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「23」 3年 藤田稜介

“アスレチックから体育会長誕生”

前回の福田のブログを読んで???と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。


申し遅れました。そして、あけましておめでとうございます。2022アスレチック主務改め、2023年より第57代体育会長を務めることになりました。藤田稜介です。

まずは簡単に経緯をご説明しましょう。

昨年、体育会本部の編集局長という役職に就いていました。本来は前年に編集長を務めた人が行うものなのですが(今年は前編集長の福田ですね)、昨年は訳あって私が編集長を経験せずに編集局長をしていました。

時が過ぎて11月某日。部室で談笑をしていた際、前体育会長よりお呼び出しを受けました。行ってみると「体育会長やってみないか?」と提案を受けました。

本部での活動を評価頂いたとのことでしたが、その場ですぐに返答ができませんでした。

みなさんは体育会と聞いて何を思い浮かべますか?

選手やマネージャー、トレーナーなどによる組織だと思いませんか?

私自身もそうでした。

なので、学生記者がやっていいのかという疑問が最初に出てきました。当然、今まで56人の体育会長にアスレチックから就任した人はいません。

そうです、前代未聞ということです。

全国の学生スポーツ新聞の記者でも、体育会長までなるケースはごく稀です。(近年では立命スポーツ編集局の方がなった事例があったそうです)

こうしたこともあり、最初はお断りしようかな...と考えていました。

しかし、周りの部員に相談すると「頑張ってきなよ」と後押しを受けました。

また、前会長からの熱心なお誘いや支援もあり、体育会長になることを決意しました。

前例が無いから不安なこともたくさんあります。

今までにない新たな視点から、体育会を良い方向へ変えていける体育会長になりたいと考えています。

上手くいかないこともあると思いますが、暖かく見守っていてくださると嬉しいです!

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という序説はさておき、

昨年はアスレチックの制作物やSNSをご覧いただきありがとうございました。

2022年も多くの部活で歓喜の瞬間が生まれました。
ラグビー部が関西Aリーグを連覇したことは記憶に新しいですが、ソフトボール部男子の全国2位、担当した陸上部やアーチェリー部、準硬式野球部も全国の舞台で好成績を残しました。

一方で、悔し涙もたくさん見てきました。

スポーツの厳しさを改めて感じさせられる出来事もありました。

でも、そこから這い上がる為の努力をしている選手たちは何よりもかっこよかった。

想像を絶するプレッシャーに負けじと挑む選手たちの姿にカメラを向けシャッターを押す日々。

どうにか彼らの支えになれないものかと模索し、活動してきた1年間でした。

正直なところ取材力、企画力は他の部員よりも劣っていたと思います。

ただ、後輩が取材に行った際、選手やご家族の皆さんからこうした言葉を頂きました。

「藤田は来ないんですか?」。

自身の仕事が認められた気がしました。

実際はそういう意味ではなかったのかもしれないけど、これを励みに頑張ってきました。

ここまで2年間、学生記者として活動することができて良かったです。

今年は主担当が無くなりますが、籍は残して一記者として活動するつもりです。

謙虚な気持ちを忘れずに、これからも皆さんの戦うフィールドへお伺いしたいと思います。

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部内では多くの仲間が増えた2022年でした。

3月までは10人台だった部員数が、約30人に。

関西の大学スポーツ新聞局でも2番目の規模になりました。

大規模になってもアスレチックの雰囲気が変わらなかったのは

部員みんなの努力のおかげです。

特に、同期の福田や玉井が役員として部をまとめてくれたことが大きいです。

2人が同期で本当によかった。アスレチックの誇りです。

また、今年からは1、2回生が部を率いていきます。

どのような場面でも一生懸命に取り組む頼もしい後輩たち。

これからは先輩として、仲間として彼らを支えていきたいと思います。

私たちを支えてくれた偉大な先輩方みたいに。

取材で出会った各クラブの4回生の皆さんのように。

最後になりますが、

卒業までの残り1年間、体育会の皆さんの活躍をお届けできるように頑張ります。

今後ともよろしくお願いします。


2023.01.01 京産大アスレチック 藤田稜介

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