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周期表の「8」と「18」という数字 (動画で理解vol.5)

大学で「周期表の成立ち」と「原子軌道」と「電子殻」の関係をしっかり理解した時には,あの凸凹には意味があったのか!と感動したのを覚えています。

さて,周期表の成立ちと同時に学ぶ,【最外殻電子配置のパターン】のお話。

現在,周期表には,原子番号1の水素から原子番号118のオガネソンまでの118の元素が掲載されています。

118個の物性は覚えないとしても,何個覚えればいいのかな?

気合い入れるか!っと高校生の頃に思ったのを覚えています。

さて,周期表の仕組みを理解している方には,118の物性を覚えなくても,原子で8種類・イオンで18種類(原子の8種類と被ってる)を覚えればええやん。

さて,どういうことかを感動とともに説明しているのが下記の動画です。

物質の物性を左右するのは「最外殻の電子配置」です。

この原子の性質を左右する「電子配置」は,8種類しかありません。

つまり,原子の性質は【8種類】にパターン化されます。

また,イオンの場合だと,そのパターンは「18種類」になります。

118の原子の性質を覚える必要はなく,18種類のパターン化された性質を知ることの方が効率がいいのがわかるかと思います。

本文は以上です。

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