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「好き」の破壊力


「好き」という言葉の破壊力は凄まじい。どんな感情すらも上回ってくる。

「かわいい」じゃ不安。「優しい」じゃあもっと不安。「いい人」は最悪。


「好き」は全面肯定だ。きっとどんな私でも受け入れてくれるという自信をくれる。可愛くない私も、優しくない私も、いい人になりきれない私も、きっと笑って許してくれると思える言葉。


だから、好きは乱用しちゃいけない。

好きという言葉には責任が伴う。心変わりが早い人を非難するのは、きっとみんなその責任をどことなく感じ取ってるからじゃないかなぁ。責任感がないよって、非難する。

…そう、好きに責任が伴うんだと、信じたい。


はてさて、私は一体いつまであの人に「好きじゃない」と言い張れるのかしら。あれだけ好きをくれる人って、他にいるのかなぁ。

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