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計測のし忘れ通知や最前面表示など、時間管理アプリのデスクトップ版をさらに使いやすくしました。

こんにちは。Hackaru という時間を管理できるアプリを個人で作っている ktmouk といいます。

Hackaru にはデスクトップ版のアプリがあります。
今回、デスクトップ版アプリの大幅なリニューアルをしました。

今までのデスクトップ版は、ユーザから「Windowsだと計測中であることが分かりにくい」「計測し忘れをしてしまう」といったフィードバックを頂いていました。

今回のリニューアルでは、ユーザから頂いたフィードバックを参考に、デザインの変更と新機能の追加をしています。

マルチディスプレイで使いやすく。計測時間を常に最前面に表示できるようになりました。

いきなり私事なのですが、最近、大きなディスプレイを購入しました。

大きいディスプレイにはエディタやコンソールなどを表示して、
MacBook側の小さな画面には、カレンダーやSlack、Hackaruのデスクトップアプリのような時々見たいアプリを表示させて仕事しています。

MacBookを左側に置いて仕事しています

そして、マルチディスプレイで作業していると、計測時間のウィンドウを「常に最前面」に表示させたくなってくる。

というのも、カレンダーを確認したりすると、カレンダーアプリのウィンドウに隠れて計測時間が見れなくなることがよくありました。

そのため、今回、Hackaruのウィンドウを常に最前面に表示できる機能を追加しました。設定から有効にできます。

どんな作業をしていても時間を最前面に表示できます

常に最前面にいるので、時間を見ながら作業でき、かつ計測停止ボタンも素早く押せます。マルチディスプレイ環境でもかなり快適になりました。

小さいディスプレイでも常に時間を見たい。のでミニタイマーを作りました。


一方で、外出先で作業するときはノートPC単体で仕事する方が便利です。

しかし、ノートPCの限られた画面サイズの中で「常に最前面」を使うと少し邪魔です。でも時間は常に確認したい。

なので、今回実験的に「ミニタイマー」を表示できるようにしてみました。設定から有効にすれば、画面端に経過時間を表示させることができます。

右下にタイマーを表示させながら作業ができます

なるべく作業の邪魔をしないように、ミニタイマー付近にマウスカーソルを近づけると一時的に非表示になってくれます。たまたま画面端に押したいボタンなどがあってもストレスなく作業ができます。

マウスカーソルを近づけている間は一時的に非表示になります。
押したいボタンが後ろにあっても邪魔しません。

計測し忘れを低減したい。リマインド通知を追加しました。

個人的に使っていて一番計測の開始を忘れるのが、誰かに呼ばれて離席するタイミングやトイレに行くタイミング。
戻ってきたときには高確率で忘れます。

なので今回、計測のリマインド通知の機能を追加しました。
PCが復帰したタイミングで、計測を再開するかどうかを確認してくれます。

PCから復帰したタイミングで再開するか訊いてくれます

さらにMacOSでは、通知の「同じ内容で開始」ボタンを押せば、アプリを開かなくても前回と同じ内容で計測を再開してくれます。
さりげない機能ですが、かなり便利です。

「同じ内容で開始」を押せばすぐに計測を再開

アイコンをより違和感のないものに。OSごとにアイコンを用意しました。


今までは Mac と Windows で共通のアイコンを使っていましたが、今回から Mac と Windows で専用のアプリアイコンを用意しました。

毎日使ってもらえるアプリにするために、OSの雰囲気にあったアイコンをそれぞれ用意しています。

Mac版とWindows版のアイコン

また、「ログアウト」のように頻繁にアクセスしない項目は右上の「…」のアイコンにまとめて、ウィンドウ自体のサイズもコンパクトにしました。

なるべくディスプレイの面積を取らないように工夫しています。

ダウンロード先はGitHubからできます。

デスクトップ版の最新バージョンは GitHub に各OS毎のダウンロードリンクを用意しています。よろしければぜひお試しください!

デスクトップ版のダウンロード (GitHub)

Windows環境の場合、「WindowsによってPCが保護されました」という表示が出る場合があります。その場合は「詳細情報」をクリックして表示される「実行」ボタンを押してインストールできます。
参考: https://itojisan.xyz/trouble/20424/

フィードバックもお待ちしております。

こんな機能がほしい、こういう所を改善してほしい等あれば、気軽に TwitterのDM でご連絡ください!いつでもお待ちしております。

また、もしHackaruを普段使われている方でユーザインタビューに協力してもいいよ、という方がいらっしゃったら、ぜひ、Zoomの音声のみでヒアリングさせて頂けると幸いです。
今後の開発の参考にさせていただきます!


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