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化学療法進行中、落とし穴に…。

記事のタイトル画像は、病院からの夜景です。何故夜景?最後に説明します^^;

自分は悪性リンパ腫の治療に化学療法(R-CHOP)を選びました。それ以前に、家族とは大枠の事は話しました。病院どうする?セカンドオピニオンどうする?治療方法はどうする?そして結論は半日で出しました。ほぼ自分の希望を家族が受け入れてくれました。

病院は診断をされガン宣告をされた病院。セカンドオピニオンはたてない。治療は化学療法(R-CHOP)。

そして去年(2023年)の9月下旬から化学療法がスタートして12月中旬までR-CHOP治療を進め、全工程6クルーのうち4クルーを無事に終えて5クルーを迎えるタイミングで落とし穴にズッポリと落ちてしまいました。

免疫力が落ちている身体が肺炎を併発したのです。

ニューモシスチス肺炎。自分の症状としては、発熱(最初は微熱が続き、最終的には39度を超える高熱)、頭痛、咳は無し、動くと呼吸障害(酸素飽和度は90以下)でした。当然ですが、肺のCT撮影後に即、入院となり、予定していた化学療法(5クルー目)は中止となり、なんと20日間の入院生活を余儀なれてしまいました。

実は予兆はあったにはあったんです。肺炎が確定された日の約1週間前に微熱続きのタイミングで診察を受けていました。その時は問診と胸部エコーは撮影したものの、症状も軽く、コロナもインフルも共に陰性だったので、抗生剤の処方だけで帰宅していたのです。ただその日から悪化してしまい、悪化した来院する様に言われていたにもかかわらず、我慢してしまった自分の愚かさが今回の事態を招いてしまったものと…。

そして現在は、肺炎の治療を済ませ一度年明けに退院して、5回目の化学療法を受けるために再入院して治療を続けていますが、実は、肺炎で入院中に今後の化学療法の方向性を再検討することになり(自分的には不幸中の幸いと考えている)この5回目の治療が完了した後に、病院も含めた大きな方向転換をすることになりました。

自分がこの病気と「共存」だなと思う様になったのはこのタイミングです。自分の病気がどうなっていくか?もちろん治したい。でも、そんなに簡単なことではないんだよ、それは。

自分はこの先どう生きていくのか?今考えてるのは、目先の目標をシッカリと持って、ただし力まずに、楽しくゆっくり過ごしていく…。世の中、選択肢があり過ぎなんだよ。だから考え過ぎない。呼吸を大切にする。(このことはまた触れます)そんなところです。

あっ、最後に記事のタイトル画像について…。

病室からは24時間、この景色が一望出来ます。今自分の精神状態を支えてくれる強力な要素です。都会の中でただただ我武者羅に仕事をしてきた男の…せめてもの社会との接点になっているんだと思います。

「俺はここに居るぞー!」って…。


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