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賃貸でもOK「壁掛けホワイトボード」で家を研究室にしてみた



いよいよ始まる研究生活

先週、入学式とオリエンテーションが行われ、いよいよ今週から大学院の授業が始まる。修論が終わってから卒業式や引越などもありサボりにサボっていただのだが、そろそろ博士課程の学生として腰を据えて研究を進めていかなければならない。小休止のつもりがはや3ヶ月。もはや待ったなし、まき直しに迫られている。

修士の時には市ヶ谷にある大学院の自習室を自分の研究室代わりにしていたのだが、博士では大学院は仙台なので、拠点である東京の自室でもろもろ進めなければならない。

ホワイトボードの不思議な効果

ということで、壁掛けホワイトボードを買うことにした。本棚よりも、プリンターよりも、私にとってはホワイトボードの優先順位が高いのだ。

なぜならホワイトボードは考えの整理をするのにものすごく有効だから。

立ち上がって、自問自答しながら、まるで誰かに説明するように書いていくと不思議と考えがまとまる。紙に書くのもいいのだが、ホワイトボードには及ばない。マーカーだとすぐに消せるので修正するのが簡単だし、立って書く、というのが案外いいのかもしれない。

賃貸の部屋に最適のホワイトボードは?

早速アマゾンでホワイトボードを探す。ホワイトボードには自立式と壁掛け式があるが、自宅で使うには場所を取らない壁掛けの一択。

問題はどうやって壁にかけるかだけど、賃貸の壁でも傷がつかないピンがあるというので、それを使うことにした。

次は大きさ。横120×縦90センチが一般的な大きさで、本来ならそれくらい欲しいのだが、自宅で壁掛けとなると90×60が無難そうだ。ホワイトボードは案外重いので、壁に掛ける場合荷重の問題がある。材質もいろいろあるので、一番軽いものを探した。

結果、大きさ90×60、重さ約2キロのものにした。マーカーとイレイサーもついて3,630円のお手頃価格。オフィス専門メーカーのPLUS製というのも安心。

留め具は荷重7キロに耐える壁に穴をあけないタイプのピンを購入。こちらは362円で、注文したら当日届いた。

このピン、かなりの優れもので、ハンマーがなくても、何か固いものでトントンと打ち付ければ簡単に壁につけられる。大きな穴も空かないので、退去時の原状回復も問題なし。

壁を叩いてみてトントンと音がすれば裏は石膏ボードなのでOK。重い音だとコンクリートの可能性があるのでつけられない。

ということで、設置完了。こんな感じになりました。

部屋の中に研究空間が出現

満足しているけど、書くスペースがやはり小さめで、120センチでも行けたかもしれない。でも、書き終わったらスマホで写真を撮り、すべて消してまた新たに書く、という運用法でカバーすることにした。

研究仲間とディスカッションも楽し

日曜日。研究仲間のOさんが次回の論文発表の研究計画の相談に来たので、さっそくこれを使ってディスカッション、構成からスケジュールまでを一緒に考えた。なかなかいい感じ。ほんと、買って良かった。

真面目な議論のあとは、お約束のワインタイム。

冷蔵庫のストックで簡単なサラダとチーズ、ワインはリースリング。

最後はヘルシオのお任せモードで野菜たっぷりヘルシー焼きそばを。焼きそばと野菜と肉(豚バラ肉)を天板に載せれば、スチームと豚の脂で、油を使わなくても焼きそばが仕上がるのだ。

合羽橋のセールで買った柳宗理のトングが活躍

ホワイトボードで研究室、ヘルシオでワインバルが実現。便利ツールの導入で、自宅の多目的化はまだまだ続く。



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