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「これ本当に必要?」を疑ってみる【東京サーキュラー生活 #5】

掃除機は自分に必要か

引越当時、掃除機をどうしようか考えていた。今や掃除機もスティックタイプからロボットタイプまでいろんな選択肢があるので迷ってしまう。

特に最近はロボットタイプが人気で、前にも紹介した家電サブスクのレンティオでは、ルンバi2(新品39,800円)が中古だと月額980円のキャンペーンをやっている。しかも最低期間の縛りなし。福島の家では長年ロボット掃除機を使っていてその便利さはよくわかっているので、一瞬いいかも、と思った。

しかし、よくよく考えれば東京の部屋は1DK、35平米で、例え全部雑巾がけしたとしても10分もかからないほどのタイニールームだ。ここにロボットはどう考えてもオーバースペックだろう。

次に、シェアハウスで使っていたスティックタイプの「マキタ」や福島でも使っていた「ダイソン」も考えたが、どちらも結構高い。そして決定的なのは、我が家には長いものをしまっておく物入れがない。なので収納は部屋の隅に立てかけておくしかないのだ。

つまり、スティック掃除機を買ったとすると、美しくもない無粋な道具が常に目に入ってくることになり、小さなストレスが毎日貯まるのは間違いない。掃除機ごときに存在感を持たせて自分のQOLを下げられるのはまっぴら御免である。スティック掃除機は一見小さいから我が家向きかなと思ったのだが、これは落とし穴だった。

そこで発想の転換で、「箒(ほうき)とちり取り」にしてみようと思った。うちは居室である和室がベランダに向いていて全面サッシなのだ。箒であればちょっとしたゴミならサッシからベランダに掃いてしまえばいい。

ということで、アマゾンで箒を注文。1036円也。お財布に優しい優れものだ。

使ってみたら大正解で、めちゃ楽、というか、うちの広さに合っている。短いので、和室の物入れにちゃんと入る。なんなら物入れの扉の裏にだって引っかけられる。

箒とクイックルワイパーでエコ掃除

そして、我らがクイックルワイパーである。ダイニングキッチン(クッションフロア)にはこれが最適。浴室やトイレもいける。そして実はこれ、畳もいける。

ということで、まず箒とちり取りで全体のごみを集めてから、クイックルワイパーで畳→フロア→浴室→トイレの順に使っていき、最後は玄関を拭き上げ、ワイパーからシートを取り外して捨てる前に隅っこをさらに一拭き、という電気を使わない掃除ルーティンが完成した。時間にして5〜6分。朝起きて、布団を上げたらすぐにやることにしている。

ちなみにクイックルワイパーの収納は、洗濯機にマグネットフックをつけて立てかけ式にしている。「引っかけて床から浮かす」収納は、表面積の狭い部屋では非常に有効なのだ。

マグネット収納で洗濯機横に収まり、限りなく存在感を消したクイックルワイパー

掃除といえば掃除機、と思い込んでいたけど、狭い場所ならなくても全然いける。お金かからないし、エコだし。これは自分を褒めたい発見だった。

でもまあ、掃除機が登場する以前の昔の日本人はこれを当たり前にやっていたわけだしね。

ボディソープは本当に必要か

「昔の人の当たり前」で言えば、ボディソープ問題である。ボディソープを買おうと思ってスーパーに行ったら、なんだかやたら高いのだ。目立つところに置いてあったのは「ふわふわもこもこ泡」を謳っている商品で、1,000円近くするのだ。別に「ふわふわもこもこ」は求めていないので他も探したが、似たり寄ったりで、とにかく高いのだ。

そこでふと目に入ったのがこれ。

石けんはボディソープと違って余計な成分が入っていないのが良い。

そう、昔懐かしい牛乳石けんである。3個で330円。これよ、これこれ。これで十分なのだ。身体を洗うのに、ふわふわもこもこ泡など要らんのよ私は。

ということで、お風呂場で身体洗い用に、そして洗面所で手を洗う用に各1個使った。3個入りだからそれでも1個余る。いいねえ。

もう、ボディーソープもハンドソープも買う必要がない。もちろん、詰め替えも買う必要がない(詰め替えが案外高い)。これからも牛乳石けん派で行きます。

自分に何が必要なのかをフラットに考えてみる

掃除のためには掃除機が必要。身体を洗うのにはボディソープが必要。

確かに、必要なこともある。例えば広い家なら掃除機はマストだし、赤ちゃんのいる家ならボディソープが楽だろう。

逆に言えば、全員に必要ということでもない。大事なのは「自分にとって」それが本当に必要かを考えてみることで、もしかしたら「必要だと思い込まされていないか」を疑ってみることだと思う。


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