なんだか私の中でとんかつブームが来ている。
おとといから　夜→昼→昼　と三日も続けてとんかつを食べている。

あ、でもきょうの昼は、店の外に出ていたメニューを見て、「とんかつだ！」と思ったけれど、結局そのお店で“ランチ人気ランキング”１位のメンチカツを食べたのだった。(“ランチ人気ランキング”表をわざわざ作っているお店は初めてだ)

まあ、今日の分を差し引いても、二日も連続でとんかつを食べたのだ。

いや、ちがう、おとといの夜もよく考えたら「さぼてん」に入ったものの、食べたのは冷しゃぶ定食だった！「さぼてん」に入っておいて、カツを食べずにしゃぶしゃぶを頼むなど！と葛藤する心を押さえつけ、バイトの連勤から解放された勢いにまかせてしゃぶしゃぶを頼み、百円のとろろまで付けてしまったのだった！

なんと。昨日の昼しかまともにとんかつを食べていない。こうなると、もはや昨日「和幸」で食べたとんかつだって、王道のとんかつ定食ではなく、季節限定の、サラダの上に乗ったカツをレモンソースで食べるものだったから、とんかつを食べたとカウントしてよいか不安だ。

しかし、私の中でとんかつブームが巻き起こっていることは間違いない。だって三日も連続でとんかつが売りのお店に行っているんだ。私の体は確実にとんかつを求め、とんかつに吸い寄せられている。昨日は店の前が混んでいたので一度は通りすぎた「和幸」にまあまあの距離を歩いて引き返したほど、とんかつでなければならない気持ちだった。

とんかつブームの到来はまちがいないんだ。ただ、なぜだろう。とんかつの匂いで満足してしまうのか？