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飯沼直美さん(言語聴覚士)

神奈川大学外国語学部英語英文学科です。活躍する卒業生、2018年度卒の宮下優衣さんをご紹介します。


人生は一度きり、自分の思うままに

2018年度卒 飯沼直美さん

私は神奈川大学 外国語学部 英語英文学科で4年間過ごし、そこで現在の職となる言語聴覚士を知りました。言語聴覚士は国家資格であるため、大学や専門学校等の養成機関で学び、国家試験に合格しなければなることはできません。私は大学卒業後、国立障害者リハビリテーションセンター学院で2年間学び、現在、社会医療法人 加納岩 山梨リハビリテーション病院に勤務しています。

【神奈川大学での4年間】

神奈川大学に通っていなければ、「現在の私」はいなかったといっても過言ではありません。大学2年生のとき、自分は将来何をしたいのかわからず悩んでいました。そんなときに「言語聴覚士」を知るきっかけとなる講演会や講義がありました。そこで言語聴覚士の職を知り「自分の学んでいる音声学の知識で、人の役に立つことができるかもしれない!私も言語聴覚士になりたい!」と直感で思ったことを今でも鮮明に覚えています。

【言語聴覚士とは】

言語聴覚士の仕事は、話すこと、聞くこと、食べること等多岐に渡ります。ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方や摂食・嚥下が困難な方に対して専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です(一般社団法人日本言語聴覚士協会ホームページより一部抜粋)。

【今後の抱負】

この春から夢にみていた言語聴覚士になることができ、大変嬉しく感じています。ひとりひとりの患者さんと真剣に向き合っていく職業だからこそ、患者さんへの接し方や訓練方法について悩む日も多くあります。しかし、「悩みを話せるのは飯沼さんだけだよ」と患者さんに言われることもあり、少しでも患者さんのお役に立つことができ、喜びを感じています。今後も患者様ひとりひとりに対して誠実に、個々の尊厳が保たれるような関わりをしていきたいと思います。

記 飯沼直美


元記事はこちら「神奈川大学外国語学部 卒業後の進路」

言語聴覚士とは何かを知りたい方はこちら。神奈川大学外国語学部英語英文学科には言語学を専門とする先生が何人もいます。※養成校ではありません!

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