気がついたら8月ですって！
小学生の時、学研の『学習』を
定期購読してたのですが
夏休みの特別付録みたいなもので
分厚い本が届いたのを覚えています。
読み切りのお話が沢山載っていて
それを読むのが楽しくて。
何度も何度も読んだのを覚えてます。
話は忘れちゃったけど
『消しゴムのカスを練って消しゴムを作ったら
テストで間違っている答えだけが
消えるようになった話』とか
『マンゴーは物凄く美味しいけど汁が沢山出て
服が汚れる』というフレーズとか 
『どうにかしてカレーをお弁当に持っていく話』
とかうっすら覚えてます。
懐かしいなあ(*´艸`*)夏休みの思い出です。

今月良かったのは
ハケンアニメ、平場の月、レジェンドアニメの3冊。レジェンドアニメはハケンアニメのスピンオフで
アニメの話かと思ったらお仕事小説でした。
今月は手元に本が無くなったので再読したり
久しぶりに購入したり、いつもは予約の本を
受け取るだけの公民館で
本を選んでみたりしましたよ。

2023年7月の読書メーター
読んだ本の数：13冊
読んだページ数：4187ページ
ナイス数：620ナイス

https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2023/7

■勿忘草をさがして

【068】【図書館本】あるトラブルに巻き込まれてサッカー部を辞めた高校生航大は、たまたま出会ったガーデニングが趣味の大学生拓海と仲良くなる。植物にまつわる日常の謎系短編集。大きな事件もないし、盛り上がりにもかけるけど全体的に優しい話。穏やかな気持ちで読める。航大の過去のトラブルとその結果の家族との関係をもう少し掘り下げて欲しかった気もするな。シリーズ化されたらまた読みたいかも。
読了日:07月31日 著者:真紀 涼介
https://bookmeter.com/books/20727812

■レジェンドアニメ!

【067】【図書館本】ハケンアニメのスペンオフ。皆さんおすすめの通り、覚えているうちに読めてよかった。ハケンじゃないアニメも良かったけど、太陽くんの話が印象的。あのとき猫を見に来なかった理由が分かった。それにしてもこのシリーズは辻村さんというより有川ひろさんかなと思ってしまう。いやどちらも好きだけど
(笑)お仕事小説読むと、誰にも言ってないけれど
、私も最初の会社を辞めずにキャリアを積みたかったなと思ってしまうなあ。。
読了日:07月29日 著者:辻村深月

■この夏のこともどうせ忘れる (ポプラ文庫ピュアフル)

【066】タイトルに惹かれて購入。どれも主な登場人物は2人で、高校生の夏の話の短編集。キラキラな青春！ではなくザラっとした、重い石が乗ったような話。ハッキリした記述はないけど、BL？百合系？なのもあった。どれも想像でしか補えない部分があり、結末もハッキリしないしオチもない。苦手な分野だけど面白くてグイグイ読んでしまった。
読了日:07月25日 著者:深沢 仁
https://bookmeter.com/books/13974018

■完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)

【065】小説家を監禁し、逮捕された月村の語り
。最初は高校の文芸同好会での青春ものかな？と思ったら不穏な展開に。何がどこまで計算なのか。なんでこうなっちゃったのかなあ。いや、最初から決まってたことだったのかな。。展開が気になり一気に読んでしまった。
読了日:07月24日 著者:川崎 七音
https://bookmeter.com/books/21249461

■平場の月

【064】読友さんおすすめの本。50代の恋愛もの。ああ、沁みる。同年代だから登場人物のあれこれがよく分かる。ウミちゃんとかパートの安西さんとか身近にいそう。ってか私も同じかも。病気の話もお母さんの認知症も全部近いところにある。須藤が『もう会わない』って言った時、なんで気が付かなかったのかなあ。まあでも男性はそういう微妙なところに気づかない人も多そうだけど…。青砥が一番悔やんでるかもしれないな。切ない。
読了日:07月23日 著者:朝倉かすみ
https://bookmeter.com/books/13365292

■クローズドサスペンスヘブン (新潮文庫nex こ 77-1)

【063】全員死んでるクローズドもの。『何者かに殺された』という記憶しかない6人が天国屋敷に集められ、犯人を特定していく特殊設定ミステリー。全員死んでるので、犯人がこの中にいる！と言われてもドキドキしない。色々特殊なルールが明らかになっていく。最初は特殊すぎる
設定に戸惑ったけど、慣れてくると面白かった。探偵役のヒゲオが切れ者じゃなくて庶民的なのも良かったかも。
読了日:07月19日 著者:五条　紀夫
https://bookmeter.com/books/20880520

■ハケンアニメ!
 

【062】【図書館本】映画化されたのは知っていたけど、アニメの話かあ〜と興味なかった本。公民館の図書館で辻村さんだし読んでみるか…と軽い気持ちで借りてきた。思ってたのと違うじゃん！お仕事小説！アニメ界の仕事は未知の世界だったので色々興味深かった。そして王子監督のあれこれかと思ったら、女性監督や、絵描きさんの女性とか、視点の違う話が1つになってまたそれぞれ散っていく。すごく良かった。あー映画も見てみたいなあ。そして登場人物皆の、今後の話も読んでみたい。
読了日:07月18日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/8232250

■私の命はあなたの命より軽い

【061】【図書館本】出産が近い遼子は夫が急な海外出張となり、急遽実家で出産することにする。両親と妹と、仲良し家族だったはずなのにどうも様子が違う。読みやすくてどんどん進むのに常に不穏な空気が漂い、ホラー系か？と一瞬思ったけどそれも違いそう。命の重さを問うテーマなんだけど、あまりに条件が違うというか比べることじゃない気がして、そこはわたし的には響かなかった。最後の数行、前からそうだったのでは？と思ってしまったのは私だけではないはず。。。
読了日:07月16日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/896215

■家族シアター
【再読】【図書館本】文庫で既読だったけど忘れていたので再読。姉の結婚式で中学時代の恋愛や姉への気持ちを思い出す話、ドルオタの弟とバンギャの姉の話、高校生の娘と上手くいかない母親の話、 息子が小学生の頃の担任の先生とタイムカプセルの話、性格が違う小学生姉妹の話、帰国子女の孫と祖父の話、息子を連れて帰省し、祖母の話から自分の過去に思いを馳せる話。ほとんど忘れてた。タイムカプセルの話は別の所でも読んだことあったのを思い出した。この本売らなければ良かったなあ。また少し経ってから読みたい本だった。
読了日:07月15日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/8276343

■退出ゲーム (角川文庫)
【再読】10年前に読んだ本。このシリーズ好きで全部もってるけど続編が出ない·····。連作短編なのだけど、うっすら覚えてる話と全然覚えてない話があった。それにしても吹奏楽で普門館を目指すのがメインのはずなのに楽器吹いてる所がほとんど出てこないんだよなあ（笑）
読了日:07月14日 著者:初野 晴
https://bookmeter.com/books/610938

■傲慢と善良

【060】【図書館本】真実ちゃんを探せ！ストーカーに追われていた真実がある日突然いなくなり、婚約者の架はあちこち捜しまわる。ミステリーなのか？真実は生きてるのか？と思っていたら、ちょっと様子が違う。架が言うほど真実はいい子なのかも謎。後半は真実目線の話。登場人物皆にイライラする。最後だけ綺麗な終わり方だったな。【追記】真実がただのいい子じゃなくて良かったし、最後のキレイな終わり方も読後感良くて良かった。お母さんの毒にただただやられた感じ。傲慢と善良は誰もが持っている。もちろん私も。
読了日:07月11日 著者:辻村深月
https://bookmeter.com/books/13399727

■能面検事の死闘

【059】【図書館本】感情を顔に出さない『能面』不破検事と事務官の惣領は無差別殺人の犯人の担当となる。犯人を擁護する声もチラホラ聞こえる中、ロスト・ルサンチマンなる人物が連続爆破事件を起こす。2人は共犯なのか？残りページが少なくなるのにまだ解決が見えず、とうなるのー？というお約束のパターン。不破検事のピンチもあるがきちんと解決する。でもなー、何かモヤモヤする事件だった。無差別殺人事件の被害者や爆発で指を失った事務員など、怒りの持って行き場がないよね。そういう所がとても生々しくて重く感じた。
読了日:07月09日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21272087

■魔法使いの弟子たち

【058】【図書館本】読友さんのレビューから面白そうだったので。未知の感染症から奇跡的に生き延びた3人には超能力が備わっていた…！あ、パンデミックの話じゃないんだ？本筋は感染症の話なんだけど、ん？ファンタジー寄り？でも先が気になるので厚いけどサクサク読める。意図しない力の行使は不幸だなあ。誰も得しない。そしてそこに収束するのか。超能力の話は置いといてやっぱり未知の感染症は怖い。未だにコロナ怖い気がするものね。
読了日:07月06日 著者:井上 夢人
https://bookmeter.com/books/553987

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