第4回:持たざる者(カバンレス)

ペンギン村からおはこんばんちは!くまちょです。

今回は、私の中でものすごくライフスタイルに変化が出た出来事を書きたいと思います。

"カバンレス" です。

カバンいらないかも?と思ってこの記事に辿り着かれた方も、ふと興味を持たれた方も是非読んでってください!

なお、女性や営業職の方などの常備すべきものがある方についてはカバンレス化が難しいと承知しており、現在の私の環境だからこそできるという前提のもと、以下に記載させていただきます。

コロナ禍ではありますが、今、私は都心に出社しています。ただ、カバンを持って出社はしていません。手ぶらです笑
このライフスタイルになって約2年経ちます。

●コトの発端…

カバンレスになった理由、それは本を読む習慣をつけるためでした。

本を読むと知見が広がる、ということに25歳になって気づいた私は、通勤中は本を読もうと決意し、カバンに入れて通勤していました。
しかし、人間の習慣はそんな簡単に変わりません。1ヶ月の間、カバンに入った本は一度も読まれず、通勤時はスマホでネットサーフィンか2ちゃんねるかSNS。自分の甘さとスマホ依存症がモロに出ました笑
※別で私がSNS、主にTwitterを辞めた理由も後日書きたいと思います。

追い詰められた私はそこで、考えました。
なぜカバンの中にある本ではなく、ポケットの中にあるスマホを手に取ってしまうのか?
簡単でした…手に取りやすいから。

では、本を手に取りやすくするにはどうしたら…
行き着いた先は、常に手に本を持っとく、でした。
えぇ、二宮金次郎さん状態です。

ただこれだけじゃ、多分しばらくしたらカバンに本を入れて、またスマホを見てしまうと思いました。

そこで私の頭の中で出た1つの案が、

カバン…要らなくね?

普段、会社に持っていくものは、

・社員証
・スマホ
・財布
・イヤホン
・家の鍵

くらいでした。

早速、翌日からカバンレス生活を1週間やってみたところ、しっかり本を読むようになりました。
自分でもびっくりするほど、スマホをいじるより本を読む動作の方が早いので本を読んでいる自分が居ました。

●"本を読む"の副産物→カバンレス

本来の目的としては、本を読む環境を作ることが目的でしたが、結果として"持たざる者"の良さがわかった気づきでした。

人は不便なことが起こった時に常に何か道具を使い、その結果として利便性を求めてきました。
昔の人は、ある場所からある場所へ 多くの物を移動させる必要があり、結果として"カバン"という道具を作ったのだと思います。

出社時はカバンを持つのが当たり前という考えを持った人、そう教えられてきた人、ビジネスマナーなのだと思っている人がいると思います。

しかし本質としては、家から会社に手に持てない多くの物を運ぶ必要があるからカバンを持つ、です。

●"持たざる者"のメリット

1. 本を読む習慣が確立できた
なんといってもまずはこれですね。
人は、一つのことを習慣化するのに66日間 同じ動作をする必要があると言われていますが、同じ動作を簡単にできる環境を作ることが重要だと思います。
私は中学高校時代にギターを弾いていましたが、家のギターはケースに入れず、いつでも手に取って、触れる場所に置いておきました。ケースから出さなければならない、という行為がギター練習を面倒くさがらせ、習慣化できない原因となっているのだと思います。
なので、まずは習慣化させるための環境づくりから考えることが大切。

2. 通勤の疲れが7割減
盛ってないです。本当にそう思いました。
私は電車通勤で、ピーク時は両足が宙に浮くと言われている田園都市線ユーザーですが、座ることはほぼできず、数十分の間、肩に重い物を乗せて立っていなければなりませんでした。
この肩に重い物を乗せている行為がなくなることで疲れがどっと無くなりました。
1番良かったのが、通勤が散歩感覚になったことですね。帰りにふらっと別の駅で降りて飲み屋を探してみたり、活発になりました。
これが1番大きなメリットです。

3. 満員電車の圧迫軽減
これはカバンレスにする人が増えるほど満員電車に隙間ができ、緩和につながります。
カバンレスにすれば、カバンがドアに挟まったり、誰かの邪魔になったり、網棚の上に置いて忘れることもありません。インシデント防止になります。
※出社時の持ち物の詳細は後述しています。

●"持たざる者"の宿命(デメリット)

1.先輩社員からの注意
カバンレスを始めた当初、1人の先輩社員から社会人として良くないと指摘がありました。納得できなかったので、その先輩のカバンの中身を見せてもらうようお願いし、中身を確認したところ、1.5リットルの空のペットボトル1本と手帳、入っていました。
割愛しますが、上記のメリットを説明して納得してもらいました。

その他にこれといってデメリットが思い浮かびません…

●出社時の持ち物 〜カバンレス編〜

今の私の出社時の持ち物、最小限です笑

1.ビジネス書などの本
読むのが遅いので1週間に1冊のペースで読みます。
お勧めされた本は、9割読んでいるので、お勧めなどありましたら、お気軽にコメント欄に記載いただけるとありがたいです。

2.スマホ
ポケットに入れています。最近はnoteでアウトプットがてら読書感想文を始めたのでちょくちょくnote更新に使ってます。
スケジュール管理なども全てスマホで完結してます。

3.社員証
紛失はセキュリティインシデントになるので、カラビナを付けてズボンのベルトループに引っ掛けてからポケットに入れています。

4.財布
財布と言うよりかは、パスケースです。
クレジットカード、免許証、保険証、千円札x4枚をパスケースに収納しています。
キーリングの部分に家の鍵を取り付けています。
薄さ1cm程度なのでポケットに入ります。
買い物は全てクイックペイなので滅多にお札を使うことはないです。
今ではキャッシュレス財布というものもあるのでパスケースが壊れたら切り替える予定です。
※これも記事にしたいなぁ…

5.イヤホン
BOSEのワイヤレスイヤホンを使用しています。
完全なワイヤレスは、一度安いものを使用して気づきましたが、落としやすく使いづらかったので、両サイドのイヤホンが線で繋がっている物です。
使わない時は、首にかけておくだけなのでカバンレスにもってこい!

6.エコバック(黒)
急な買い物や資料の持ち運びはこれを使っています。

●カバンレス第一歩

家から会社に移動する必要がある物がどれだけあるか、リストアップしてみるのはいかがでしょうか?
通勤時がスマホで何かをすることがメインなのであれば、物の移動は最小限に抑えられるのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、スキを押していただけると幸いです。

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