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イタリアで1杯4,000円の普通のラーメンセットを食べてちょいと思ったこと

  先月ドバイ経由でイタリアに1週間ほど出張に行ってきた。イタリア出張初日にUSCPA試験のAUDに合格していることがわかりテンション爆上がり。

 何事もなくイタリア出張の目的を終え、最後の晩餐として、フィウミチーノ空港にて、部長、課長と「味千ラーメン」に行くことにした。

日本では馴染みがないラーメン屋だが、熊本に拠点を持つグローバルラーメンチェーン。
味は割といける、気になるのはそのお値段。

お値段、ラーメン1杯18ユーロ、ビール1杯9ユーロであった。日本円換算にすると、4,000円強w、高いw、味は美味しかったのが救いw

 ラーメンとビールを飲んですっかり眠たくなって、日本までの経由地ドバイまでのフライトは爆睡。

 ラーメンの経験に懲りずドバイで再びご飯を食べることにし、パンダエクスプレスで唐揚げと焼きそばを注文。別のバーみたいなところでTigerビールも注文。

グラスのプリントが妙にエロい アラブって女性の肌を隠す国のイメージなので、少々意外。

 お値段はこの2つで85ディルハムほど。1ディルハム=39円なので、3,200円ほど。もはや日本円に換算するのがバカバカしい。正直、唐揚げと焼きそばは500円並みのクオリティ。だが、1週間パスタだったので、たとえ日本食らいしき物であっても食べられるのはありがたい。

 もう一つ与太話を。

 5月末から日経平均株価がバブル後最高値を更新している。

毎日資産が増えていく、、

かくいう私も株を持っており、新卒から3年の間に200万円で仕込んだ某日系メーカーの株式も漏れなく過去最高値を更新し、300万円まで上昇した。100万円の含み益ゲット!

 また、給与についても昨今のインフレもあり、入社時の年収450万円から入社4年目で600万円まで上昇した。金融、コンサル、商社と比べると悲しいくらい低いのだが、個人的には嬉しい出来事で、5月は金沢、名古屋へ旅行へ行き、USCPA試験、セラミック治療などに金を注ぎ込んだ。

ただ、イタリアに行って感じた円安を思い起こすと、株価の上昇も、昇給も一概に喜べるものではない。なぜなら、ドル建では入社して3年間で給与は3%しか増えてないのだ!

<以下、計算式> 

私が社会人になった2020年4月のドル円レートは1ドル=108円であり、現在2023年6月は139円と、この3年間で30%弱ドル高になっている。

凄まじい円安、、、

年収は3年間で450万円から600万円になっており、33%上昇。実質上昇率は33%-30%=3%。全然増えてねーじゃねーかw 

<以上、計算終わり>

ここからは真面目な話。。

今回の体験は個人的に、割とショックwなわけで、日本が相対的に貧しくなっていることを痛感。帰国して自宅のトイレに籠りながら、今後どうやってプレイしていけば、サバイバルできるか考えざるを得なかった。考えたことを、整理がてら記載しておく。

恐らく、メガトレンドとして、日銀の金融緩和が引き続き行われるのであれば、円安、インフレとなる。

そうなると、絶対に避けるべきは円貨建ての預金。インフレとは現金の価値が物価より下がってくる現象なので、現金は持つべきではない。それも円安が続くであろう日本円は絶対に避ける。

逆に、資産の中身を、現金ではなく、株式や都市中心の駅近タワマンなどに資産を変える。株式はドル高を見越して、米国株が望ましい。

また、タワマンに関しては値崩れがしにくい都市中心の駅近タワマンを選び、低金利で借りられるだけ借りる。

さらに、こうしたタワマンや株式に資金を充てるために、年収を上げまくる。

日本株や日本の銀行口座に金を託さずに、米国株に金を預けることは、非国民的プレイだし、年収を上げるとなると転職前提になり、お世話になった会社への一種の裏切りになる。

ただし、これが自分を含めた一般的な若者の生き残る道なのではないかと思う。

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