・選択的夫婦別姓
・保育園落ちた日本死ね
・#KuToo

これらのフェミニズム運動は、女性に対して事実上の強制を課し、女性の選択肢を狭めている仕組みや文化との戦いです。

そして、セックスワーカーをめぐる問題もこれと同じだと思います。「"昼職"における様々な女性差別」や「ホモソーシャル社会で醸成された女性支配欲」等を通じて、セックスワーカーという"過酷"な職業に就くよう圧力がかかる社会的構造を、ほぼ女性にだけ押し付けているわけですから。

にもかかわらず、「同姓を望む女性だっている！」「ハイヒールを好きな女性だっている！」「専業主婦になりたい女性だっている！」と同様に、「可哀想ではないセックスワーカーもいる！」「プライドを持って仕事をしている人への差別だ！」という、全く趣旨を理解していないズレまくった批判が飛び交うのが不思議でなりません。

毎回毎回毎回そのお決まりのパターンです。結局はそういう一部の当事者を盾にして、「現在の構造から得られる既得権益を守りたい！」「女性に選択肢を与えたくない！」というだけではないでしょうか？

◆「枕採用」を「枕営業」と捉えるの同じですね