はじめに

みなさんは現状の状況や人生に100％満足していますか? もしそうでないなら、少しでも不満があるなら、この本が役に立つこと間違いなしです。就活中や、キャリアを迷っている方にもおすすめです。なぜなら、デザイナー思考を身に着けると、物事の見え方がガラリと変わってくるはずだから。

本の概要とあらすじ

「仕事にやりがいがない」「まっとうに働いているのに幸せになれない」……こんな悩みや不安は誰しも覚えがあるはず。やりたい仕事も見つからないし、いまからでは手遅れだと、諦めかけていませんか。そんなときに抜群にきくのがスタンフォード式人生設計。
就職・キャリアアップ・転職・第2のキャリアといった人生のあらゆるステージに応用できるライフデザインの方法を知れば、自分らしい最良の生き方が見えてくる!(Amazon商品説明より引用)

感想

本書は、人生は一度きりだが、理想のライフデザインは何通りもあり、正しい人生は一つではなく、何歳であっても幸せになれるということを教えてくれます。
なぜそんなことが可能になるのか? 人生を「デザインする」という思考を身に着けると、全く新しい武器、「新たな視点」で物事を見ることができるようになるからです。

ライフデザインとは、視点を変えて問題に取り組み、プロトタイプを作り続け、人生という実験場で絶えず試し続ける…というのが本書の定義。

ライフデザインのマインドセットとは、
・好奇心
・行動主義
・視点の転換
・認識
・過激なコラボレーション
の五つだ。(LIFE DESIGN,p.34-35より引用)

このマインドセットをもとに、仕事観と人生観は一致しているか、自分の本当の問題は何なのかなど、自分の人生を見つめなおすのです。

問題を見つけたら、自分の軸はずらさずに視点を変えてみたり、冒険的なプランを色々挙げてみたり…

本書で一番面白かったのが、プロトタイプを沢山作って試し続けるというデザインの考え方を、人生にも適応できるというところです。少し建築をかじっていたので、建物に対して様々な視点で考えるのは当たり前だと思っていましたが、人生にも応用できたとは…。

はじめに思い付いたアイデアは、大抵そこまでいいアイデアではありません。最初のアイデアだけに固執するのではなく、沢山のアイデアを出し、小さな行動たちに移してみる。雪だるま式にいっちょ噛みしていけば、様々な知見が得られるうえに向き不向きがよく分かります。

私の「読書」に関するマインドマップ。みなさんのマインドマップはどうなるでしょう。

あと、プロトタイプを作って、試して、一つの道を選んだらその後は他のアイデアへの思いを断ち切って前へ進めるよう行動する、というのがいいなぁと思いました。いったん決めたらまずやり切ってみて、問題が出たらまた考えたらいい、というのは失敗への耐性が着く上に確実に学びを得ることができます。

人生に迷ったら、この本を道しるべにいかがでしょうか。

My thoughts in English

This book tells us very important lessons; you can live only one life, but ideal life designs can be multiple way, you can live differently at any stage of life. Why is it possible? Learning the design thinking make us to see things in life for whole new perspective.

Life design is the process of things which changes the point of view, keeps making prototype and continues to try out in the field of real life. This is the definition of life design in this book.

Life design mindset are those 5 elements.
1. Curiosity
2. Behaviorism
3. Change the point of view
4. Perception
5. Extreme collaboration (From LIFE DESIGN, p.34-35)

Based on this mindset, we are going to reconsider our life like, is it corresponding view of both job and life, or what is our true issue?
If you find the issue, you have to have your own principle and then, change the view, and make the adventurous plan.

First one of interesting idea from this book is design thinking which makes lots of prototype and experiment can be applied for life. I had no idea that can be even I was architecture student who think about in many perspectives for buildings.

Second, the very first idea is not that very good enough so you have to make a lots of ideas and take small actions in real. If you take many small actions, you can get many various knowledges which can help you to find your fitness.

Third, you have to let go of other ideas and move forward once you chose one after making prototype and experiment. You are going to waste your time if you reconsider and be worried about other idea. If there are issues, then you can think about it. This lesson helps us to get the tolerance of failure and gain experience.

If you lost in the way of life, I recommend you this book.