の使い方をしています。
人間は野生動物ほどには自分の使い方をわかっていない。

街中にいる野良猫や野良犬だって
素晴らしい使い方をしています。

散歩中の犬に憧れたこともあります。
いい感じに歩いてるなあ、って。
こんなふうに歩けたら足取り軽いだろうなあ、って。
水辺にいる鳥たちにも。

野生動物の伸びやかな在り方はほんとに憧れます。


彼らが座るところを見たことありますか。
決して、よっこいしょとは座りません。
ただ単に足がパタンと折り曲がるだけで、
上半身は何事もなかったかのように変化がありません。

座るにはこうやってこうやって、だから座れます
なーんてことは考えていない。。。はず。
単に座るだけ。

もしペットを飼ってらっしゃる方、
観察してみてください。彼らが座る時には
本当に脚が曲がる以外なんの変化もないんですよ。
頭と胴体の関係も観察してみてください。
youtubeで探してみるのも面白いかもです。

人間は大抵の方が
座るとなった時上半身も下の方へ引っ張られています。
伸びやかさが失われると言ってもいい。

野生動物と人間は何が違ってしまったのでしょうか。


何代にもわたって親から子に伝えられてしまった
悪い習慣。

親が座るときに身体を縮めて座っていれば、
子供はそういうものかと知らず知らずのうちに受け継ぎます。

ですが、人のせいにばかりしても何も良くなりません。
自分で変えていきましょう。変えていけます。

アレクサンダーテクニークのレッスンでは
受け継いでしまった動きや考え方を
自分自身で認識することで、
より良い使い方を学び直すことができます。

野生動物のような伸びやかな動きを取り戻すことができるかもしれませんよ。

よろしければお願いします。たいへん喜びます。