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Cocco古参ファンがフェス参戦でわかったこと

それで、野外フェスのCoccoがどうだったかって話もね
ここに残しておこうと思います。今度こそ。


Coccoが単独ライブMCや
インタビューなどで
『こうはまだまだ』
『なんもできないし』
なんて発言をするのが
不思議なような
プロ意識なのかなとか
常々思っていたわけですが

ベスト其の2や3のときは
『こんなに甘やかされて・・・』
というような発言もよく聞いた気がするし

しかしこういう
規模の大きなフェスに出てたら
なるほど
なるほど
そりゃそうだね
そうも思うねと
ストンと落ちました。


ラブシャ3日目のトリ
つまり大トリの
BackNumberだって
今年はたくさんフェスに出て
自分たちまだまだだなって思った
とか言ってましたからね
ものすごい人数の
彼らの曲を大合唱できちゃう
みんなを前に言ってたくらいなので
それはもうほんとうに
向上心のあらわれであり
よりよいものであろうと
たくさんのものを吸収し続ける
あり方として、ごく自然なんだろうなって


あたりまえだけれど
Cocco単独ライブは
Coccoのために足を運ぶひとばかり

そしておそらく
Coccoのコアファンは
他のアーティストには興味がない
というタイプも一定数いる
ライブに行くのはCoccoだけ、とかね

その視点でみている
みつづけてきたCoccoと
26周年を迎え古参とも言える
邦ロックアーティストのひとりであるCoccoは
やはり、違うのだなと
良くも悪くも、違うんですよね

この記事見つけたときには
なんか泣けたもん。

ああこんなふうに
Coccoをみている人もいるんだって

ラブシャ、3日目は特に?
若手アーティストが多い印象で
ナマCoccoのステージが
はじめてな人もきっと多かった

昔からのイメージを抱えていた同行者は
あんな踊ったりすると思わなかった・・・
と言っていて

それもそうだよな
Coccoがガチバレエ勢だったことなんて
ファンしか知らないし

喪服のようなチュールドレスの横で
ピンクの法被隊が団扇もって踊ってるとか
シュールすぎるだろう!

ベストツアー最中にリリースされた
『お望み通り』から増えた
ファンにはすでにおなじみで
たのしみですらある
観客も踊れる振り付けや手拍子

元はと言えばたぶん
『つよはか』を振り付けて踊って
インスタにあげていた
若手コレオグラファーに端を発している

25周年記念に再作成されたMusicVideo

Cocco本人はどこか辟易としつつも
毎回歌うことになる『つよはか』
近頃はこのビデオのフリに近い動きをしながら
歌っていることが多い

直立不動で歌って走り去る

そのイメージはもう、20年以上前の話なんですよ

隠すでもなく
踏襲するでもなく
最新の、イマの自分をあらわし続けることでしか
それは、書き換わっていかないし

イマのCoccoだから響く
イマのCoccoの音を求めている
そんな誰かに出会うためにも
あらわし続けるしかなくて

『まだまだ・・・』
そう言いたくなるよね
そりゃそうだよね

そんなCoccoだから好きなんだ

そんなことを思ったフェスでした


いちおう書き添えておくと
ラブシャでのCoccoステージは
基本的にゆるりとした
平和な雰囲気で
モニターのイメージ画像がきれいだった

すり鉢状のMt.Fujiステージの
すり鉢はまるっと人がいたかなあ
その次のスカパラの方が人は多かったかなあ

ピンクゾウさんや
Coccoグッズを持ち歩いてる人は
数人しか見かけなかった

Vaundy
Back Number
SUPER BEAVER が多かったかなあ

そういうのを目の当たりにすることも
フェスの面白さかもしれない

最近の音楽に興味がなく
我が家にはテレビもなく
Coccoとスカパラ以外
この曲は知ってる、すら
ない状態で参戦したけれど
バンドサウンドそのものが
単純に好きなので
屋外でしかも水辺は気持ちいいし
来年もチャンスがあれば行きたいなあ
なんて思ったのも、収穫かもしれない


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