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学生記者として 3年次 藤田稜介

アスレチックに入局して1年半が経った。

日々取材や制作に勤しんでいる中で、ふと考えることがあった。

それは、「今の活動が、自分本位になっていないか」ということ。

最近、号外を作る際に悩むことがあった。
どんなレイアウト・文章にしたら良い号外が作れるか。
私は文章表現でおしゃれだな~と思う言葉(当社比)を探し始めた。
だが、冷静に考えて観ると表現が目立ったところで伝わる内容は同じ。
格好つけた記事を書いて、誰が得をするのだろうか。
表現に文字数を使うなら、選手の魅力や思いをもっと書けないだろうか。

【藤田稜介】を見てもらうために記事や号外を作っているわけではない。
まして、紙面や号外に踊る「優勝」「制覇」という文字は私たちではなく、
選手たちの功績だ。
「すごい」「かっこいい」と思われるべきは、私ではない。
選手のみなさんがそう思われる様なものを作るのが仕事だし、
私たちの製作物がきっかけで応援してもらえたり、入部につながったりするのが本望だ。

最近、アスレチックの記者としての「誇り」に加えて
目立ちたいといった「おごり」も出てきているのかもしれない。
確かに記者ではあるが、その前に選手と同じ大学生。
プロとして活動しているのではない。
だから、取材や執筆をしている自分を前面に出すのは違うのではないかと思ったり。

今一度自らを見つめなおして、学生記者であることの良さを生かしながら
選手や大学関係者、応援してくださる方々の目線に立った活動をしていきたい。


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