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会社を存続させるために必要なものは、お客様への価値提供。お客様を見ろ。

今日はGMOグループの全グループ会議がオンラインで開催されました。
熊谷代表の総括が、自分のなかでグッとしたので、その想いを記します。

企業は将来にわたって存続するという前提(ゴーイングコンサーン)で、会計などの仕組みがなりなっています。なので、企業にとって一番大切なことは「存続」すること。

会社を経営する人は、誰しもが失敗し終わることを前提に起業しないはずですが、ほとんどの人が存続することはできません。

たとえば、ベンチャー企業の生存率は、1年で40%、10年後には6.3%といわれています。もちろん倒産だけでなく、合併で存続会社ではなくなるなども含みます。そう考えると、GMOペパボも17年続いているわけで、すごい確率で存続してる希有な会社です。

存続するためには、利益(キャッシュ)。GMOグループは、一度黒字倒産の危機に見舞われたこともあり、熊谷代表のこの言葉は重みがありました。

しかし、利益目的の経営は長く続きません。

キャッシュがなければ、存続はできないけれど、そのキャッシュ(利益)を生み出すのはだれか。

当然、「お客様」です。

企業は、世の中に価値を提供して、その対価として収益を得ます。

なので、お客様の対価に見合ったに価値を感じてもらえる商品・サービスを提供しなければならないんです。
お客様の目線、お客様の立場になって考えること。

誰の何を解決する商品・サービスを作るのか。

このプロダクトづくりがとても大切だと思います。

価格やスペックだけの争いでは、ただただ利益を削っていくだけ。
利益が削られれば、いつかはお客様にそのツケが回ってきます。
その関係性では、お客様との長いお付き合いはできないです。

お客様に選んでもらえる価値とはどんなものか、自分たちが作りたい世界はどんなものなのかを、考え考え抜いて、他社とは違う価値を提供し、差別化をしていく。

他社の模倣だけでは、いつまで経っても他社の価値観の上で価格競争しかできないので、物量で明らかに勝っていない限り、追い抜くことはかなり難しいのです。

Amazonのベゾスも同じような話をしています。
Amazonができて間もない頃に、超大手がECに参入してきた時、従業員に行った言葉も

「他社のことを恐れるな。お金を出して商品を買ってくれるのは競合他社ではない。顧客だ。顧客のことに集中しよう」

存続している会社は、お客様と向き合いお客様に価値提供をし続けているんです。

ウォルマートといったライバル企業の成功が我々の成功を妨げるわけではない。小売業界はもの凄く大きいし、成長している。だから、競合と戦うことに意味はない。商売をスポーツに例える人がよくいる。必ず勝つ人と負ける人がいると。だがほとんどの場合、勝敗は無関係だ。私の考え方としては、我々が成功するにあたって他社が失敗する必要もないと考えている。電子書籍にしてもそうだ。市場自体が成長し、複数の勝者が現れるだろう。

最後に、僕はお客様のためNo.1のサービスを提供したいと思いとともに、市場を拡大させていきたいと考えています。

それは、自社だけではできない。
昨年で、レンサバミートアップを開催して、レンサバ業界を盛り上げていく活動などを行ってきました。(今年もやりたい。。)
甘いといわれるかもしれないけれど、ライバル企業も含めて、ともに成長していき、それぞれが成功すればいいんです。

その中で、自分たちが一番選択されるサービスを提供し続けたいと思います。

と、いつの間にかAmazonの話してますが、今日のグループ会議は自分にとってとても意義深く、自分のビジネス論と通じていたので、今後も自信を持ってやっていくぞと強く決心した1日になりました。


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