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文学フリマとお品書き

皆さま如何お過ごしでしょうか、久賀池知明です。
先日、何とか無事に横溝正史ミステリ&ホラー大賞に応募する事が出来まして、一安心している次第です。その追い込みもあって更新が大幅に遅れてますが(途中超ショートショートでお茶を濁したりしましたが笑)、のんびりやりたいと思います。
相変わらず土着信仰と古い家屋に取り憑かれておりますが、それはさておき、とうとう今月に迫った文学フリマのご案内です。

今年で三回目の参加になります。

・2023/10/22(日) 11:00〜16:00
・入場無料
・TKPエルガーラホール(福岡県)8F大ホール・7F中ホール

なんと今年は7,8Fの2フロアを貸し切っての開催だそうです。凄いですね。去年も大変盛況で、ありがたい事に私のブースにも沢山の方がお越しくださり、購入していただけました。ありがとうございます。
その私のブースですが

前回前々回は「え」の列でした

8F い‐29 となりました。
大体私のいる辺りにホラー関連の出店者が集まっているかと思いますので、気になった方はぜひ。
↓は出店者カタログです。気になるジャンルで検索してみてください。
気になったブースは保存出来るようですよ。

続いてお品書きです!

帰宅途中の地下鉄車内で背後に立つ不審な男。じっとこちらを見つめるその男はどこか様子がおかしく・・・・・・「地下鉄」。亡くなった父の遺品整理をしていると、私が産まれた時の写真が出てきて・・・・・・「生誕」。日常に潜む描いた短編を収録。

浴室の換気扇から妙な音がする。暫く放置していたがあるモノが突然入浴中に落ちてきて・・・「換気扇」。普段はただの汚い溜池のはずが、月の無い夜に覗き込むと鏡の様に綺麗に自分の姿が映り込む・・・「鏡の池」。真夜中に物凄い異臭を放ちながら階段を登って行く女・・・「階段を這う女」。一昔前、源左という腕利きの猟師がいた。ある時、羆を一頭仕留めると草叢からそれの子熊が姿を現した。死に際の親熊から「後生の頼みだから見逃してやってくれ」と懇願され、その通りにしてやった源左。それから月日は流れた冬の日、開拓民が熊に襲われた・・・「羆」 日常に潜む怪異を描いた短編を収録。

その日、村人達は山が吼えるのを聞いた。地の底より響き渡り、体の芯まで震わせる怒号にも似た声を。それは、汗が吹き出る真夏の夜の事だった。 1976年、神奈川県のとある地域がダム建設により水の底に沈む事になっていた。建設省河川局に務める兼森はそこの住人達に対して移転の勧告をする様言いつけられる。反対派からの圧力や抗議はありつつも、以前この村に越してきた水戸部という女性の協力もあって少しずつ計画は進んでいった。 しかし、祭りの当日二人はこの村に来た事を後悔した。山へと入っていく村人に、ついて行かなければ良かったと。手を出してはならないモノが存在していたのだと。

上記は電子版ですが、会場には本品を持って行きます。
(電子版の方がちょっとお安いです!)

また、新刊を出す予定です!

画像は仮で当てはめた物ですが、これはこれでありだなと思ったりしてます。

タイトルは「禁じられた遊び」
短編第三集目です。
多くても5,6編を収録する予定です。
遊びと言っても色々ありますよね……子供の遊びに大人の火遊び。駄目と言われればやりたくなってしまう……そんな怪談をぜひ。

また、無料配布分として短編の演劇台本、ショートショートを書き下ろす予定です。

大まかにこのようなラインナップで参戦したいと思います!
もし会場に行けそう!という方いましたらぜひともお立ち寄りください。
来れないよー遠いよーという方は良かったらのBOOTHよりお買い求めくださいませ。本当に活力になります……!
もっとホラー業界をホットにしたい!
ちょくちょく再掲などあるかと思いますが、よろしければリツイートや引用などで広めて頂けると大変助かります。文学フリマ自体の認知度ももっと上げていきたいのでぜひ!!

当日お待ちしております!

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