工藤鈴

ときめきと揺らぎ、失望と愛を

工藤鈴

ときめきと揺らぎ、失望と愛を

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「政治は大切だ」と思いながらも、何をしたらいいかわからなかった。

誰かの苦しみを犠牲に成り立つ、必要以上の何かで溢れたこの世界の現実知り、それでも生きていくと決めた人はどのくらいいるのだろう。自分に出来ることはなんだろうと考えた人は、どのくらい泣いたんだろう。 先月長崎に行ってきて、いろいろなことを実感した。 その時のことと、今の思い、そして気候変動を止めるための第一歩となる署名にご協力いただきたくって、このnoteを書きます。 長崎で見た、衝撃的で感動的な光景 長崎の高校生が中心となって、県議会に「気候変動緊急事態」についての請願

    • 揺らぎの中で生きてゆく

      昨日は雨ですごく寒くって、体調も良くないような気がしていた。早めに寝たからか、少し体が楽になって、でもやっぱり完全にスッキリするのにはもう少し時間がかかるんじゃないかなという予感がしてる。 ずっとモヤがかかっている。ここ数ヶ月は特に。体がうまく動かないような、万全じゃないような。心の疲れが体に出たのか、体が万全じゃないからこころに追いつかないのか、そのどちらもなのか。 分からないまま1ヶ月以上が経った。 今はこれをネガティブに捉えているつもりはない。 いつも何かを描き始

      • ホームタウン

        2024年、新年明けましておめでとうございます。一月中の挨拶はいつも、しばらく正月を引きずってしまう。 去年を振り返る余裕もなく、というか振り返る素振りすらせずに、なんの躊躇いもなく年を越した。2023年は、友達と、仲間ができたことを感じる機会が多かった。 ずっと、友達って何かわからなかったんです。誰かを想うことはあっても、みんなみたいに気を遣わないような、予定がなくても会っちゃうみたいな、そういう関係ってなかなかなかった。 出会いが多いと知り合いは増え続けて、けどずっ

        • 静かな憤りとともに、確かにある希望を

          誰かに届け、そう思いながらも 結局は自分のために言葉を綴っている。 ドタバタ過ぎてゆく時間の中で、目を閉じて考えてみる。 ずっと言葉がつっかえて、出てこなかったけど ほんとうは幸せで幸せで仕方がなくて だから無理やり、悲しい言葉を引っ張り出してきて なんて、そんなことは出来なかった。 全部ここにあったけれど もともと、あったのだけど 信じてみたから出会えたのだ こころをひらいたからまた会えた それがどんなに尊いか それを噛み締めながら、 そしてまたそれを広げるために

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        記事

          朝が来るとき、一人でよかった。

          この夏、自分を、からだを犠牲に頑張っていたことを知っている。そのツケのようなものは数ヶ月遅れで来るどころか、毎月のように高熱が出て、最後は声も出なくなって、そんなにしてでも頑張ろうと決めた自分がいた。 女はつよいなんて誰かが言ったけど、あまりにも脆く、簡単に消えてしまいたくなることも知った。辛い時、そばにいて欲しい人って、わたしの大切な人だから、だから、言えなかった。 心配も、不安も、迷惑も、かけたくなかったのを覚えている。だけどこのまま自分を殺し続ければ、いずれ死にたい

          朝が来るとき、一人でよかった。

          好きだった人が読んでいた本、貸してもらったことがある。それだけがとても美しい記憶。久しぶりに手に取ったこの人の言葉の節々に、彼を感じる。到底きらいにはなれないのだと知る。

          好きだった人が読んでいた本、貸してもらったことがある。それだけがとても美しい記憶。久しぶりに手に取ったこの人の言葉の節々に、彼を感じる。到底きらいにはなれないのだと知る。

          「大学を辞めない」という選択。

          全部消えちゃって、でもこれだけは残ってる。変な自信と自傷は消えないまま、きらめきの中に溶けてゆきそう。 か細い女の子の声が聞こえて、ただ映像だけが流れていく。わたしにはどうにもそれが自分のことのように思えて、エンディングよりも前に涙が止まらなくなってしまった。 「大学なんて辞めちゃえよ」 その言葉は無責任でありながらも、わたしを誰よりも知っているであろう人の言葉だと考えれば、愛で、信頼である。それでいてハッキリしない私への呆れである。 大学に入学して1年も経ったころから

          「大学を辞めない」という選択。

          こっち選んじゃだめだなって方を選んでしまう、きっと後悔するって思う、でも今だってあんまり後悔してないもんな それならもう選ぶしかなかったそれを必死に抱き締めてそれだけを守り抜けばいいのかな 孤立する こうやって人はひとりになる それを望んだのもわたしだよ

          こっち選んじゃだめだなって方を選んでしまう、きっと後悔するって思う、でも今だってあんまり後悔してないもんな それならもう選ぶしかなかったそれを必死に抱き締めてそれだけを守り抜けばいいのかな 孤立する こうやって人はひとりになる それを望んだのもわたしだよ

          もうこの愛おしさ 膨れ上がっちゃってさ いつ破れちゃうのかわかんないよね 見せびらかしたくなっても踏みとどまれる 二人だけのものでいい どこか冷静な二人が好きで、それが寂しかったな

          もうこの愛おしさ 膨れ上がっちゃってさ いつ破れちゃうのかわかんないよね 見せびらかしたくなっても踏みとどまれる 二人だけのものでいい どこか冷静な二人が好きで、それが寂しかったな

          孤独の楽しみ方

          ひとりを楽しめたら、二人の時間がたまらなく幸せになる気がしている。孤独を愛せたら、誰かと過ごす時間がもっと、豊かになる気がする。 映画も、いつか没頭して読んだ小説も、わたしの孤独を語った。いや、重ねた。孤独で無ければ描けない絵がある。孤独を知らねば歌えない詩がある。それならば全力で、孤独を楽しんでやりたい。 誰かをコントロールしようとする癖。彼の予定を把握してないと、不安になること。その割に、聞いたら面倒くさがられるかなと思って何も言えないこと。全部本当の自分だ。そして、

          孤独の楽しみ方

          今朝、ベッドから出る時に考えていたこと。

          君の寝顔をもう見たくないって言ったら、 君はどんな顔するだろう。 わたしだけ先にシャワーを浴びて 服を着て、 珈琲を淹れる。 君がいるけど、わたしは一人だ。 それが好きなんだ。 君の求めてるものに答えられる訳ないのに、我儘な話だよね。 すぐに忘れるだろうと思って、殴り書きした日記。 君にだけの気持ちじゃないんだけど でも、この気持ちに嘘は混じってなかった。 君の特別だけ奪って わたしの全部を曝け出して 受け止めさせてばかり 寝顔を見て、幸せだなって そんな朝はも

          今朝、ベッドから出る時に考えていたこと。

          ライブハウスで出会ったバンド、福岡から神戸まではるばる。こんばんは。そんなにまっすぐ歌うんですね。思わず拳をあげた。 全力な人の前では、冷めた目をしてることが恥ずかしくなる。裸の人の前では、こちらも少しくらい脱いでもいいかと思えてしまう。 思わず溢れそうになる涙と詩に、驚く

          ライブハウスで出会ったバンド、福岡から神戸まではるばる。こんばんは。そんなにまっすぐ歌うんですね。思わず拳をあげた。 全力な人の前では、冷めた目をしてることが恥ずかしくなる。裸の人の前では、こちらも少しくらい脱いでもいいかと思えてしまう。 思わず溢れそうになる涙と詩に、驚く

          2023年、春。ハッピーエンドより、ハッピーマインドを。

          妥協点を探るのがうまくても我慢は苦手だから、次第に苦しくなってくる。 惰性の中で疼くわたしがいるから いつまでも冬眠してたいなんて到底言えない また、振り出しに戻りたい。 かっこいい! 可愛い! 優しい! ソーキュート! ロックでポップな女の子がすきなんだ そうじゃなきゃやってらんない 3月1日、京都。 まなさんと鴨川に座って、 春だねって話した。 冬よりも、 鴨がたくさんいた気がする。 さすが鴨川だ・・・ ハッピーエンドより、 ハッピーマインドが欲しいっ

          2023年、春。ハッピーエンドより、ハッピーマインドを。

          恋のおと

          もっと怒ってよ、なんで黙ってるの もっとちゃんと触って、もっと正してくれないと わたしを叱って 君のものになるつもりはない 君を手に入れたってどうにもなんないし センチメンタル ねえ聞こえていますか 君の笑った顔が好きよ 楽しそうに音楽に揺られて いいじゃんこのままで いいじゃん 本当はどうでもいいんでしょ もっと踊ってもっと 騙されていたいんでしょう あの子の描く未来にわたしは脇役 でもね、君の目にはわたし特別なんでしょ 初めて出会った時から ちゃんと惹かれ

          恋のおと

          夜行バスの中で終わった、わたしの20歳。

          ぬるま湯で育ってしまったわたしが、戦い続ける理由と決意みたいなものを書いてみる。紙で書いたほうが想いが乗るときは、スマホでもパソコンでもなく、ペンを持つ。その瞬間のベストを察知するのが、とても大切だなとおもう。 バスでよく寝て、目が覚めたら、大切な人からメッセージが来ていて、昨夜までの疲れが吹っ飛んだ。 いい20歳だったなぁ 心から、思う。 帰宅後、お母さんと叔母と、3人で喫茶店に行き、モーニング。家族のほっとする笑いも、店主さんとのやりとりも全部ホカホカする。 す

          夜行バスの中で終わった、わたしの20歳。

          したあとのふたり

          午前4時31分。随分前に映画館で観た「花束みたいな恋をした」をみた。あの作品には初めての恋(=ずっと続くと思っていた日々)が詰まっているから、ある意味過去に浸れる要素もあるのだけど、それを乗り越えたあとの、というか乗り越えるためのヒントが沢山あるのだ。 初恋を懐かしく思い、悲しみきったほうが、きっと前に進んでいけるし、ある種の反省をして、それを今に活かせると思った。正しく振り返るために、あの二人の物語を借りたようなものだ。 アマプラで百円で購入して(もらって)、一緒に観た

          したあとのふたり