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学校の人気者である2人の幼なじみが普通の俺のことが好き!?

俺には幼なじみが2人いる

名前は井上和と菅原咲月

和は絵が上手かったり、運動神経もいい、それに勉強もまぁまぁ出来る、そして弓道部に入っており大会で賞も取っておりみんなから慕われている

咲月はものすごく真面目で色々頑張ってやろうとするんだが何故か毎回上手くいかない事が多いため、みんなに親しみやすさがあると言われている

その上2人はものすごく可愛いので男子からものすごくモテている

そんな2人の幼なじみである俺は勉強も、運動も、顔も全部が普通だ

そんな俺に何故か分からないが2人は話しかけてくる

その上高校も一緒に通っているのだ

こんなに差があれば話さなくなるものだと思うのだが何故か2人から俺に話しかけてくるため今でも話をする仲になっている

多分2人は優しいため俺がひとりぼっちにならないようにしてくれているのだろう



今日もまた、高校へ一緒に登校する

支度をして母さんの朝ごはんを食べ終わるとちゃうどチャイムが鳴り、俺はバックを片手に母さんに行ってきますと伝え玄関のドアを開けた


菅:〇〇おはようー!!

和:おはよう!〇〇!

〇:2人ともおはよう

菅:もう、〇〇元気ないなーもっと元気よく!

〇:2人が元気なだけで俺は普通だよ

菅:そうかな?

和:いや、〇〇が元気ないんだよ

〇:う……2対1はずるいだろ

菅:ずるくないよ

和:うんうん、〇〇が元気になればいいってだけだよ!

菅:その通り!

〇:俺は別に元気になりたいって思わないからいいかな

菅:もう、つまらないなぁ……って!やばい!そろそろ行かないと!!間に合わないよ!

和:あ!本当だ!!急いで行こ!!

〇:ちょっ!2人とも!!急に走るなよー!!

俺は2人を追いかけながら高校へ向かった

何とか間に合って教室に入った



和:何とか間に合ったね

菅:だね……

〇:早すぎだって……

和:〇〇はもうちょっと運動しな!

〇:和は早すぎだと思うぞ、咲月だってギリギリ追いついてた感じだし、今すげぇ息整えてるぞ

和:えっ!?

和は隣の咲月を見る

和:っ!!咲月ごめん!!

菅:え、あ!大丈夫だよ!!ちょっと疲れただけだから……

和:これから少しスピード落とすね!

和がそういうとクラスのみんながおはようと2人に話しかけてくる

2人は楽しそうに話をする

そんな中俺は1人になったので自分の席に行き椅子に座り教科書や使うものを机に入れようとする

すると、何か入っているのに気づく


〇:うん?なんだ?

俺はその入っているものを手に取って確認するとそれは手紙だった

〇:手紙?なんで俺に……中身確認して見るか……

俺は少しドキドキしながら見てみる

するとそこには綺麗な文字で放課後屋上で待ってますと書かれていた

書いた人物の名前は書かれてない


〇:もしかして……これって……いや、ないなこんな俺の事を好きな女子なんて……どうせイタズラとかだろ

そんなことを呟きながらもし、本当に俺の事を好きな人がいたとしたら行かなかったものすごく申し訳ないことになる……

どうしょうと悩んでいると先生がやってきて話をしてそのまま授業が始まる

俺はどうしょうと悩みながら午前の授業を受けた



そして、お昼休みになると和と咲月がお昼休み一緒に食べよと話しかけてくる

俺はそんな2人を見て女子の2人ならもしかしたらこれが嘘か本当か分かるんじゃないかと思い、相談しようと決め一緒にお昼を食べるために外にあるベンチに向かった





私は今咲月と〇〇と一緒に外のベンチに行きお昼を食べようとしていた

すると、〇〇が珍しく自分から私たちに話始める

〇:……ちょっといいか?

和:うん?何?

菅:どうしたの?

〇:あのさ……朝自分の席に座ったら机に手紙が入ってんだ……これ……

〇〇は手紙を私と咲月に見せてくる

ものすごく綺麗な字で見たことない字だった

私はそれを見て一瞬でわかったラブレターだって……

私の心がギュッと締めつけられる

それは多分咲月もそうだろう

なぜなら私と咲月は〇〇のことが好きだから

だからこそ同じ高校にしたし、朝も〇〇の家に行き一緒に登校している

私と咲月は一瞬顔が固まるが何とか意識を取り戻す


〇:俺こういうのよく分からなくてさ……イタズラかなーとか思ったりしたんだけどもし本当なら行かないのは申し訳ないなぁって……思って!だから2人に聞きたいなって思ったんだ

和:……それはラブレターだよ

私は悩んだがラブレターだと伝える

理由は〇〇を好きな人が私たち以外にいるならその告白を邪魔する権利はないと私は思ったから

私と咲月は長い間一緒にいるからこそ好きという気持ちはものすごく大きいでも、もしこの関係が壊れたらと思って怖くて告白出来ずにいる……

そんな私には嘘をついて邪魔なんて出来ないと思ったのだ


菅:そうだね……〇〇すごいじゃん!心当たりあるの?

咲月も私と同じ考えに至ったようだ

〇:ないから嘘だろうなーって思って2人に聞いたんだよ、俺本当に2人以外と会話することないし……それに自分で言うのはあれだけど好きになるような事したことないと思うんだよね……

和:それは分からないよ?ふとした時の行動で好きになる人だっていると思うし

私が〇〇を好きになったのもそうだったから……

菅:そうだよ、もしその人に告白されてこの人と付き合いたいって思ったなら付き合いな!あ!でも、その女の子泣かしたら絶対に許さないからね!

〇:泣かせるようなことなんてしないよ、付き合うなら絶対に幸せにする!

〇〇がビシ!という

その姿を見てあぁ、こういうところが好きだなぁと思う

和:何それ、カッコつけてるじゃん

少しいじるように言う

〇:な!カッコつけてない!本当のこと言っただけだ

〇〇がそう言ってそれから私たちは普通の会話に戻し、お昼を食べた

食べ終わるとちょうどチャイムがなり私達は教室に戻った

そして、放課後になって〇〇は屋上へ向かい、私と咲月は先に帰ることにした





和と一緒に校舎を出て住宅街を歩く

すると通学路にある幼い頃よく3人で遊んだ公園に着く

私と和は何となくでその公園にある、ブランコに座る

菅:懐かしいね

和:だね

菅:よく〇〇がここのブランコ乗って靴飛ばして木の上に乗っちゃって〇〇のお母さんに怒られてたよね

和:あー!あったね!本当に懐かしい……

それから思い出話を2人で話した

そして、ある程度話終わったあと、ふと和が呟いた

和:……〇〇OKするのかな……

菅:……分からない、でも1つ分かることはもし付き合ったら私達は祝わないと!

和:そうだよね……私大丈夫かな……

菅:そんなこと言ったら私も不安だよ……

和:やっぱり今から戻って行くの止めるのって……ダメだよね

菅:ダメ……絶対に、私達はそんな権利ないよ……

和:そうだよね……

菅:……ねぇ、もしこれが告白じゃなかったり〇〇が告白を振ったら私達素直にならない?

和:えっ?

菅:〇〇に好きだって伝えるの2人で

和:いやいや!無理だよ……

菅:もし、今回のが告白じゃなかったとしても〇〇が振ったとしても、次同じようなことがあったら次こそは本当に告白かもしれないし、OKすることだって有り得る、その時にまた同じこと思いたくないじゃん?

和:そうだけど……

菅:……それじゃ和は告白しなくていいよ、私はするから

和:っ!!う、や、やっぱり私もする!

菅:ふふ、やっと素直になったね

和:だ、だって!やっぱり〇〇と付き合いたいもん!!

菅:それじゃその時は告白しよ

和:うん、そうだね

私と和が覚悟を決めると声をかけられる

振り返ると公園の外に〇〇がいた





俺は屋上に放課後向かった、そして少しすると屋上のドアが開いて女の子が話しかけてくる

俺は少し緊張しながら女の子の顔を見た

すると、女の子は俺の顔を見てびっくりする

俺はどういうこと?と思い話を聞くとなんとラブレターは俺に書いたものでは無いようだった、いわゆる入れる机を間違えたらしい……

そして、告白しようとした男子生徒の名前を聞くと俺は納得した

何故ならついこないだ席替えをした俺の1個前のそこの席に座っていた男子生徒の名前だったのだ

ついこないだやったばかりだから最新の情報ではなかったのだろう

俺はそれを伝え今座っている席を教えてあげた

すると女の子はありがとうございます!と言ってくれた

俺はラブレターを返して頑張ってと伝えた

すると女の子は屋上を後にした

俺もその後に続くように屋上を後にして帰ろうと学校を出た



学校を出て少し歩くそして、少しすると昔よく和達と遊んでいた公園が見えてくる

いつも通学路のため通っているのだがふと目に止まった

するとそこには和と咲月がブランコに座っていた

俺は何話しているのだろうと気になり話しかけた


〇:おーい!2人とも何やってるんだ?

俺が声をかけると2人が少しびっくりした様子でこっちを見る

俺は公園の中に入り近づく、すると咲月が少し緊張した様子で言う

菅:……〇〇告白は?

〇:あー、ラブレターを入れる机を間違ってたみたい

俺が伝えると和と咲月は少し嬉しそうな顔になる

菅:て!ことは!告白されてないってこと!!

〇:なんで少し嬉しそうな感じなんだよ、まぁそうだけど……

菅:ね!和伝えよ!

和:えっ!?今伝えるの?

菅:そうだよ!こういう時はやるって決めたらすぐ行動にした方がいいの!

和:そ、そうかな……

菅:そうだよ!ね!

〇:何話してるんだ?

菅:ちょっと〇〇は静かにしてて!和言うよ!

俺は咲月に言われすぐ静かにする

和:あーもう!わかった言う!

菅:よし!それじゃ〇〇!私達〇〇に伝えたいことがあるの!!

〇:な、なんだよ……

俺は何を言われるんだと思い緊張する……

和:〇〇のことがずっと前から好きてす!!付き合ってください!!

菅:〇〇のことがずっと前から好きです!!付き合ってください!!

2人が同時に想いを伝えてくる

俺はびっくりして思考が止まる

〇:……

えーと……どういうことだ?

和と咲月が俺の事好き……だと?

……あ!わかった!!

2人が告白されなかった俺が可哀想だと思って嘘の告白をしてくれてるんだな


〇:いいよ、2人とも全然俺気にしてないから

菅:……え?どういうこと?

〇:いや、2人は告白されなかった俺の事を可哀想だと思って嘘の告白をしてくれたんだろ?

俺がそういうと2人がものすごくムスッとした顔になる

菅:なっ!そんなわけないじゃん!!

和:そうだよ!!私達〇〇のことが本当に好きだから告白したの!!

菅:今回告白してこなかったことを後悔したから、素直になろ!って2人で話をして伝えたんだよ!

〇:……マジか

和:まじ!!

〇:想いはわかった……で、でも!俺にはどっちかなんて選べないよ、2人ともずっと俺と仲良くしてくれてる大切な幼なじみなんだから……

和:そこは選んでよ!

頬を膨らませる和

菅:……あ!それじゃこれから!私達がグイグイ積極的に〇〇のことを取り合うから!それでどっちのことを好きになったかで好きになった方と付き合ってよ!

和:それ!いい!!振られたらキッパリ諦めてちゃんと祝うから!!よし!!絶対咲月に負けないから!!

菅:私だって絶対負けない!!

〇:え、えーと俺はまだ何もそれでいいとか言ってないんだけど……

和:〇〇は黙ってて!!〇〇はとにかくどっちを好きになるかを決めればいいの!

菅:そう!こんなに可愛い2人が〇〇のことを取り合うんだから嬉しく思ってよ!

和:そうだそうだ!!

〇:確かにそうだけどさ……あー!もう!!わかったよ!どんどん積極的に来い!!どっちのことを好きになるか分からないけど!ちゃんと2人の想いを向き合うよ!

和:ふふ、私〇〇のそういうところ好き!!

和はニコッと微笑む

俺は急な好きに照れる

〇:なっ、なんだよ急に……

菅:何!2人でいい感じになってるの!!私も好きだよ!!

和:咲月邪魔しないでよ!!

菅:邪魔するに決まってるでしょ!!絶対に負けたくないんだから!!

和:それじゃ〇〇のことどっちが好きか勝負する?

菅:いいよ!!

和:それじゃ最初は〇〇のどこが好きか!!

菅:絶対に負けない!!

2人がムキになりあって突然俺の好きなところをいいは始める

俺が止めようとしても2人は俺の事を無視して好きなところをいう

俺は聞く度に恥ずかしくなり最終的には止めるのを諦めて家に帰った



その後真夜に電話がかかってきてなんで帰ったの!と言われ怒られた……

怒られた後俺が2人に話を聞くと今さっきまでずっと俺の好きな所を言い合い結局引き分けになったらしい……

その話を聞いて俺はそんなに俺の事を好きだと想ってくれている2人の想いを受け止められるのだろうかと少し不安になった……











妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回は夢見大福さんの企画参加作品となっております!!
ヒロインは和と咲月のダブルヒロインです!!
久しぶりの投稿になりすいません!!
なかなか書くモチベが無く書くことが出来ませんでした……
3月は2本投稿になったので4月は頑張ります!
よろしくお願いします!!
今回の作品どうだったでしょうか、面白かったですかね?
久しぶりすぎでよく分からない感じになってたらすいません
もし面白いと思っていただけていたら幸いです!
次回こそアンケートで1位をもらった蓮加で書きますのでお待ちください
すいませんがよろしくお願いします!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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作品のリクエストもお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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