小金井ベーグル研究所|路地裏にひっそりオープンしたベーグル店
SNSでみかけて気になったベーグルのお店「小金井ベーグル研究所」。印象的なネーミングから、Googleマップでみかけたことを思いだし、行ってみたい欲がふつふつと高まってきました。
小金井ベーグル研究所
以前、小金井ベーグル研究所は東小金井MA-TOと呼ばれる、高架下のシェア施設に出店。2023年8月に武蔵小金井駅北口から歩いて4分の場所へ移転しています。
知っている人しかたどりつけない路地裏にお店を構えているので、看板をみかけるまで「本当にここなの?」と不安に…… お店の前に看板がでていたおかげで無事みつけられました。
路地裏といっても、狭くて日の当たらないじめじめした雰囲気ではなく、太陽の光が降り注ぐ明るい雰囲気です。
ガラス張りのおかげで外からなかの様子がわかります。店内には1組先客がおり、ちょうどお会計のタイミングだったようで遠慮なく入店。こぢんまりとしたスペースなので、2~3組が定員かなという印象です。
シンプルなベーグルでうまみを感じたい
サンド系のベーグルも魅力的でしたが、初めて訪れたお店ということもあり、シンプルなベーグルをメインにチョイスしました。
どれもおいしそうでしばらく悩んでいたとき、店員の方がショーケースから少し距離をおいて圧をかけないようにしてくれたのがありがたかったです。
袋を開けた瞬間に小麦と穀物の香りが広がって期待大。
「全粒粉」は、薄めだけどパリッと歯ごたえのあるクラストと、もっちりとしたクラムで噛めば噛むほど旨みを感じます。ほんのり甘みも感じ、素朴なのに病みつきになるおいしさです。
全粒粉ベーグルに限らず、どれも噛んだあとに生地が元の厚みに戻るもっちり感があり、ベーグルならではの弾力がたまらない!
ミニベーグルをプレッツェル風に仕立てた「プレッツェルベーグル」は、おまんじゅうのようにかわいいビジュアルです。
こんがり焼けた褐色のクラスト、ひと口かじるとみえてくるオフホワイトのクラムのコントラストに惹きつけられます。
両面こんがりと焼けてるので、噛むとパリパリっと音が聞こえました。まぶされた岩塩の旨みが、ベーグルの素朴なおいしさを引き出す呼び水として活きています。
トマトとチーズの組み合わせの通りまさにピザ! 食欲をそそる香りがしてきます。
たっぷりかかったチェダーチーズの塩味と、ドライトマトのフルーティな甘味のバランスがちょうどよく、甘じょっぱい食事系ベーグルです。初めは「ドライフルーツ?フィリングかな?」と思うほどトマトが甘くてびっくりしました。
王道の組み合わせでも新鮮な味わい。ほかのベーグルにも興味がわいてきますね。
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後ろに並んだ方は何度か訪れている様子で、もしかしたら移転前から通っているお客さんが多いのかもしれません。
周辺にコインパーキングがいくつかあり、駐車スペースの心配はなし。エコバッグを忘れてしまってまずい!と焦りましたが、紙袋であれば無料ですよと声をかけてもらいました。
やさしい接客、好みのベーグルに出会えて気分よく帰宅。また近くに行く機会があれば立ち寄りたいです。
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