見出し画像

【B-2】勇者さまっ!出番です!!

----------------------------------------------
これは、選択肢によって展開が変わる
「なんちゃってゲームブック風物語」の一部です

▶ぼうけんをさいしょからはじめるばあい
https://note.com/kudotomomi/n/n9a641f1d1573
----------------------------------------------

ゆうしゃは、そうりょ・イザベルをえらんだ


勇者
「よし、では僧侶・イザベルさんにお願いすることにするよ!」

紹介所受付のひと
「それでは、連絡を取り合います。相手方に伝書鳩飛ばしますので…お急ぎのところ恐れ入りますが2~3日はこの街でゆっくりして行ってください。これ待機用の宿屋チケットです。定型の宿屋で提示すれば無料でお泊りいただけますので」

勇者
「わかった。ありがとう。ではよろしくなっ!」

勇者はテンプの街の温泉でゆっくり古傷をいやしながら、これからの旅のことを考えていた。魔王討伐、それを達成しなければ伝説は残せない。勇者はあらためて闘志を燃やすのであった。

2日後、紹介所から呼び出しがあり、お願いしたイザベルとの顔合わせの日がやってきた。

勇者
「さて…僧侶様と待望のご対面だ…!」

紹介所受付のひと
「勇者様、お待たせしました!こちらが僧侶のイザベル・デ・バルバトス様です!!」

ふわっと、華の香りが漂い、すらっとした影が、勇者の視界に入った。
装備している「聖女のドレス」にはスリットが入っていて、おみ足がちらりと見えている。

イザベル
「お初にお目にかかります。勇者様。わたくしが、イザベルでございます。このたびはご指名いただき誠にありがとうございます」

い…色っぽい!!!!!勇者は戸惑った。

勇者
「あっ!あの初めまして!!すすすすみませんねぇ。魔王討伐に呼び出しちゃったりして…」

イザベル
「いいえ。光栄ですわぁ。わたくし力の限り頑張りますので。この命果てるとも、勇者様のお役に立たせていただきますわ」

勇者の手を取りぐいっと急接近するイザベル。
い…色っぽい!!!(2回目)これまでの人生で巡り合ったことのないタイプに、勇者は動揺を隠せない。

勇者
「ああああの、よよよよよろしくお願いしまっす。」

紹介所受付のひと
「いやあ、勇者様と息が合いそうでよかった!魔王討伐頑張ってください!!」

勇者
「これからちょっと、むさくるしい長い旅になりますけど…途中でなにかお気に召さないことありましたら言ってくださいね!ね!」

イザベル
「お気を使っていただいて…わたくし感激でございますわ。ついてまいりますどこまでも!このからだ、勇者様にささげますわ!」

勇者
「おれ…なんか勘違いしちゃいそうだけど…大丈夫かな」

そして旅立ちへ…に続く
https://note.com/kudotomomi/n/nb43869fdf6d8


駆動トモミをサポートしてみませんか。noteを通じてどんなお返しができるか未知数ですが…おまちしております。