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敵とのコラボレーション #本の要約 #コミュニケーション

私の好きな本の一つアダム・カヘン著「敵とのコラボレーション」を紹介します。
以前、本の内容をまとめて勉強会で共有する機会があったので、こちらでも共有させていただきます🙇‍♀️
この記事では、参考になったところを抜粋しています。


みなさんに敵はいますか?

仕事をしていると、賛同できない人・好きではない人・信頼できない人とも一緒に活動しなければいけないときもあります。「こんな人と関わりたくない!」と思って関係を断つことも一つの方法です。でももし自分が実現したいことにそのような人たちと関わる必要があったとき、彼らとどのように協働していくことができるのでしょうか?


自己を主張すること/相手と関わることのバランスをとって関係を維持

主張しすぎると抵抗を生み、関わりすぎると屈服することになり、この不快感が限界を超えると後々の問題に繋がっていきます。交互に行ってバランスをとることで関係をやりくりすることが重要だそうです。主張と関わることのどちらかに偏っている場合は、弱い方を強化することに気をつけましょう。

話し合いモードは「プレゼンシング」

みなさんは話合いをするとき、どのモードが多いですか?

  • ダウンローディン: 自分の考えが真実だと決めつけそれを確かにする情報だけを聞く。状況は変わらないだろうと決めつけて、自分の意見をはっきり言わない。

  • 討論(ディベート): 各自が自分の考えていることを話し、事実に基づいてどちらがよりよい意見か評価しながら聞く。

  • 対話(ダイアログ): 内省的に話し共感的に主観的に相手の話を聞く。

  • プレゼンシング: より上位の目的の視点から話す/聞く。

みなさんは上に書かれたモードについてご経験はありますか?(私はたくさんあります・・・)
プレゼンシングは、理解しにくい概念なので、勉強会ではこれに近い体験をした例をそれぞれ共有し合いました。
賛同できない人・好きでない人・信頼できない人がいると、ダウンローディングと討論(ディベート)になりがちです。新しい未来を共創する際は、オープンな気持ちで新しい可能性に耳を傾けて何が状況を前に進める行動なのか実験してみましょう。

傍観者ではなく共創者になる

合意を得られていないのに、傍観したまま自分の思い通りに他者を変えようとすることはとても難しいことです。状況を変えたいときは、活動に飛び込み自分が変わろうとすることが求められます。自分のできることに集中しましょう。

勉強会の内容を持ってきたので、私が著者かのように書いてしまいましたが、本のまとめでした!

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