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Back to the Future

Back to the Future、これは私が1番好きな映画である。

最初にみたのはパートワンで、小学1年生のときだったと思う。それまではディズニーやジブリをみてた私が、初めて実写SF映画と出会った瞬間だった…笑。映画をみてワクワクするということを、この映画で初めて体感した。興奮が抑えられず、お父さん、お母さんに感想を伝えるのに必死であったことを記憶している。とにかく、タイムマシーンという画期的な発明に心ひかれたのだ。

傑作といえどもこれは1980年代の映画。私の友達で知ってる人というのは皆、「ユニバのやつやろ〜」ぐらいのものだった。まあ仕方ない、自分の親世代に流行った映画だからな〜と思いつつも、私はこの映画が好きで繰り返し何度もみた。(パートワンだけ笑)

高校2年生のときに映画館でリバイバル上映されると聞いて、飛んで行った。このときにどんな感想を抱いたのかはもう思い出せない。とりあえず大好きな映画を映画館でみれるという喜びを、周囲に撒き散らしていたのは覚えている。英語の先生が僕も好きな映画だよと共感してくれたのがとても嬉しかった。

嬉しいことに先日、再び映画館で鑑賞することができた。午前10時の映画祭のおかげである。本当にこの3部作を劇場でみるチャンスを与えてくれてありがとうと、心から思う。

今回映画館の大きいスクリーンでみて思ったのは、自分が歳を重ねてから、過去にみた映画を再び鑑賞すると、また違った感想を抱くのだなということだ。

正直今までは、パートワン以外はあんまり面白くねぇって思っていた。パートワンのドント ニード ローズからデロリアンが自分たちの方に向かってきて、絶妙なタイミングでBack in timeが流れ、エンドロールっていう終わり方が最高だと思っていたからだ。

自分の状況によって、作品の捉え方は大きく変わる。改めてみると3作全て面白れぇぇぇ〜って思った。

パートワンは字幕を気にせず、台詞に注目できた。マーティがバンドオーディションに落ちたときの台詞は、父のジョージが過去に言っていた台詞であるとか、ジョージがダースベイダーのお告げによりロレインを口説く台詞を英語で理解できたり。台詞そのものを理解できるとジョークで笑えるんだなって思った。

パートツーは昔の自分が未来の画期的なアイテムや、こうなるだろうっていう予想にだけ、焦点をあててみてたことがわかった。笑。こんな終わり方だったっけ?って思った。公開された当時にあんな終わり方されたら、パートスリーまで待ち遠しくてたまらんやろうなって思った。

パートスリーは昔みたときは全然好きじゃなかった。西部劇というとっつきにくさがあったのかな?って思ったけど、今回改めてみると、いやめっちゃ面白いし、良いこというてるやんってなった。特にドクの台詞が良い。

It means your future hasn't been written yet. No one's has. Your future is whatever you make it.

デロリアンがデストロイされるエンドはグッドやった。未来は自分で切り開けるから、タイムマシーンなんて必要ないってことなんだな…ってこの歳でこの映画を鑑賞するまで、わからなかった…(遅い、笑)
しかし、デロリアンが木っ端微塵になるシーンは少しジーン…としたがね…

就活も同じだね。未来は白紙。誰にもわからん。だから今やれることを頑張ろうと思いました。

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