「ジグソーパズル」読了

「ジグソーパズル」
バイきんぐ 西村瑞樹

を読んだ

元々バイきんぐが好きだった

初めは小峠のキレッキレのツッコミに痺れて
バイきんぐに興味を持ったのだが、
バイきんぐのコントを見ているうちに

おや?ボケの西村こそがツッコミを引き立てているのでは?
と思うようになった

実際に小峠のツッコミは大好きだ

だがそのツッコミがバチコン!とハマるような
絶妙な変人っぷりを表現する西村に興味が尽きない

コントとはいえ、あの変人っぷりを表現するには
その人元来に変人気質がないと無理だと思う

そういう変人的な、特に男の一癖ある変人がとても好きで仕方ない


前置きが長くなってしまったが、
その興味の尽きない西村が
小説を出しているらしいと知り急いで購入した本だ


結論から言うと、帯に書いてある通り

有益な情報もありませんが、ほんの少しだけ明るくなれます!


コピーライターさんに脱帽ですw
全くその通りだと思いますw

作中でも触れられている通り、西村自体本を読むタイプではないので
技巧を凝らした文章などはまずない
そして普段の彼を見てわかるように
鋭い観察眼やニュークな物の捉え方をしているわけでもない

シンプルな彼の日記のようなコラム

だけど何故か読み進めてしまうような
軽快なテンポな話の流れで
全くりきまずに読める本だった

西村の変人性はほんの僅かしか垣間見ることが出来なかったが
それでも西村をより身近に感じることの出来るような庶民性も感じた

活字中毒でなんとなく文字を追いたい人には
とてもマッチしている本だと思う

あとは特筆する様な事もない、いわゆるエッセイらしいエッセイだった





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