俺の事が大好きすぎてみんなに対して嫉妬する彼女が可愛い!!
俺には俺の事を大好きすぎる彼女がいる
名前は賀喜遥香
ニコニコといつも笑顔な遥香なんだが、俺が女子と話しているとすぐいいなぁって嫉妬する
授業で隣の席の女子と話さないといけなくなった時とか、女性の先生の授業で話さないといけなくなった時、それと、俺の姉と妹にさえも嫉妬する
まぁ別に相手の女子になにかする訳でもないし、それに嫉妬する遥香が可愛いので俺は別にいいやと思っている
そんなことを考えがら朝の支度を済ませて部屋から出てリビングへ向かった
すると、キッチンには姉である美月姉がいて、朝ごはんを机に並べている妹の彩がいた
うちの家庭は両親とも朝早くから働いてるため朝ごはんとかはいつも大学生である美月姉が作ってくれている
彩は中学生でまだ子供ぽさが残っている可愛らしい妹だ
山:あ!〇〇おはよう!!
彩:〇兄おはよう!!
〇:美月姉、彩おはよう
山:ちゃんと今日も起きれたみたいだね
〇:まぁね、遥香を待たせるわけには行かないし
彩:いいなー私も付き合ったりして迎えに来て欲しいなぁ……
〇:彩はもう少し大きくなってからな
彩:早く大人になりたいなー
美:ふふ、ほら全部彩が机に並べてくれたし、3人で食べよ!
〇:そうだね
彩:うん!!
俺たちは食卓の椅子に座り一緒に朝ごはんを食べる
今日は和食で白米と卵焼き、焼き鮭と味噌汁だ
どれも美味しい
美月姉の料理は本当にどれも美味しくてすごいと思っている
みんなで仲良く今日のそれぞれの予定の話をした
〇:ご馳走様でした、それじゃ行ってくる!
彩:〇兄!気をつけてね!!
美:行ってらっしゃい!
俺は玄関を出て遥香の家に向かった
家に着きインターホンを鳴らすとすぐに遥香が出てくる
遥:〇〇おはよう!!
〇:おはよう、遥香!あれ、前髪切った?
遥:え!気づいた!!やったー!!自分で切ったんだけどどう?
ニコニコと聞いてくる
〇:似合ってると思うよ、可愛い
遥:えぇー!!やったー!!〇〇に可愛いって言われると本当に嬉しい!!ありがとう!!
〇:それなら良かったよ
遥:えへへへ私は幸せ者だ
〇:そんなに?
遥:当たり前じゃん!大好きな〇〇に可愛いって言われたんだよ!嬉しいに決まってるじゃん!!
〇:そっか
遥:ほら高校向かおう!
〇:そうだね、行こっか
俺と遥香は一緒に高校へ向かって歩く
遥:美月さんと彩ちゃんっていいなー
〇:急にどうしたんだよ
遥:昨日の夜に恋愛ドラマやってて主人公に姉と妹がいて毎朝おはようとか言ってたり、一緒に朝ごはん食べてるシーンがあっていいなぁって……
〇:前も言ってたよなそれ
遥:だって私も毎朝起きたら〇〇がいて、毎朝一緒に朝ごはん食べる暮らしをしたい!!
頬を少し膨らませて遥香が言う
〇:前の時も言ったけど美月姉と彩にいいなぁって思うってことは俺と兄弟になりたいってことだぞ?そうしたらこうやって付き合うことはできなくなるんだぞ?いいのか?
遥:それはいやだ!!
遥香が即答する
〇:そうだろ?それにその時に言ったはずだ、大学生になって家を出たら一緒に同居しよって!あと1年の辛抱だ
遥:……わかった、我慢する
〇:よし!それじゃこの話は終わりにして行くぞ!
俺は遥香の手を掴むすると、遥香は嬉しそうになる
遥:うん!わかった!!
ニコッと笑って俺と手を繋ぐだけでそんなに嬉しいんだなと心の中で思った
クラスに着くと、遥香が仲が良くて俺の隣の席である遠藤が話しかけてくる
さ:あ!かっきー!〇〇くん!おはよう!!
〇:おう!おはよう遠藤!!
遥:さく!おっはー!!
さ:今日も仲良く来たんだね!
遥:うん!!
さ:ふふっ、かっきーすごい嬉しそうだけどどうしたの?
遥:あのね!今日は手を繋いで来たの!!
さ:え!そうなの!?2人は本当に仲良いね!
遥:えへへへ
遥香が微笑むと先生がやってくる
俺は遠藤の隣の席に座り、遥香は少し離れた席に座った
それから先生の話があって、授業が始まった
今日の授業は隣の席の人と一緒にやるみたいな作業が多い授業ばかりで一緒にやってる最中、遠藤が多分かっきー私に嫉妬してると言っていて確かにと俺も返した
そして、午前の授業が終わって遥香が俺の元にやってくる
遥:〇〇!屋上行こ!!
遥香は俺の手を掴む
すると、遠藤が口パクで頑張ってと言っていた
俺はそれに頷いた
俺はそして、強引に屋上へ連れていかれた
屋上に着くと遥香が言う
遥:もう!話しすぎ!!
〇:話しすぎって遠藤か?
遥:さくもそうだけど!数学の先生の齋藤先生も!!
〇:なんで齋藤先生もなんだ?
遥:だって齋藤先生絶対〇〇のこと好きだもん!!だから先生っていう立場使って授業中に〇〇と話そうとしてるんだよ!
〇:そんなことないだろ、齋藤先生が俺のこと好きなはずないよ
遥:じゃなんで!いつも問題の時に〇〇に答えてもらうようにしてるの!それに男子みんなに君付けして呼んでるのに〇〇だけ呼び捨てだし!絶対そうだよ!!
〇:ま、まぁ齋藤先生はみんなより仲良かったりするしそういうのもあるんじゃないか?
遥:むぅ……私も齋藤先生みたいに授業中に〇〇と話がしたい!!
〇:それじゃ遥香は先生になりたいってことか?それだと生徒の俺と付き合うことはできなくなるけどいいのか?
遥:あ、確かに……それはいや!!
〇:だろ?それに齋藤先生は先生なんだ、遥香が先生になったら俺と付き合えないように、齋藤先生は俺と付き合うことは出来ない、だから心配するなって
遥:……それじゃ齋藤先生のことはわかった、でも!さくとは今日は話しすぎ!!
〇:まぁそれは一緒にやる作業がある授業がたまたま重なってたからな
遥:私も〇〇の隣の席になりたい!!
〇:それは完全に運だから仕方ないな、てか遠藤が言ってた通りになったな
遥:え、何が?
〇:俺と作業が多かったから遠藤が多分かっきー私に嫉妬してるって言ってたんだよ
遥:そうだったの!?
〇:うん
俺がそう言うと遥香が少し俯く
遥:……あ、あのさ、〇〇って嫉妬する私ってどう思ってる?
〇:え、どうしたんだよこれまた急に
遥:この前テレビで色々やっててそれで嫉妬する彼女は重たく感じで嫌だとか言われててその時は気づかなかったんだけど結構私にあてはまって……それで知ったの……嫉妬してることに……それで、気をつけようって思うようにはしてたんだけど、そう思えば思うほどいいなーってみんなを思うようになって……今ふと聞きたいって思って聞いたの……
〇:そっか……でも、心配しなくていいぞ俺は嫉妬する遥香を可愛いって思うし、嬉しいとも思うから
遥:……ほんと?もし嫌だったら別れたりしないとかなって思ってたの……
〇:別れるなんて絶対嫌だよ、それに嫉妬するっとことはそれだけ俺の事好きってことだろ?それってめっちゃ嬉しいよ、それに嫉妬してる時の遥香の顔俺好きだから
遥:……〇〇
〇:例えば嫉妬した相手に何かするなら話は違うけど、何もしないなら俺は嫉妬をやめろとか言うつもりは無いよ
遥:……〇〇……大好き!!
遥香が俺に抱きついてくる
〇:俺も大好きだよ、これからもよろしく
遥:うん!!よろしく!!
ニコッと俺に笑顔を向ける
その笑顔につられて俺も笑顔になる
そして、チャイムが鳴って俺たちは教室に戻った
すると、普段の遥香に戻っているのを見て遠藤がグッと俺にしてきたので俺も返すようにグッとした
午後の授業も終えて俺と遥香は仲良く手をつなぎながら一緒に帰った
それから数年経ち約束通り一緒に同居して暮らしている
遥香の俺への気持ちはより増しているような気がするが俺も嬉しいので良しとする
これから大変な時とかもあるかもしれないが遥香と一緒に幸せに暮らしていこうと思っている
妄ツイ読んで下さりありがとうございます!!
今回はかっきーで書きました!!笑
どうだったでしょうか……笑
ちょっと心配な作品になっております……
もし面白いと思っていただけたなら幸いです!!
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