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くまのぬくぬく日記⑧

2月10日(土)の日記

【連休のはじまりは残された仕事から】

三連休であるが、特にどこかに出かける用事はない。そしてやらなければいけないことがあるので、あまり休みという感じもしない。
ひとまず今日はお掃除をして、そして美大の課題をやって、夕方から知り合いと夕ご飯を食べる約束があるので、そんなところである。
夫は研修があり、もうすでに家にはいない。
昨日のお仕事の記録(カルテ)の書いてなかったところを、ソファでゴロンとしながらタブレットで記入する。

昨日の仕事中に撮った写真。
花を見ると撮りたくなるのはなんでだろう。
その人のカメラロールを見ると、その人の好きなものがわかると、ある写真家の方が言っていた。
私はお花にそれほど詳しいわけでもないし、大好きか?と言われるとそれほどでもないと思うが、なぜか気づくと撮っている。
私のカメラロールはお花と食べ物と絵と子供とスプラトゥーンで埋め尽くされている。
非常に混沌としていてそして雑然とした世界である。
でもなかなかにいい感じだ。

昨日景気付けに買った甘いもの。
寝た芋...似たような名前の人がいたような

はちみつ紅茶はわたし的にはアリかナシかで言えば次は「ナシ」でした...ね。ふふふふふ。

【連休前の試合を確認する】

金曜夜にスプラトゥーンをやりました。
まあ、定例会というか。
この時間はみいちゃろ組で集まったりする。この日はみいちゃろんとMiguelとゆうゆうさんと夏さんがいらして、夏さんとかわるがわるで入らせてもらう。

これがいつのやつかはわからないがこんな感じ

みいちゃろんから「メモリープレーヤーを見た方がいいです」と言われたので素直に見る。
メモリープレーヤーというのは、自分が遊んだ一戦を残しておける便利な機能で、比較的新しい試合は記録が残っている。私だけの視点ではなく、仲間や敵の視点からも見られるようになっている。
私以外の仲間たちの動きを見て、あらためて...私は私以外の人になんて大変なことをさせているのだろうと思う。
私は以前から思っているのだが、私だけもしかして違うゲームをしているかもしれないってくらい、私の動きはのったりしているのだ。それにひきかえ、まあ、みいちゃろんは若いからいいとして(?)この同級生たち2人に、こんな目を酷使するような大変素早い動きをしてもらっているかと思うと泣けてくる。

泣けてくるのだ。

ましてや、かすみさんのことを思うともう神レベルかなと思う(←バカにしてないです。本気です)
(ツッコミの先手を打っておく)

【連休のはじまりからぶっ壊れる】

いや、私じゃないよ。
私の頭の話ではありません。

洗濯機がね。
見たらパッキンが外れてました。

あら!あらあら!
原因はこの写真を撮る前に判明しました。
夫のグレーのユニクロの半袖シャツの端っこがたぶん蓋を閉めた時に挟まっていて。それがぐるぐるぐるぐるしているうちにパッキンがそれに絡め取られて、それで外れてしまったのだ。
(弁解するようで申し訳ないのですが、洗濯機をまわしたのは夫です)
グレーのシャツはくるくるくるとツイストドーナツみたいになってしまって、くるくるを戻すと背中がびりびりと破けて、布が伸びていた。

ご愁傷様。

グレーのTシャツ。
そして洗濯機。
(洗濯機は今修理依頼をしている)

【娘の話】

「私たちの世界って男の人が女の人を好きになるっていうのが当たり前だって小さい頃から言われてくるわけでしょ。そういうものが一切ない状態の世界線だったら、性別とかまったく気にしないで好きになったりするのかな」と車の移動中に不意に聞かれる。(車内は2人だけ)

また小難しいことを考えているのね、この方は...と思いながら
「もしかしてそうかもしれないけども...例えば動物とかはそういうものを親に教えてもらわないけども、確率としては同性愛と異性愛はどうなんだろうね。あまり同性愛の動物が多い印象は私はないのだけども...データとか論文とか見てないからお母さんは確かなことは言えませんが」と返すと
「そっかー、いやそうなんだけどさぁ」と、ぶつぶつ話していた。
色んなことを疑問に思うのね。

【ご飯食べに行く】

夫が研修から帰ってきたので、お家のことは任せて、お店まで徒歩で行く。ちなみに夕ご飯は夕方に早めに作って家族に食べてもらった。やることはやっておかないと、家をあけるのもしのびない気持ちになる。
お店は駅の近く。店舗は昔雑貨屋さんだったところを改修しているので、外観はなじみがあるのだが、お店自体は最近オープンしたばかりのお店だった。
1番に着いて席で待っていると、今回のご飯会の主催者である、前の職場の後輩が到着。着いて早々に「ここ雑貨屋でしたよねー」と言い出したので、同じこと思ってた!と返事を返す。
彼女は私とほぼ同世代で同じ地元育ちなので、ローカルな昔の話が通じるのだ。
ここにあった雑貨屋さんは女学生に人気だった。みんな誰しもが訪れる聖域みたいな場所で、何十年か後にこんな風にご飯を食べることになるなんて思ってもみなかった。

レモンサワー


もう1人の仲間が到着。
彼女は実はくらしずくというイベントでたまたまお会いしているので、あまり久しぶりという感じもしない。前の職場の同僚だ。

(この記事に出てきます)

レモンサワーのレモンはノンワックスでいいレモンらしい!と後輩が言うので素直にそれを頼む。お酒を飲むつもりはなかったのだが。
レモンは馬路村のものらしい。「なんて読むのか、どこの県だか私はさっぱりで」とのことなので調べる。馬路村ウマジムラと読むらしい。そのまんまやないか。場所は高知だよと後で伝える。

お刺身
ハツ刺し
肉豆腐


料理は品があって、お出汁がきいていて、みんなおいしかった。3人でおいしいおいしいと言いながら話が盛り上がる。
そして、私はみんなで食べる時の写真は、携帯をさっと出してすぐカシッと撮ってすぐしまってしまうので、この写真たちのほとんどのピントがお皿や椅子に合ってしまっていることに、後日LINEで盛大に突っ込まれた。(いや、まさか写真共有してと言われるとは思ってなかったのでね)

様々な話をしたが、3人とも以前は同じ職場だったのと、1人はまだそこで働いているので、必然的に私の前の職場の話になる。

総じての感想としては「あいかわらずだよー」ということらしい。
私が面白がっていじり倒していたケアマネさんも、仲良く関わっていた利用者さんも、みんな変わらなそうである。

私がいてもいなくても世界はまわっていくという感覚は私は強いのだが、ほらやっぱりねと思う。

辞める時に私はその組織のトップの人間に率直な思いを話した。感謝と、自分の無礼と、無念と、そして私が思う組織の課題や問題。

その話をあらためて2人にしていた時に、私はなんとも言えない気持ちになった。

もう3年だ。
noteをはじめた時はまだ前の組織にいたのだ。

この気持ちは簡単にことばにあらわせるようなものではない。もう少し時が経った時に。
私は何かことばにできるのかもしれない。
たぶん必要なのは時間なのだ。
まださらっとしてないんだ。
傷が。
乾いてない。
まだぐじゅっとウエットな状態が残っているから。
乾くまで。
その時まで。
あまり深く考えないことにする。
辞めたことに悔いは全くないのだけども。

それでも少し話せてよかった。
聞いてくれた2人に感謝。

帰りはお家まで送ってもらった。
私のお家に行く前に、後輩の新築のおうちを見せてもらった。
木のいいにおい。
壁も床も天井も木だ。
センスのいい心地よい空間。
タコパしましょと誘われる。
うちの息子が食べ盛りなので食べっぷりを見たいとのこと。
もう1人の方が「じゃあ、私厨房に立つね、おいしいものたくさん作るよ!」と言ってくれる。子供たちの成長をこの人たちは生まれた時から見ている。娘の不登校や通信制の高校進学に関しても背中をあたたかく押される。

良い人たちに恵まれているなと思う。

心がぬくぬくだなぁ。

3人でゲイバーに行くのが次の目標である。
(そんな話で盛り上がった)


本日のぬくぬくはここまで。

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