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名に香の字置きたる人の香もて旅の心はかろくなりゆく/蛇口ひろこ

名に香の字入りて半世紀を過ぎてその香を未だ嗅いだことなし 

クジラと蛇口(短歌:藤田美香)
クジラと蛇口(写真:蛇口ひろこ)

名に香の字置きたる人の香もて旅の心はかろくなりゆく

クジラと蛇口(短歌:蛇口ひろこ)


私は自分の名前が好きだ。とても気に入っている。
そんなに深刻ではない自虐を含めて書いた短歌である。

ひろこさんは、その「深刻ではない」自虐をちゃんと汲み取ってくれているんだろうなと思う。
だから、花が下を向いている。だけど、ちゃんと咲いている。
素直に嬉しい。ひろこさんがそんな風に思ってくれていることが、嬉しい。

最初に、思いついたからと送ってくれた歌から
あれこれ言葉の意味を調べてくれて推敲してくれて、
最終このかたちにしてくれた。

作品のやり取りより、しょうもない話のLINEが延々長い。
ずっと笑っていられる。楽しすぎる。
もちろん真面目な話もする。ときどき。
いつも付き合ってくれてありがとう。

もうすぐ感動の再会。(爆笑の再会になる気しかしていないが)
実際に会うの、3回目だよ?
信じられない!


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