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【書評】「資本論」について佐藤優先生に聞いてみた

佐藤優さんの「なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか?『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた」を読んだので、
印象にのこったテーマと私の感想を記します。

この本は、産業革命の時代(つまり今から約250年くらい前)のお話ですが、現代にも応用できる思考がたくさんあります!

1.人間が機械の奴隷になる

→ 機械化のために素早く仕事ができるようになると、
  労働時間は短くならない。もちろん今までの時間通りに働くだけ。
  人間が機械を操作しているのか機械が人間を操作しているのか?

いや、本当にそうですよね。古い話ですけど、インターネットができると
24時間対応ができるようになりましたからね。
生産性と幸せは一致しないなあ…。

2.分業が労働者を追い込む

→ 大量生産の実現のため、作業工程を細分化し、マニュアル通りの作業に
  もっぱら従事することで、労働者は自分の受け持つ部品だけを
  ひたすらに製造することとなった。

これも分かる!自分の仕事の必要性、発端はさっぱりわからない。
例えば、私が時間をかけて算出したデータが誰に影響を与え、
具体の行動として世の中に実現されていくのか?
逆に、データがなければ、どのような結果になったのか?

この本は産業革命で生じた社会問題をとりあげていっているわけですが、
現在にも通ずるものがたくさんありました。
ビビッと来た方は、是非読んでみてください。
図書館にもあるかもしれませんね。

がんばろう。ビッグになろう。

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