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生活を、愛する

例えば、明日の夕食のために干し椎茸を戻しておく。シーツや枕カバーを替える。ハンカチにアイロンをかける。市場で新鮮な野菜を買う。最近しみじみ、こういった生活の中の小さな営みを愛しく感じます。
私は一人暮らし。だから自分が毎日を快適に、気持ち良く過ごせるようにできるのは自分しかいません。毎朝車で聴いている別所哲也さんのラジオ番組で「色々あるけどさ。ご機嫌は自分で作るもの」って別所さんがよく言っているけど、ホントにそうだな、と深く頷いてしまいます。
自分が気持ち良くなること、ご機嫌になることは何か。例えば寝る時に替えたばかりの清潔なシーツに入ると最高に気持ち良いし、自分で作った糠漬けや卵焼きが入ったお弁当があると、仕事中の楽しみになる。自分がハッピーになるために何かをすることって、つまりは自分を愛すること、大事にすることなのかなと思います。
日々、仕事や人間関係、体調など、思うようにいかないこともたくさんあって、もやもやしたり、怒ったり、自分のことが嫌になったり。でも、毎日の生活の営みが、そんな浮き沈みのある日常の錨になってくれるように思います。自分に自信をなくした時も、例えば最低限洗濯して、掃除して、手抜きでも自分のために美味しい食事を用意することができるのであれば、まだ大丈夫。私は充分よくやっているよ、エラいよと、自分に声をかけてあげようと思います。

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