AKILA感謝祭

お金1.1 ~AKILA感謝祭を終えて~

※記事は、本文ほぼすべて無料です。

どうも、裏社会から復帰した人@スーです。

このたびは、AKILA感謝祭の企画運営を主担当でやらせていただいておりました。
金夜の早い時間にもかかわらず、30人参加という、ちゃんとした成功も収めることができました。

せっかくこんな成功体験ができたのだから、
・僕が学んだことであなたの役に立てれば最高
・今の気持ちを記しておきたい

と思い、記事作成に至りました。

全部書ききってみて、
「とても当たり前のことしか書いていないな」
と思ったのですが、
こんな当たり前すぎることって案外文字化されていないものです。

だからこそ、あえて書いて、公開してみよう、と思いました。

・商売に悩める方
・お金を稼ぎたい方
・お金の定義があやふやな方

こんなかたに読んでもらえればと思います。

このnoteをお読みいただければ、きっとあなたに、

「なるほど、お金ってそういえばこんな性質を持ってたな、もう一度お金やお金に関係するものを考え直してみよう!」

と思っていただけるでしょう。

以下目次です。

・事の発端~AKILA感謝祭裏側~
・お金1.1
 ・金は結局大事
 ・金稼ぎも価値と価値の交換でしかない
 ・信頼があれば、信頼を借りられる
・まとめ



■事の発端~AKILA感謝祭裏側~

このイベントの発端は、オンラインサロンダンス部主催のだんさーさんのこんな一言。


「ダンス部Tシャツほしくね??」

僕は、正直どーでもいいなあ、なんて思っていた。

僕はミニマリストの部類なので、そもそもあまりモノを持たない。

しかも、デザインは僕からしたらだいぶ専門外だし、(マジでセンスない)
高校生の文化祭のときのクラスTシャツも、
クラスの誰かが作ったものをとりあえず親の金で買って、文化祭以降一回も着ないみたいな感じだった。

で、みんなそう思っていたのか、だんさーさんのLINEは華麗に皆からスルーされ、翌々日。


アベセさんとツイキャスをやった。
キャバ嬢とキャバボーイがキャバクラについてひたすら話すキャスだ。

初めてキャスで話す側に立ったというのもあり、
とりあえずコメントは極力全部拾って少しでも身になる話ができればいいなあ、なんて思っていた。

そのキャスのコメントに現れたのが、AKILAさんである。
(あ、#閃きプロフロゴ のひとだ、なんかだんさーさんもAKILAさんにデザインしてもらったらおもろくね?みたいなこといってたなあ。とりあえず頭出しだけでもしてみるか~)

と思い、こんなことをキャスで話した。
「AKILAさん、今ダンス部でTシャツを作ろう、ってなっていて、もしかしたらAKILAさんにお願いするかもしれません。」

そしたらすかさずAKILAさん、コメントでこう返してきた。
「ちゃんとしたオファーなら結構高いですよ?でもTwitter仲間ですし、ほんとにやるならお安くしときます。」

(なんか案外すんなり承諾してくれたな。)なんて思いつつも、実際に頼むことなどこれっぽっちも頭にない状態で、いったん話は終わった。


翌日。
しっかりツイキャスを聞いていただんさーさん、さっそく僕にこんなことを言ってきた。

「昨日は頭出しありがとう、AKILAさんもやってくれそうだし、せっかくだから正式にオファーだそうよ。」

まあ、確かに僕が頭出ししたんだから僕がいわないと意味わかんないことになるよな。
そう思って、AKILAさんにDMを送るのだった。

AKILAさんはこう返してきた。

「デザイン料は、知り合い価格で50,000円ですよ。でもただ50,000円もらってもつまらないんですよね。
この前僕がタイに行ったとき、お金ももらっているけど、お金じゃ買えない価値を感じたので、そういった、#価値を直接交換 みたいなのをやりたい。」

僕、いまだからいえますけど、

「あ、めんどうなことになってきたなこれ。」と思った。
というのも、僕の内心はこんな感じだった。
(50,000円以上の価値??タイよりインパクト??そんなことできるのか?キャバクラ100円noteはちまちま売れてるけど、そもそもキャバクラの話なんてAKILAさん絶対興味ないだろうし、、正気かこの人、、、)

とはいえ、ここまできたら後には引けない。とりあえずダンス部で相談だ。

しかし、三人寄れば文殊の知恵とはよくいったもので、いろんな意見がぶつかり合うと、面白いぐらいにいろいろ案が出てくる。

こうしてAKILA感謝祭が行われることになったのだ。


・・・・

いろいろと企画しているうちに、
Tシャツのデザインが決まってAKILAさんに見せてもらった。

めっちゃかっこいいじゃんこれ。

Tシャツを作ろう、となったとき、正直どうでもいいなあ、なんて思っていたことはすっかり忘れてた。
このころには、すでにTシャツに愛着がわいていた。

そして、なんだかよくわからない気持ちが芽生えてきた。

「こんないいものを作ってもらったからには、何がなんでもAKILAさんに楽しんでもらわなくては」
「でも僕自身はAKILAさんに直接価値を提供できるわけじゃないから、
なんとしてでもいろんな人を呼ばなきゃ。」

この思いだけを頼りにひたすら動いた。

そっから僕のTwitterはただの「AKILA感謝祭広報アカウント」に化した。
何人かには、直接来てくれないか?と依頼もした。

途中まで参加者人数がめっちゃ少なくて、くそ焦ったりもした。
あーこれ僕じゃなくて、だんさーさんやKoheiさんが企画運営してたらもっと人集まってるんだろうなあ、なんてくそへこんだりもした。

でも、思い切った値下げをしてみたり、
たくさん拡散いただいたりで、
蓋を開けてみれば、総勢30人ほど参加した、ビッグイベントになっていた。
そして、いろんな方から感謝の言葉をいただけたのでした。


■お金1.1

AKILA感謝祭の学びとしては、
・金は結局大事
・金稼ぎも価値と価値の交換でしかない。
・信頼があれば、信頼を借りられる

この3点です。

お金にまつわる話ばっかりだったのと、当たり前の内容の言語化がメインだったので、1.1にしてみました。

以下で詳しく書いていきます。

・金は結局大事


昨日ツイートでもあげたように、
AKILAさんにも十分満足いただけるような価値を提供できたし、
僕もとてもいい経験ができた。

winwinの関係であることには間違いない。
でも、このイベントは損益マイナスなのである。
運営メンバーに負担をかけてしまった。

このようなイベントを仮に何発も企画したらとても楽しいだろう。
でも、そのうち破産してしまう。

破産したらイベントは開けなくなってしまう。

それではまずい。

楽しいだけではだめなんだよ。

AKILAさんもイベントにてこういっていた。

「デザインとはDe$IGNである。」

金をとるのは悪?
利益を出すのは悪?

この風習をなんとなく僕も感じていた。

でも今回のイベントをやったことで、はっきりと分かった。

ふざけるな。

それではより質の高い経験やら勉強ができないどころか、生活すらできんのよ。

「お金」とは、
「価値を数値で表すためのものさし」であり、
「価値を互換しやすい形にしたもの」であり、
「価値を保存するもの」である。

そして価値とは、「交換されるもの」なのである。
本当は価値と価値を常に直接交換できればいいのだが、
そんなことをしていたら、本当に日が暮れてしまう。

だから、保存しておいた価値である、「お金」をもらって時間を短縮するのだ。

常に交換可能な「お金」を持つことで、即座に他の価値と交換できる。
この、「即座に」というのがとても重要で、
生きるために、勉強するために、時間を確保する際に「お金」は絶対必要なのである。

・金は交換するもの


もちろん、お金だって「価値」である。
お金を稼ぐためには、他の価値と交換する必要がある。

今回のAKILA感謝祭をケースに考えてみると、
こんな価値の直接交換が行われていたかと思う。

AKILAさん→ダンス部:デザインの提供
ダンス部→AKILAさん:感謝祭の提供
ダンス部→祭参加者 :感謝祭の参加権
祭参加者→ダンス部 :参加費とお気持ちの提供

AKILAさんはこんなことを言ってくれた。

d参加者の多くの方々からも、楽しかった、とのお言葉をいただいた。とてもうれしいことだ。

でも、不思議なもので、僕はみなと反対のことを思っていた。
この素敵なデザインの方が、祭りの開催よりも価値があるのではないか?と。

これは、別にどちらがあっている/間違っている、という話ではない。

AKILAさんと参加者と僕、全員が互いに価値を提供した、それだけである。
互いに持っている価値を交換できて、結果winwinになれている、と言っていいのではないだろうか。

昔、お金が存在していなかった時代に
農家が芋を、織物屋が服を、それぞれ交換して生活をしていた。

この物々交換が成立したのは、互いに互いが持っているものに価値を感じているからに他ならない。

芋だけ持っていたらおなかは満たせるが冬は寒いし、
服だけ持っていたら冬を越えられるが餓死してしまう。

だからものを交換していたわけだ。

価値の交換が成立するのは、個人で価値感に差があるから。
結局のところ、その差を使ったアービトラージでしかないのだ。

つまり価値交換は、互いに得をする、winwin関係でしか成り立たない。

そして物々交換や、価値価値交換に限らず、
金となにかの交換でも当然同じだ。
相手にメリットがなければ当然金も手に入らないのである。

「金」という単語に続く動詞は、
(金を)使う
(金を)払う
(金を)稼ぐ

などだが、金に価値がある以上、「交換する」ものである。
だから、金を稼ぐ場合であっても、価値の交換であることを忘れてはならない。

ちなみに、価値を一方的に受けることはそもそも許されないのである。
必ずしも、即座に対価を払う必要はないが。最近話題沸騰中の「プロ奢られヤー」氏も、奢れ奢れといってるが、
彼は奢ってくれる方々に「一般常識とはかけ離れた彼の価値観」や、「単純におもろいもの」を提供しているのである。「奢ってくれ」という言葉からは、「一方的に価値をもらうもの」のような印象を受けるが、
彼は一方的に価値をもらっているわけではない。
奢れ、というポップな言葉を使っているだけで
彼の思想とお金の交換、つまり価値と価値を好感しているだけである。
「出会い系」を「マッチングアプリ」と呼んだり、
「合理主義」を「ミニマリスト」と呼んだりするのと同じで、
「価値交換しよう」を「奢れ」と言っているだけである。でも、実際にはいわゆるtakerが多いんだな、というのを死ぬほど感じたわけである。

・信頼があれば信頼を借りられる。

今回のAKILA感謝祭、価値を直接提供した結果いろんなかたにご参加いただいた。
じゃあ、なぜこんな多くの方から参加いただいたのか考えると、以下のことがあげられる。

・AKILAさんが僕からのデザイン作成依頼を受けてくれた。
・金ではなく、価値を交換しよう、と持ち掛けてくれた。
・ダンス部メンバーが感謝祭の内容を一緒になって考えてくれた。
・僕が感謝祭について告知すべくツイートした。
・ごひいきいただいている方々から、たくさんの拡散をいただいた。
・AKILAさんが皆さんから「ぜひ会いたい」と思わせるだけの人望を持っていた。

じゃあ、これのうち、僕自身のみの力で行ったことはどれかというと、
・僕が感謝祭について告知すべくツイートした。

これだけである。

つまり、大半のことはほかの方の力である。
じゃあ、他の方の力を借りれたのはなぜか。

これはダンス部メンバー中心に、
僕のことをよく思ってくれている方から
「信頼を借り」、その信頼がさらに
「信頼を借り」てきたからだと思っています。

詳しく解説します。

①あなたの友達の知り合いXさんから突然
「〇〇先生を囲って今度BBQしない?」
といわれたらあなたは行きますか?
(Xさんは直接知らない人だとします。)
(〇〇先生から学生時代にお世話になった人あたりを想像してください。)

たぶん行かないですよね。
いや、他誰来るんだよ。
お前誰だよ。

ってなるかと思います。

②では、
Xさんから、
「〇〇先生を囲んで今度BBQしない?」
と言われ、
あなたの別の友人から、
「あーXめっちゃいいやつだったよ、サッカー部のキャプテンやってたし」
と言われたらどうしますか?

ちょっと考えますよね。

③じゃあ、
あなたの友達の知り合いから、
「〇〇先生を囲んで今度BBQしない?」
と言われ、
あなたの別の知り合いから、
「私も行くからあなたも来ない?」
と言われたらどうします?

行く方向に傾きませんか?

この①~③と同じことがAKILA感謝祭でも行われたわけです。

結局のところ僕はみなさんに、
感謝祭参加しませんか?
と呼びかけた。
つまり、
「価値交換しないか?」
と呼びかけたわけです。

で、それを僕の近しい人が拡散した。
僕の近しい人に近しい人が、また拡散をした。
私参加します!とつぶやく。

①~③がどんどん回っていったのである。

結果、拡散による「信用レバレッジ」を得て、
多くの方々に参加いただけたのである。

ちなみに、レバレッジをかけると、
元本の数倍~数百倍で取引ができる。

つまり、
元本×レバレッジ倍率
であり、
元本の大きさもかなり大事。

元本とは、ここでいうと、
「自分のもともとある信頼関係」である。

自分の信頼関係を使って、レバレッジでさらに信頼関係をおおきくできるのだ。
自分の信頼が0なら無理だが、1さえあれば、何とかなる可能性が含まれているのだ。

■まとめ


ここまで、この3つが学びだと書いてきました。
・金は結局大事
・金稼ぎも価値と価値の交換でしかない。
・信頼があれば、信頼を借りられる

でも、最初にも書いた通り、
全部当たり前なことなんです。

でも、この当たり前ができればたぶん何でもできる。
そんなことを僕はAKILA感謝祭を通じて感じました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
これがあなたの役に立てたのなら僕としてもうれしい限りです。

そして、本当に役に立ったと思っていただけた方へ。
価値は交換するものです。
僕の価値提供の交換物として、
ぜひこのnoteの残りをたった100円で買っていただければと思います。

では。

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