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#175 性より食の相性【恋活日記】

2023年10月6日(金)の日記

今日の夕方は、1人親方のRくんと顔合わせの日。前回のブログに書いた通り、この2週間は彼との交流をじっくり温めていたので、ひなたぼっこ的にはかなり期待も大きかった。そしていつも通り、1人で勝手に恋人になったシミュレーションをして、恋の妄想を楽しんでいた。


約束の時間が迫ってくると、緊張のあまりまた背中が痛くなってくる。彼はこの1週間、関西のほうに出張しており、金曜日の午前1時過ぎに東京に戻ってきている。そしてその日の夕方5時位に、自宅から車で1時間以上かけて私の住んでいる所まで会いに来てくれるという。
私としては、出張帰りで疲れているだろうから土日でもいいよと言ったのだが、仕事が入るかもしれないからこの日にしてほしいと言われた。

久しぶりの緊張感とドキドキ・ワクワク感だが、過去を振り返ってみると、期待を抱いている相手ほどことごとくプロフ画像とは別人(同一人物だが全くイメージと違う)でショックを受けてきた。
今回の人は…部屋で自撮りなのですごくイケてる写真ではないけれど、顔はまあまあタイプだし、人柄も良さそうだし、多分大事にしてくれる真面目な人だとメッセージの中では感じていた。
でも、直接会う前に、1度もリアルに会話したことないというのがちょっと引っかかっている(事前にLINE交換して通話したからといって、今まで1度も成功してないから同じなのだが…)。

場所はいつものファミレス。
いつものというのは…過去にさかのぼると、横浜タワマン住みのHくんや、ネガティブなブチャラティ、そしていまだに毎日LINEを送ってくるガツガツ系のせっかちくんたちとご飯したところ。
結局この人たちとは誰とも恋人に発展していないのだから、あまり縁起の良い場所ともいえないが…。

ついに、顔合わせの時!

私が到着したときには、すでに車は駐車場についていた。人が乗っているらしき車に近づいて行くと、私に気づいたRくんが降りてきた。北風がビュービューのため、コンタクトをつけず裸眼の私にはぼやけてて顔がよく見えてないのだが、あれ?全体像がイメージしていた人と違う。目のピントが合ってないので顔は不鮮明だが、体の大きさが違う!
そう、写真の印象よりひと回りでかい。ふ、太ってる!!

このパタンは…フォトグラファーもそうだったなぁ。雰囲気がオダギリジョーっぽい、イケてる数年前の写真とは全く別人で、筋トレしすぎて上半身マッチョになってたし顔もおじさんになってたし。
奇跡の写真をプロフ画像に載せていた人も、えっ!こんな体型だったの?!と驚いて、ショックを受けたこともあったし。
やはりブチャラティくんも太ってしまったので、プロフ画像の顔とは違っていた。
体型以外でショックを受けたのは、口元を隠した写真を載せた人の顔全体を見たとき。全然印象が違うやん!!

で。Rくんはどうかといえば、顔は私好みだし、まぁまぁイケメンな方だと思う。写真は真顔で写っているが、笑顔が多くて歯もきれいだったし、笑った顔もなかなか素敵。
これであと20キロ痩せてればなぁ〜。全然別人になるんだろうけど。
話を聞くと、この2年で10キロ増えたとか。本人曰く、もう気にしなくなったらしい。いや、気にしなきゃだめでしょ!!
20代までさかのぼると、その当時から30キロ増えたとか。
いやいやいや、その30キロ分、全部贅肉だからね!!
(ちなみに身長182センチの体重90キロ…せめて80キロにしてほしい)
本人は健康体でどこも悪いところはないと言っているが、メタボには引っかかっている。特に運動はせずに、電子タバコを一日1箱、酒はほぼ毎晩焼酎を飲んでいるそうだから、そりゃ〜太るわ。しかも生活習慣病予備軍じゃん。もったいないなぁ〜…せっかく素材がいいのに。
さらに服装のセンスも…まぁ大工さんだからそんなにおしゃれな人は期待してなかったけど、野暮ったい。そもそも体型を気にしない人だから、服装はなおさら気にしないだろう。

ファミレスでの食事

肥満を差し引けばわりと好きな顔立ちなので、正面の席に座っている彼の顔を見るとちょっといいかなと思うこともあるのだが…。
いやでも、なんかいまいち違う。盛り上がらないのだ。あんなに期待を寄せて、ちょっとエロい妄想もして、早く会いたいと思っていた人だったのに。
理由のひとつは、一緒に食べてても楽しいと感じない。
2人でシェアして食べようって言ってるのに、なんか私ばっかりが食べてるし…。遠慮しているのかわからないが、自分からなかなか箸をつけない。
体の大きさのわりには意外と少食?食べる時はもっとガツガツいこうよ〜!!おいしそうにさぁー。なんか盛り上がんないじゃん。
しかも、エビやカニなどの甲殻類、イクラとか貝類は苦手らしい。えー、そんなに好き嫌いあるの〜?!シェアしたいものがあったのに、それは今回も食べられないのか😔

以前、せっかちくんとこの店に来た時は、このチープなファミレスの食事をおいしいおいしいと言って食べてたな。やっぱり一緒に食べるなら、それくらいリアクションがいい人のほうが楽しい。
リアクションといえば、我が家に来て手料理を振る舞ってくれた図書館司書のおじさん。自分で作った炒飯をペロっと平らげ「あー、おいしかった!!」と満足していた笑。

肉命!!のアキヒコなんか、肉メインのバイキングの時は戦闘モードのスイッチがオンになって目の色変えていたっけ笑。加齢とともに私より少食になってしまったのは仕方ないとして、一緒に「おいしいね」とか、味についてあーだこーだ言い合いながら食事を楽しんでいた。

アキヒコも舌は敏感な人だから、食へのこだわりは強い。
旅行先や少し遠出をすると必ず地元のスーパーや道の駅に立ち寄り、「きのう何食べた?」の西島秀俊のように、地場産や旬の食材などしっかり選ぶタイプ。「おいしいものしか食べたくない」という人だった。

ついでに言うと、1日1往復位メッセージのやりとりしていた船橋在住の高橋光臣似のイケメンっぽい人もいたのだが、メッセージの内容がつまらなすぎて(私が出した文章のおうむ返しで全然進展しない)会うことなく縁を切った。この人のこだわりが強いなと思ったのは健康に関してだが、食事は16時間断食とか、肉を食べないペスカタリアンを実践していた。断食はいいとして、一緒にしゃぶしゃぶも焼き肉もシュラスコもすき焼きも食べられない時点で、デートの楽しみが半減してしまうのは容易に想像できる。

グルメの歴史

元夫はどちらかというとばか舌なので、そんなにグルメというわけではなかったが、離婚後に付き合った13歳年下の彼氏ミツオの頃からかなぁー?食べることに興味を持ちだしたのは。
半年位の交際だったので、そんなにあちこちお店に行った記憶はないけれど、2人とも味覚は敏感だったので、食の相性は合っていたと思う。当時はまだアルコールも飲んでいたので、居酒屋など夜の食事が多かったかもしれない。彼のリアクションもなかなかよかったな。

私の場合は、高級レストランとかこじゃれた店とかではなく、普通に美味しければ、B級グルメで全然オッケーだし、知った風に蘊蓄をああだこうだ言うタイプではなく、楽しく美味しく食事ができればそれでいい。おいしい炒飯と餃子を提供しているまちの中華屋さんとか、品質の良い肉を出してくれる焼き鳥屋さんとか(衛生的に汚い店は無理だけど)。

ミツオと別れた後、私はSNSの中で食べ歩きのサークルを立ち上げて管理人となり、いろいろなお店で食事会のイベントを開催していた。店を開拓する楽しさもそうだが、おいしいものを食べることに徐々に興味を持っていった。サークル自体は、アキヒコと付き合うようになってからデートが忙しくなり自然消滅。

アキヒコの前に、私の黒歴史、2年ほど付き合っていた栃木県住みの(名前も出したくない)男がいた。
付き合ってからわかったのだが、2人でデートしてもあまり楽しくない男だった。ばか舌ではないし、逆に味には敏感な方だったが、食事してても決して「おいしい」とは言わない人だった。おいしくない時だけ「まずい」という表現をする。表現力が乏しい人だったのかも。
一緒に芝居を見ても「面白かったね」とかではなく、批判的な意見だけをいう感じ。そうじゃなくて、おいしいとか楽しいとか、プラス思考で共感したいのに…なんかつまらない男だった。

気配りと気遣い

話をRくんに戻す。
食事以外にもう一つ気になったのが、メッセージでも人となりは分かっていたが、実際会っても相手に気遣いのできる人だ。気遣い…まぁ大事なんだけどさー、気遣いと気配りは別かもしれないけど、私に気遣いは不要だわ。気を使われると、逆に疲れる。
ナプキンを取ろうとしたらさっと出してくれたり、サラダをシェアする時、とり皿に入れてくれようとしたり。いや、自分でできるから〜。
もちろん初対面なので、女性に対してのマナーとして良かれと思ってしてくれているのだろうが、私はすぐに「あっ!自分でできるから大丈夫!」と言う。
俺様のアキヒコは女性に対してそういう事はしない人だったから、すっかり習慣化されてしまったのもあるが、(私が男性にする分にはいいが)私のことはほっといてほしい笑。気遣い無用!

会話が盛り上がらない

そして、メッセージでも何も質問してくれなかったけど、「自分はおしゃべりな方だよ」「会って話す方が得意だから」と書いてあったので、直接会ったらいろいろ聞いてくれたり、もう少し会話が盛り上がると思ったら、相変わらず私に対しては何も聞いてこないし、押してもこない。フォトグラファーの変態ネタもちょっとしてみたが、下ネタも食いつき悪いし、いまいち盛り上がらなかった。
話のネタも豊富じゃなくて、私が何か引っ張り出さないと自分からも話してこない。つまり…なんだか一緒にいてもつまんな〜い。
1時間が限界。

お会計と車の中で…

わざわざ遠くから家の近くまで来てくれた人には、(安いファミレスだし)食事代は私が払うことにしているのだが。ブチャラティはかなり抵抗したので彼に譲った。そして今回、Rくんにも「ここまで来てもらったんだから、私が払うから」と言うと「男に恥をかかせないでくださいよ笑。それぐらいの稼ぎはあるから😁」と言われ、そういうものかと思い素直に譲った。そして、彼はしっかり領収証をもらっていた。「個人事業主だしね」と。経費で落とすらしい。別にいいけど。

店から自宅までは徒歩10分ちょっとの距離だが、車で送ってくれるというので乗せてもらうことに。
「ドライブとかどこでも行きますよ〜!」と言ってくれて、やっぱり車を持ってる人はいいなーと妄想してみたが、一緒に行きたいかと言われると、なんだかぴんとこない😞
「俺はショッピングでも下着屋さん以外は外で待ってなくて、ちゃんとお付き合いしますから」というひと言も気になった。
つまり、女の買い物にも付き合ってくれるという意味だろうが…。
いや、逆にうざいし。
誰かに待ってられると、余計に気になってじっくり見れないし。
彼氏の洋服選びには付き合いたい方だが、自分のは付き合ってくれなくていい。よっぽどおしゃれで洋服好きな人なら意見を聞きたいけど。

これもおそらく、俺様のアキヒコによる調教結果かもしれない。
「めんどくせぇ〜」
がアキヒコの口癖だから、男にとって極力めんどくさい女にはなりたくないし、それにすっかり慣らされてしまったのかも。

そして、結論

LINE交換の申し出もなく、リアルに私と会っての感想も「写真より若く見えるね」以外は何もなかったので、私のことをお気に召したのか、どう思ってんのかわからないまま別れた。帰宅したあとRくんから「今日はどうもありがとう」というメッセージがきたので、こちらもお礼の返事を返した。

するとすぐに「また会ってもらえますか?」とメッセージが来て…。
そこで私はフリーズしてしまった。なんて返せばいいんだろう。
もう二度と会いたくないかと言えば、会うくらいならまぁいいか?
「恋人に発展するかどうかはわからないけど、それでもよければ」という文面が浮かんできたが、あんまり積極的に会いたいとは思えない。
だって、会って楽しいか?会話が盛り上がらないんだよ?
でもいい人だし、断るのも悪いなと思って躊躇していると、
「タイプじゃなければマッチを解除してください」と追加メッセージがくる。
「とりあえず、LINEに移行しましょうか?」とか「顔はタイプなんだけど、ちょっと話が盛り上がらないからごめんなさい」とか、返事の内容は考えていたのだが、結局メッセージは返せないでそのままスルー。

迷いに迷って…ほんとに申し訳ないんだけど、思い切ってマッチングを解除してしまった。
変に期待を持たせてもそれはそれで残酷だし。相手だって次に進めないわけだし。ていうか、私自身もトークルームにRくんの顔があると次のステップに進むのにもなんかちょっとやりづらくて…。

そういえばこの人も、(以前一度だけ会った)スピリチュアルに傾倒している同年代のおじさんと一緒で、女友達は多いけれどなかなか恋愛には発展しないと言っていたな。
なんでだろう?私もこの人と面接と向かって話していると、恋愛もそうだがスキンシップすら想像できなかった。会う前まではエロい妄想していたくせに、実際会うと体には触れられたくないなと思ってしまったり(そもそも肥満体型の人に、性的魅力は感じない方だし)。

そうか。エロさや危ない感じがないのかな?安全牌というか、この人なら大丈夫だろうみたいな安心感?
ちなみにエロい妄想というのは…会った瞬間、直感的にビビッときて恋に落ちたら、別れ際、車の中で私からキスを求めちゃおうかな〜とか。
はぁ〜、もうそれすらも叶わないのか。
私のスキンシップはいつになったらやってくるのか・・・

そんなわけで、またアプリを再開して新規開拓を始めなくてはいけないわけだが、それはそれで結構骨が折れる。

今日顔合わせをすることを知っていたせっかちくんからは、早速夜電話がかかってきて、「そんなことしているといい人逃げちゃうよ。最初は緊張してうまく話せないこともあるから、2回目以降会うと違うかもよ」みたいなこと言われたけど。いまいちぴんとこない人と無理して会ったってしょうがないしね。
気になっていた人とうまくいかなかったことを知ったせっかちくんが、いつものノリで「じゃぁ〜今からそっちに行くわ〜」と言い出したので、「いや、こなくていいから!」と断った。

振り返り

直感とフィーリングは両方大事。
いくらメッセージとプロフ画像で好感を持ったとしても、通話で話してみて話が盛り上がったとしても、実際会ってみないとわからないことが多い。

フォトグラファーの時は確かに1回目はピンとこなかったのだが、彼はその後もぐいぐい押してきてくれた。そして、惹かれる何かがあった。それは変態?いやいや、彼独特の一般人と違う何か。ADHD?
私を引き付ける磁石を持っている人だったのだろう。
常識的な一般人には、どうやら私は惹きつけられないようだ。
それももう何回も学習してるじゃ〜ん😅
結局は、顔がタイプなだけでもダメってことだ。

収入も職業も出自や家族構成もそんなにこだわりないし、タトゥーもピアスもオッケーだし、この際エッチの相性だって性格だってそんなにうるさいこと言わないんだけど。何故かなかなか見つからない。私の条件としては、この4つぐらいなんだけどなぁー。

①直感とフィーリングで、ぴんとくる人
②極力休みが安定していて多忙ではない人
③お出かけや旅行にフットワーク軽く付き合ってくれる人
④食の相性がいい人(食べるのが好き、楽しい食事)

推し活(番宣)

新聞のテレビ欄を見たら、なにげに今日はアニソンがあるじゃん!
早速、録画の設定。
そういう情報は、ちゃんとエックスにアップしといてよー😥

ハライチ岩井とサンドウィッチマンに挟まれている上川隆也氏❗️
尊いわ〜。今夜もいいコメント期待してるよ🥰

アニソン番組を見ていて、懐かしいと思った曲。20代の頃よく聴いてたなぁ〜。シティーハンターの主題歌だったんだ!


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