突然ですが、日本で一番○○を販売している会社はどこだと思いますか？（○○には自社で販売しているサービスや製品を入れてみてください）

答えは・・

そのサービスや製品を販売しているメーカーです。

それはなぜでしょうか。

答えは簡単です。

それしかやって（販売して）いないからです。

しかも当然のことながら、自社で徹底的に使いこなしていますので活用のノウハウを一番持っているのもメーカーです。

エリア（地域）に置き換えると、エリアの販売店ということになるでしょうか。

時には経験の浅い従業員でさえ、お客様に対してある程度的確なアドバイスを送ることができます。なぜならば、日々、業務で活用しており、自分が日常体験していることをお客様に語るだけでよいからです。

つまり、人は体験したことでしか語れないのです。

表現を変えると、「人は体験したことについて語るときは説得力がある」ということです。

私たちの業界（IT）だと、頻繁に他社と競合する場合があります。その時に私はお客様に次のようなご提案をすることにしています。

「提案してくる会社に、提案中のサービスや製品を自社でどのように使っているかを聞いて欲しい」と。

恐ろしいくらいに自社でロクに業務で使ってもいないのに、お客様に提案している会社に遭遇します。皆さんは、こんなサービスや製品に貴重なお金を払ってまで使おうと思いますか？

当社も自社で販売するサービスや製品について、日本一ではありませんが、熊本で、いや福岡で、いや九州で一番使いこなしていると思っています。四六時中業務で使っていますし、当たり前ですよね。私はお客様に自社での活用をご紹介したり、時には自社の画面をお見せすることもあります。

徹底的に使いこなしているからこそ、自信を持ってその効果や成功体験をお客様に語ることができます。売れない人はやはり徹底的に使っていないから体験に説得力がありません。

まずは自社のサービスや製品を徹底的に使い倒す。

これ意外と大事です。