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精巣腫瘍と僕

この記事では、僕が罹った「精巣腫瘍」と今の病状を記録している。


精巣腫瘍について

精巣腫瘍とは男性の精巣(睾丸)にできる腫瘍で、20~30歳代の若い人に多く発生します。多くは悪性(癌)で進行の速い場合が多く、昔は若い男性を冒す不治の病として恐れられていました。しかし、医学の進歩により、効果のある抗癌剤が発見されてからは転移のある進行症例でも、現在はある程度治し得る癌として考えられています。

東京女子医科大学 泌尿器科

すごく簡単に表現するとしたら、
「キンタマ」にできる腫瘍 = 「精巣腫瘍」だ。

病気の説明と治療について非常に分かりやすい動画がある。

精巣腫瘍は摘出すれば終わりではなく、ある意味始まりに過ぎない。

摘出した精巣の組織を病理検査する。
転移しにくいセミノーマか転移しやすい非セミノーマか調べる必要がある。

どちらかわかった後に今後の治療方針が決定する。

非常に長い付き合いになる、そんな病気だ。


僕の病状


2023年6月9日(金)に身体の異変に気づく。

12日(月)、泌尿器科を受診。
大きい病院で精密検査を受け、「精巣腫瘍」の疑いと診断。

14日(水)、手術前日入院。

15日(木)、手術。高位精巣摘除術にて左精巣を摘出。

19日(月)、退院。以降、自宅療養。

7月3日(月)、造影CTと腫瘍マーカー検査。
病理検査の結果、精巣腫瘍 非セミノーマ(胎児性がん) ステージⅠと診断。
2年以内の再発リスクが高いため、予防的抗がん剤治療を受ける予定。

23日(日)、治療前入院。

24日(月)、抗がん剤治療開始。


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