見出し画像

バタフライから発売されたラバー「イリウス」が凄そう

異質型は用具沼にはまりがちである。

裏ソフトと違って、粒高や表ソフトやアンチは一枚一枚が全然違う性能を持っているため、繰り出される玉の弾道ややりやすい技術も全然違う。

日本じゃ誰も知らない謎ラバーを携えて試合に臨んでいる人、大会会場に2~3人はいる気がする。

粒高ラバーは世界的に見ても

「フェイント」シリーズ

「カール」シリーズ

が多くのシェアを占めている。実際、初めて手に取った粒高はこのいずれかである選手がほとんどだろう。

しかし、私の勝手なイメージだが

タマスは裏ソフトが強く、異質といえばTSP(VICTAS)であるように感じる。

実際、タマスは「テナジー」シリーズの大成功により異質型よりも裏裏の攻撃型にターゲットを絞っているように見える。

カット用ラバーも裏は「タキネス」シリーズ、粒は「フェイント」のみで、表カットマン向けの新製品はない。なお、タマスがここ20年で新しく生み出した粒高ラバーは「フェイントAG」のみだ。

一方VICTASは「松下浩二」シリーズを中心にカット用ラケットを大量に生み出して長く売り続けている。「VS」シリーズや「スーパースピンピップスチョップスポンジ2」などカット向けのラバーも豊富だ。


このようなイメージを持つ人は私以外にもいるかもしれない。

タマスはこれまでに

シートに力を入れた「ブライス」

スポンジに力を入れた「テナジー」

粒形状に力を入れた「ディグニクス」

とめざましい進化を進めてきた。そんなタマスが

「シートスポンジ粒形状」

すべてに力を入れた「イレウス」シリーズ・・・

もうそれは、すごくなかったらおかしいレベルだと思う。

バタフライはイレウスで粒高市場を打ち破り、異質でも世界一になるのだろうか。今後のプロたちの用具変更に注目である。

購入したらぜひレビューするのでお楽しみに





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?