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母親アップデートコミュニティでの1年を振り返って~私のアップデート~

昨年2021年の2月に母親アップデートコミュニティ(HUC)に参加したので、もうすぐ1年。よい機会なので振り返りを書いておきたい。

もともとNewsPicksや、はなまる学習会の高濱先生の講演で、母親アップデートコミュニティ(HUC)の存在は知っていて、気になってはいた。
でも、とにかく毎日育児と仕事だけでも時間が足りなくて、月の会費(980円)を払ってHUCに参加しても、何も活動ができずに無駄になるんじゃないかという恐れがあったので躊躇していた。

そんな私だったが、2021年1月のこと。できないんじゃないか、という不安で一歩を踏み出さないのはもったいないと思ったので、2021年の抱負は「一歩を踏み出す」にした。
一歩踏み出してみてダメだったらやめればいいんだし、失敗したっていいじゃない、と自分に言い聞かせ。
そこで、HUCにも一歩踏み出して入会することに決めた。
この決断をして本当に良かった。

新しい人を受け入れる懐の深さと多様性

2021年2月。この時ちょうどHUC2周年祭が終わったばっかりの頃。HUC内には、すでに熱い絆で結ばれているメンバーたちが多かったと思うが、それでも、「はじめまして」、で入ってきた私に対して、メンバーがとてもあたたかく歓迎してくれた。

「誰も否定しない」というこのコミュニティのルールが浸透しているため、みんなが自然と多様性を受け入れているのだと思う。同調圧力が苦手で空気が読めず、女性グループ(&村社会)で上手に生きられない私でも、驚くほど早くなじむことができた。(しかも、100%オンラインZoomだけのつながりで)

自分の「好き」に正直になれる場所

このコミュニティの活動のメインは、部活動になると思う。入会して一番圧倒されたのはこの部活の数。30以上の本当にバラエティに富んだ部活があって、部長やメンバーもいろいろ。中心メンバーだけが引っ張っているわけではなく、一般のメンバーがそれぞれやりたことを自由にできているのがこのコミュニティの凄いところだなと思った

あと最高なのは、関わり方は自由で個人に任されている点。
 ・部員じゃなくてもイベント参加OK
 ・部員でもイベント不参加OK
 ・ドタキャンOK/ドタ参加OK
 ・カメラオフ、耳だけ参加OK

このルールのおかげで、たいして気負わず、時間があいた時などに気軽にイベントを覗くことができた。今でも気分と時間次第で自由に出入りしているので、もはや、どの部活の部員なのかさえわからない(笑)。
でも、この部活動を通して、自分が好きなもの、興味あるもの、学びたいものに素直になれたし、自分の好きや情熱を共有する仲間との時間は、こんなにも楽しくて豊かなものだったんだと気づくことができた。
それこそ、子どもの頃、学生の頃は、もっと当たり前にあった時間だと思うけれど、気づけば多忙なワーママになってから、さらにコロナ禍も手伝って、こういった時間ってほとんど取れていなかったんだと思う。

Voicyへの挑戦とおすすめ本シェア会の立ち上げ

いろんなイベントに出るうちに、自分が「本が誰よりも好き」だということを自覚するようになり、この多彩で魅力的なHUCメンバーともっと本の話をしたい、と思うようになった
そんな折、HUCのVoicyチャネルでのパーソナリティ応募があり、これもまた「一歩を踏み出す」の年始の決意に従って、一歩踏み出してみた。Voicyでの経験はこちらのnoteにも書いた。

Voicyの開始とほぼ同時に始めたのが「お勧め本シェア会」の開催。夜22時から23時半くらいまで、毎回参加者が自分のおすすめ本を紹介しちゃおう、という、私がやりたいことをそのまま実現した会だ。

誰でも好きにイベント立てて良いとはいえ、入会して間もない私がイベントなんて開催して大丈夫だろうか。結局、参加者ゼロなので中止にします、ってことになったら、死ぬほど恥ずかしい。でも、最低2人参加してくれれば3人でも開催できる、と思って勇気を出して一歩踏み出してみた。

結果、それ以来、月1くらいのペースでお勧め本シェア会の開催が続いている。私の期待以上に、本好きメンバーが参加してくれて、私にとって、毎回最高に幸せな時間が過ごせている。
夏と年明けには、課題図書を決めてみんなで同じ本について語り合う会というのもやった。小説の中の登場人物についてこんなに深く話し合い、感じ合い、共有しあった時間は、開催後1週間たっても続くくらいの感動で私を満たしてくれた。

HUC3周年祭実行委員リーダーに就任

そんなわけで、時々イベント主催したり、気まぐれに参加したり、と、自由気ままにHUCとの関わりあいをしていた私。
ところが、HUC3周年祭実行委員会のミーティングで、なぜか「リーダー」に推薦されてしまった。
これまで、ノーオブリゲーション(義務も責任もなし)の気ままなメンバーだった私なのに、リーダーは重い。仕事が忙しくなると睡眠時間さえ削るほどなので時間的なコミットもできない。
すごく断りたい気持ちがあったけど、もう1人の共同リーダーに、尊敬するれいこさんがなることを条件に引き受けた。
せっかく推薦してくれた方の気持ちに応えようと思ったのと、大きなマーケティングイベントの運営経験は多くあるので、うまくメンバーに仕事を委譲して、全体の進捗を管理することに集中すれば、何とか回していけるんじゃないかと思ったからだ

実際、リーダーとして、開催日に向かった線引きと、定期チェックポイントとしての毎週水曜の定例をセットし、あとは、各チーム(イベント、プロモーション、展示)のリーダーに任せた。

そして、今Peatixで公開になっているが、こんなに素晴らしい3周年祭のイベントを開催できることになった。

リーダーとしてやってきたけど、このイベントは運営委員はじめ、HUCの有志でつくりあげたものだ。私としてのコミットは、忙しくても眠くても、定例だけは参加し続けて、みんなの進捗を見続けて、見届けたことだけ。(あとは展示チームの一員として動画を制作した。こっちの方が時間はたくさん使ったくらい。)
そんな程度の3周年祭リーダーでしたが、オープニングを今回のリーダー2人で務めることになったので、目いっぱい楽しもうと思う。

次の1年に向けて思うこと

コロナ禍で在宅勤務だし、友達とも自由に会えなかった2021年。いつでもZoomでつながっているHUCメンバーとは、本当に様々に刺激的で濃密な楽しい時を過ごすことができた。HUCに所属していることで、声を出して笑った回数がすごく多かったんじゃないかなと思う。
特に、自分が好きなこと、情熱を持っていることを共有できた時間は、心が満たされ、私の人生の幸福度をあげてくれたように思う

2021年の「一歩を踏み出す」の決意は、私にとても多くのものをもたらしてくれた。2022年の抱負は「軸を持つ」こと。今年は、取捨選択をしていきながら、2021年に気づいた自分の好きなこと、伸ばしたいことにより軸足を移していきたいと思っている。HUCでも、何でもかんでも参加するのではなく、自分軸を中心とした関わり合いや、自分なりの貢献ができればと思っている。
最近コーチに言われたのだが、HUCでできて自信になったことを仕事の方でも活かせないか、と。これまでは、仕事で培ったスキルをコミュニティで活かす、の発想だったが、確かに逆もありかもしれない。
というわけで、今後もHUCでは、色々なチャレンジをしつつ、さらに人生の幸福度をじわりじわりとあげていきたいと思う。

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