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浄化って、なによ?

バクティヨーガ
インドに5000年以上前から伝わるヨガ
神さまを愛することを実践するヨガ


バクティヨーガでは「チャンティング」といって
マントラを数珠を使ってひたすら繰り返し唱える
修練方法がある。

ジャパ瞑想、とも言われ、
マントラの響きが私たちのハートにくっついた
汚れをきれいに落としてくれるといわれている。

そして、チャンティングを続けていると
違和感があるのに続けていた
人間関係とか仕事とか
見て見ぬふりしてた感情とか
そういうものがかさぶたはがされ
膿んでドッカン爆発するみたいなことが、
多々起きる。

しんどーーーい
もうやめたーーーいと
何度も思いましたとも!

でも、なかでも最近ふと気づいたのは

「浄化ばっかりしてる自分ってなんかいや」
なんかダメな奴なんじゃないか
こんなに汚れちゃってさぁ…
という
汚れちゃってる自分、受け入れられない説

これに気付いたときにすごく楽になったのです!
まず自分がそうやって
自分にジャッジをしていたんだね?そう気づけた

最近やってるのは
「本当の自分」意識
が、エゴのことをみている
という少しその
「汚れちゃってるのはエゴが頑張ってこの世界で生きてきたからであり、本当の自分(意識)は一度だって汚れたことはないんだよ。」
という
本当の自分とエゴさんを少しだけ
「離して」
「違うものとして」
みれるように練習しているということ

エゴさんはいつも
チャンティングをやめさせようと
仕向けてくる。

私にはこれが足りてなくて、
こんなところがよくないから
あんな出来事が起こってさ、
あーああれ悲しかったよなぁ~

ってな具合で。

それを
「本当の自分の声」だと
まず認識しないこと。

「本当の自分」は
もっと静かで
もっと覚悟が決まっていて
まったく動じない。

エゴさんの声が出てきたときに
その声に向かって
「わかったよ。」
と話しかけてあげる。
そうして話しかけることで
あなたの存在が本当の自分とは別であることに、気付いていますよ。と
伝えるような感じでしょうか。

すると、なぜか、「エゴを違うものとして認識された」
と気付いたとたん
その声が
しなくなるのです。

一瞬。
そのすきにまたマントラを唱える。

どうやら、エゴさんは
自分(エゴ)こそが本当の自分なんだ、と思っていてほしいみたい。

だから、
違うってわかっているよ
でも君のことも大事に思っているよ

出てきたものを(感情や考え)を否定しないであげると
静かになる。

こうやってこつこつ人体実験していたら
あるとき思った

「浄化ばっかしている自分が嫌って、
エゴと本当の自分を同じものとしてみていたから
そう思っていたんだな。
本当の自分はいっさい汚れていない。
自分の価値を、
こんなことがあったからだめだとか
いいとか
そんな目で一切みていない。」

たしか以前のチャンティングのクラスで
「自分の中にこんなに雑草(エゴ)がボーボーに生えてるってわかって
なんか落ち込んだ…」
みたいな話が
あったのです。

私もそうで、
もうそこに目を向けたくないよって
思っていた、長いこと。

でも最近ちょっと目を向けられるようになったのは
「それが本当の自分ではない」
ってことが
体感として
チャンティングをとおして
一瞬だけわかったような気がしたのです。

まー浄化ではなくて
因果応報ってことも大いにありますけど!笑

チャンティングが
私をどこへ連れて行ってくれるか、
「本当の自分」はすでにきっと知っている。

だからやめないんだろう。

エゴさんではなく
「本当の自分」を
信頼しようって
いや、信頼できるって
そう、感じ始めている。




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