見出し画像

読んだ本まとめ【2024.04】

アップしたと思っていた『3月に読んだ本』が、
下書きフォルダに残っていたよ…( ; ˙꒳​˙ )
なので、今回同時にアップします。

GWは前半は長女と、後半は夫と
それぞれ2人旅に行ってきました。
体力とお金を使い果たし
体重と思い出が増えました(oˆ罒ˆo)

美容院の待ち時間にKindleでダウンロードした
森絵都さんの短編を読みました。
Kindleなので画像なし、通し番号なしです。
今月は『我が友、スミス』と『一〇一教室』が
良かったです。

2024年4月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2275ページ
ナイス数:471ナイス

https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2024/4



■BKBショートショート小説集 電話をしてるふり (ヨシモトブックス)

【035】【図書館本】読友さんのレビューで気になり、検索したら図書館にあったので借りてみた。BKBさんがお笑いの方なのは知ってるけどネタは知らなくてすみません(笑)50本のショートストーリーはハッピーエンド多めで、読みやすかった。これだけあるとさすがに『なにが?』みたいなよく分からないものもあったけど、表題作はとても良かった。ラストにアフターストーリーがあり、これまでの登場人物が何人か出てきたんだけど、多分全部は分からなかったなあ。楽しかった。
読了日:04月24日 著者:バイク川崎バイク
https://bookmeter.com/books/16304145

■准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫)

【034】大好きなシリーズ最新巻。最近は『本物』の話が多かったけど今回はそうじゃない方の話が2つ。2話目はなかなか辛い展開だったな。高槻先生の過去と関係がありそうだったけど、違うらしい。エピローグで語られた先生の祖父は何か知っているのかな。あとどのくらい続くだろうか。ずっと読んでいたいけど(笑)初回限定ショートストーリーが良かった。難波くんやっぱりいい子だなあ。
読了日:04月22日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/21812176



■一○一教室

【033】【図書館本】ずっと読むかどうか迷ってたのを遂に読んだ。表紙の不穏な感じからホラーだったら嫌だなーと思ってたんだけど、ホラーの方がまだマシなのでは?と思うほど嫌な話だった。厚いのにドキドキして読むのを止められず一気に。いつもの似鳥さんのおふざけや楽しい注釈も一切ない。【教育】という閉鎖空間での事件が隠蔽される。しかも親は学園長を崇拝していてお話にならない。犠牲者はいつも子供。宗教と学校と親と、問題が全部詰まった1冊。『あなたのために』はいい言葉じゃない。1人も犠牲になって欲しくなかった。
読了日:04月21日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/11182341

■最後は臼が笑う (Kindle Single)

美容院の待ち時間に読めるくらいの短編。昔から悪い男が好きな桜子。『桜子の男運を変える会』を仲間で作ったが、どうにもならずに諦めて早数年。今までとはレベチのクズに出会ってしまい、変える会のメンバーが集結、天誅を下す!という話。悪い男に弄ばれる桜子だけど、悲壮感はゼロ。全然いい話じゃないし、桜子もどちらかと言うと『お前もな』と思うけど、分かりやすくて、楽しくて、好きな話だった。
読了日:04月20日 著者:森 絵都
https://bookmeter.com/books/12652304

■刑事王子

【032】【図書館本】北欧の某国の王子16歳とベテラン警察官本郷51歳のバディもの。中編集である犯人を追っていく設定は面白い。ラストの感じだと続編もありそう。好きなのは謎の敷島さん。ただ、わたし的には普通だったかなー。ほー、へー、くらいな感じ。グイグイ次が読みたくなるような沸き立つ感じが無かったです。
読了日:04月19日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/21728755

■我が友、スミス

【031】【図書館本】またまたニッチな所をついてくるテーマが面白い。筋トレならまだしもボディビルの大会を目指すとは。そして登場人物の名前がツボ。なんでイニシャルトーク?(笑)O島はオオシマ?T井はテライ?U野はウノ?とか勝手に変換して読んでいた。私はシニアなゆるーいジム(と言っていいのか?)、Cーブスに通っているけど、それでももうちょっとだけ一生懸命やってみようかなと思うくらい、主人公のストイックさに惹かれてしまった。それにしてもボディビルに女性らしさが求められる事実が意外だったなー。
読了日:04月13日 著者:石田 夏穂
https://bookmeter.com/books/19174377



■卒業のための犯罪プラン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

【030】仮想通貨によるポイント制で成り立っている大学の2年生、降町は家庭の事情で残り半年で卒業しなければならなくなる。そのためには膨大な『ポイント』が必要で…という話。ポイントが単位の売買に使えるとか学食での支払いに使えるとか設定が斬新。私が大学生だった〇十年前に『単位が売り買い出来たらいい』って言ってた先輩がいたのを思い出した。勉強ばかりしてる人は単位を売ればバイトしなくていいし、バイトばかりの人はお金で単位を買えばいいって。発想が最先端だったのね(笑)さて、降町は無事に卒業できるのか。
読了日:04月09日 著者:浅瀬 明
https://bookmeter.com/books/21825486

■5人のジュンコ

【029】【図書館本】最近アマプラでドラマを見たので本も読みたくなった。5人のジュンコが出てきて紛らわしい( ´ㅁ` ; )ドラマとはちょっと違っていたのでこちらはこちらで先が気になった。
ジュンコ以外の登場人物も沢山出てくるし、場面の転換も多く誰が何をしたのか整理するのが大変。そしてモヤモヤしたまま終了。誰にも共感できない話だったな。
読了日:04月05日 著者:真梨 幸子
https://bookmeter.com/books/8969266

■復讐は合法的に (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

【028】合法復讐屋のエリスが主役のミステリー。キャラ物なのかな?割と既視感のあるキャラが沢山出てくる。悪くはないけど、斬新さもない。シリーズ化しそうな雰囲気だけど、続けて読みたいかと聞かれるとそうでもないな。つまらなかった訳ではないけど、『どこかで読んだような話』っぽくて残念。あくまで『読んだような』気持ちになるだけなんだけど。
読了日:04月01日 著者:三日市 零
https://bookmeter.com/books/21359848

▼読書メーター
https://bookmeter.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?